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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20742

知事定例記者会見(平成26年5月29日)概要

知事発言へ質疑応答へお問い合わせ先へ

日時

平成26年5月29日(木曜日)10時30分~11時3分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成26年5月29日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 振り込め詐欺について
  2. 千葉県ユニセフ・キャラバン・キャンペーンについて
  3. ちばが旬!販売促進月間について
  4. 千葉県企業誘致セミナー2014について
  5. この時期にお勧めの耳より情報について

知事発言

振り込め詐欺について

知事

おはようございます。
はじめに、いまだ被害が後を絶たない「振り込め詐欺」について、お話をいたします。
県内では、今年4月末までに、365件、約12億2,000万円の被害が発生しており、前年の同じ時期に比べ、発生件数、被害額ともに大幅に増加しています。

振り込め詐欺の被害を防止するためには、まずは、一人ひとりが「自分の身は自分で守る」という防犯意識を持っていただくことが何よりも大切でございます。それと同時に、被害者の約9割は高齢者でございます。日頃からその家族も一緒になって、被害に遭わないように取り組むことが大事でございます。

そこで、今年は、高齢者のみならず、その家族に向けても、だましの手口や、被害を防ぐためのポイントを盛り込んだ、新たな広報・啓発用のテレビ・ラジオCMを作成いたします。このCMには、私も出演して県民の皆さんへ呼びかけを行いたいと思っております。テレビ・ラジオをはじめ、県民の皆さんが通勤・通学時に利用するバスの車内放送など、様々な機会を通じて、活用してまいります。もちろん、現在行っているチラシの手渡しや金融機関による声かけなども、継続してまいります。

いずれにいたしましても、今後とも県警や関係機関と連携し、様々な形で広報強化を図ってまいります。

高齢者の皆さんは、お子さんやお孫さんがお金に困っていれば、「何とかしてあげたい」、そういう思いから振り込め詐欺の被害を受けてしまっております。そうならば、今度は、家族の皆さんが、自分の両親、おじいさん、おばあさんを「絶対に被害に遭わせない。自分達が守る」という強い信念を持っていただきたい。そのためには、日頃から、家族間のコミュニケーションをとり、絆を深めておくことが大切でございます。合言葉を決めておくことも、大変有効でございます。

まずは、家族間で振り込め詐欺について話し合ってみましょう。家族の絆で振り込め詐欺を撲滅していきましょう。

千葉県ユニセフ・キャラバン・キャンペーンについて

知事

次に、ユニセフ・キャラバンのお話でございます。
本日より2日間、公益財団法人日本ユニセフ協会による「千葉県ユニセフ・キャラバン・キャンペーン」が実施されます。ユニセフは、世界の子どもたちの命と健康を守るために活動する国際連合の機関でございます。このキャンペーンは、世界の子どもたちが置かれている状況やユニセフの活動への理解を深めていただくため、毎年、全国各地の学校を訪問し、出前授業を開催するものでございます。

今回の訪問では、教職員が参加するユニセフ研修会や、銚子市の春日小学校と銚子中学校での出前授業が実施されます。出前授業では、開発途上国の子どもたちの現状を伝えるビデオの上映や、ネパールの子どもが水汲みに使っている「水がめ」を運ぶなどの体験学習などが予定されております。また、この後、11時30分から私と日本ユニセフ協会とのメッセージ交換を行います。

このキャンペーンを通して、児童・生徒や教職員が、貧困や病気などに苦しむ世界の子どもたちの現状と、ユニセフの活動への理解を深めることを期待しています。ユニセフの活動は、誠に意義深いことであり私も最大限の協力をしたいと思っております。

ちばが旬!販売促進月間について

知事

次に、「ちばが旬!販売促進月間」について、お話しいたします。
本県は、全国有数の農林水産県であり、6月には、トウモロコシ、エダマメなどの夏野菜やスイカ、ビワなどの果物の出荷に加え、イワシやスズキなどの水揚げが最盛期を迎えます。そこで、皆様に、千葉のおいしい旬のものを、たくさん召し上がっていただきたく、県では、6月を「ちばが旬!販売促進月間」として、キャンペーンを集中的に展開いたします。

キャンペーンの主な内容をご紹介いたします。
まず、来月15日の「県民の日」を中心に、県内の百貨店や量販店など83店舗で、旬の農水産物を販売する、「千葉県フェア」が開催されます。また、首都圏では、県産の農産物等の売り込みを、100を超える店舗で展開いたします。今年のフェアは、生産者が直接、店舗に出向いて、千葉の野菜の魅力を消費者の皆さんに発信いたします。

次に、江戸時代から260年の歴史をもつ、本県産のビワは、明治42年に皇室への献上が始まり、今年で100回目を迎えます。旬を迎えるこの時期、県内の量販店で試食・販売等を実施します。この機会にぜひ、甘くてみずみずしい房州びわを味わってください。

さらに、浦安市のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのほか、都内の京王プラザホテル八王子で、6月の1か月間、バラエティ豊かな、千葉自慢の食材で創作したメニューを提供いたします。

このほか、「勝浦港カツオまつり」や、「富里市すいかまつり」など、県内各地で、旬の味覚が味わえる様々なイベントが開催されます。

是非、多くの皆様にお越しいただき、「食の宝庫」千葉のファンになっていただきたいと思います。

千葉県企業誘致セミナー2014について

知事

次に、企業誘致の取り組みについてお話しいたします。
千葉県へ、多くの企業を誘致するため、「企業誘致セミナー」を7月10日に東京で開催し、「トップセールス」を行ってまいります。

現在、千葉県では、アクアラインの料金引き下げの継続に加え、圏央道の整備進展や成田空港の機能拡充などが進んでおります。特に、アクアラインが圏央道と一体となることにより、日本の表玄関である成田と羽田の両空港へのアクセスが飛躍的に向上し、企業誘致の絶好のチャンスを迎えております。さらにこの機会を活かすため、幅広い企業立地へ対応できるように補助金制度も見直したところでございます。

セミナーでは、このような本県が持つ全国屈指のポテンシャルについて、私が講演してまいりますこのほか、トークセッションには、かずさアカデミアパークに立地された「荏原実業株式会社」や、成田市・君津市に立地された「株式会社美山」などからパネリストをお迎えし、「立地の決め手」や「千葉の魅力」などを語っていただく予定でございます。

本日より、東京会場の参加企業の募集を開始しますので、多くの企業の参加をお待ちしております。なお、東京に続き、9月には大阪においてもセミナーを開催する予定でございます。

企業誘致を推進することは、雇用の場の創出や地元企業との取引拡大など本県経済の活性化に大きく寄与いたします。昨年も定員を超える応募があった当セミナーで、私が自ら本県の魅力をアピールし、「オール千葉」で企業誘致を推進していることを、企業に対してPRしてまいります。

この時期にお勧めの耳より情報について

知事

最後は、「この時期にお勧めの耳より情報」でございます。
香取市の水郷佐原水生植物園では、艶やかな姿のあやめが見頃を迎えており、明後日、31日から来月29日まで、「あやめ祭り」が開催されます。期間中はサッパ船と呼ばれる小舟で園内の花めぐりをお楽しみいただけるほか、週末には「嫁入り舟」や「佐原囃子の演奏と手踊り」などの催し物も行われます。

また、「海のミルク」といわれる磯ガキが名物の旭市では、6月1日から8月15日まで、「磯ガキ祭り」が開催されます。期間中、飯岡宿泊組合の対象施設では、夕食に生ガキと焼きガキが1つずつ付くお得な宿泊プランをご用意しているほか、昼食に磯ガキのコース料理も召し上がれます。

この機会に、優美に咲き誇る色とりどりの花と、旬の海の幸をご堪能ください。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

おはようございます。よろしくお願いします。東京オリンピックについてお伺いしたいんですが、県の基本方針の案を出して、今日から意見募集を始めていると思うんですけれども、成田空港の拡充も含め、いろいろ盛り込んでいらっしゃいますが、改めてどういうものにしていきたいのかというお考えを教えてください。

知事

まず、チーム千葉で、これは一丸となってやらなければいけないということがベースになっております。ですから、これは両大会の成功に向けて、しっかりとその辺の連携を重ね、そして7月ごろ基礎的なものをつくりたいと思っているところでございます。

前にもお話ししましたけれども、私がちょうど中学3年生のころでした。東京オリンピックでございます。あのとき首都高速ができ、新幹線ができ、その大きな原動力、これを享受しているのが私たち世代でございます。ですから、今度は私たち世代が次世代への、これから一層の飛躍になる原動力をつくっていかなければならないと、そういう気持ちでいます。そういうところから今回の基本方針をつくっていく所存でございます。

記者

おはようございます。国政の関係ですけれども、県内にも国会議員を抱える日本維新の会の分裂の動きについて、国会議員経験もある政治家として、知事としましてはどのようにごらんになっていますでしょうか。

知事

政治家というのはみんな、政治の道に入ったら、これだけはやりたいというものが必ずあるものでございます。また、それをやるために頑張るんだと思うんです。私は石原先生が都知事をやめて国に戻ったのは、確かに自主憲法を制定するんだという強い思いから戻ったと聞いております。ですから、今回、その中において意見が合わなくなったならば、これだけは譲れないというものに対して意見が合わないならば、これは袂を分かつことも、私は当たり前だと、そのように感じております。

でも私、大先輩に恐縮ですが、年齢的なものも考えて、やっぱりこの1年半というのは、ちょっと寄り道したのかなと。あの石原節というのは重いですよ。ですから、ここでスカッとしたわけですから、また、都知事時代のあの雄姿を見たいなと、そう思います。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。先日、認知症の高齢者の問題で、埼玉県のほうで調査をされまして、認知症などで身元がわからずに長年介護施設に保護されている方が2人ほどいらっしゃった。そのうち1人は、もう18年もそういう状況だったということなんですけれども、千葉県のほうでは、担当に聞いたところ、今のところそういうデータはないようなんですが、今後、こういう調査というのはやっていかれるお考えはありますでしょうか。

知事

記者さん、言っているように、本当に私ども、認知症のそういうニュースを見ると、大変だなと思うと同時に、自分だっていつなるかわからないわけですから、これはしっかりと取り組んでいかなきゃいけないと、そう思っているのが私の基本でございます。

今、お尋ねになったように、調査はどうなっているんだと言っておりますけれども、実はこれから、しっかり早い時期に調査を行いたいと思います。市町村の状況を把握して、また情報を共有して、少しでもこういう寂しい思いがなくなるように、できる限り支援してまいりたいなと。ですから、我が県は、認知症コーディネーターを県独自に養成するというのもその一環でございます。

記者

重ねての質問ですけれども、市町村との認知症の関係での情報共有というお話も、今ありましたけれども、他の都道府県とも情報共有とかというのが大事になってくると思うんですが、そういう点で、協力を呼びかけていかれたりとか、そういうお考えはありますでしょうか。

知事

そうですね、これは我が県だけの問題じゃなくて日本全国の問題ですし、将来は、もっとお国がリーダーシップを図るべきかなと思います。我が千葉県におきましては、とりあえずは市町村の現状を把握し共有したいと思っていますし、また、将来において、例えば関東知事会とかそういうところで、こういうことを提議してもいいのではないかなという、そういう気持ちは持っております。

記者

おはようございます。2点ほど伺いたいんですけれども、1点目は、企業誘致セミナーの件で伺いたいのですが、知事のお考えというか、千葉県の方針ということで結構ですけれども、何か業種を絞って、誘致する企業の業種、例えば今、物流の会社が千葉県にたくさん進出しているというお話があろうかと思うんですけれども、何か業種を絞って企業誘致をするというお考えとか、業種じゃなくても、企業誘致の考え方というか戦略というか、こういったところを狙って企業に来てもらうというようなお考えをお聞かせいただきたいんですけれども。

知事

まず、門戸は大きく開いております。それと同時に、私たちの出した条件において、どういう業種の方がまず触手を動かすかなということも、今、研究しているところでございます。そのためには、道路事情も含めて、圏央道も含め、それから環境も含め、まず舞台をしっかりつくらなきゃいけないというのが基本的な考えでございます。

そして、今、実際に企業誘致等いろんなところから話は来ておりますが、はっきり言って、私どもの実際の条件といいますか、ご支援できるところ、また、向こうが支援してほしいと思うところ、その辺のすり合わせもありますし、そういう意味では、県としては率直に、こちらの材料を出して、それでどの業種でなきゃだめだ、あの業種じゃなきゃだめだというのは、特に持ち合わせていないところでございます。

記者

別件ですけれども、プレミアム商品券について伺いたいのですが、これも基礎自治体の話なんですけれども、市町村がその地域だけで使える商品券というものを発行して、地域経済の活性化につなげましょうということをやっていらっしゃるかと思うんですけれども、これはもちろん基礎自治体のマターなんで、あまり県がということではないとは思うのですが、知事ご自身、地域振興券というか、地域の商品券というものの効果というものをどう見ていらっしゃるのか。つまり、出したところでそんなに意味はないんじゃないかというご意見もある一方で、いやいや、やっぱり地方では、地域だけで使える商品券を出すと地域経済の活性化になるという考え方もあって、その辺、知事は消費増税後の景気の動向をごらんになって、実際、商品券というのは意味があるのかどうなのかというところを、ご意見を賜りたいと思います。

知事

記者さんの意見も聞きたいところですけどね。私、基本的に、例えば地域でやったことが県全体に大きな影響を及ぼすというんでしたら、これはまた別ですが、地元の人たち、例えば商工会議所、経済団体の人たちが、この地域ではこういうことをやったらどうか、ああいうことをやったらどうかという、そういうアイデアはいいんではないかなと思います。その中で、これは必ず吉と出るということもないかもしれません。でも、今度は、その結果においてまたどうするかと考えて、また新しいアイデアが出ると。そういうふうになっていけばいいんではないかなと思います。基本的にはそういう考えでございます。

記者

さっき出た話の確認なんですけれども、石原慎太郎さんの関係のところで、この1年半は寄り道ではないかと思ったというのと、石原節ということとなんですけれども、聞き取り損ねもあったんですが、知事のおっしゃった趣旨としては、この1年半は、石原節みたいなものが鳴りを潜めていたというか、余り聞かれなかったみたいな印象があるという理解でよろしいでしょうか。

知事

そうですね、やっぱり石原さんというのは都知事時代から、僕なんかは首をかしげるときもありましたよ、ありましたけど、でも、あの方は自分の意見をばあっと言って、それでどうなんだというタイプでございました。ですから、私は、寄り道という表現を使いましたが、何かこの1年半、石原節が鳴りを潜めていて、例えばご自分のご意見を言ったときに、総会のときでも、嫌だったら出ていけとか、そういうのを大後輩に言われる、僕はああいう姿って想像もできなかったし、大変残念だったところでもあるんです。ですから、今回は、自分の意思を通して、まさしく都知事時代の雄姿が見れるのかなと、そのような意味を込めて言ったんでございます。

記者

歯切れのいい物言いみたいなものが石原流みたいというか、そういうご意見ですか。

知事

そうですね。それが石原先生のいいところだと思うんですよ。ですから、それが国会に戻ったらすっと鳴りを潜めちゃって、後輩に「嫌だったら出ていけ」と言われたら、前の石原先生だったら、「ふざけるな。そんなことを言うおまえが出ていけ」と言うかと思ったら静かにしている。あれを見て驚いちゃったんですけどね。そういう意味では政治家として、もちろんいろんな意見はあります。でも、政治家として見た場合、自分の思いを貫き通すんだというんだったら、石原さんらしく、都知事時代の雄姿を見たいなと。そういう感じでございます。

記者

最後に1点だけですが、知事としては、石原さんの都知事時代のスタイルというか、政治家としてのあり方とかについて、改めてどのように見ていらっしゃるかというのをちょっとお願いしていいですか。

知事

知事というのはいろいろいるわけで、最後は、よくても悪くても、何かやるときには、都知事が言うからその辺もう少し考えようやとか、重しになっていたことも事実です。でも、だからと言って、人の意見を無視するタイプでもなかったし、私なんか、もちろん反対のときは反対と言っておりましたし、でもやっぱりあれだけのキャリアのある人ですから、私たち、一目置いていたことは確かでございます。

記者

おはようございます。今の質問に関連してなんですけれども、知事とも大変親しい石原さんが、新党を立ち上げるような意向も示していますけれども、その新党については、どのようにお考えでしょうか。

知事

それはやっぱり石原さんの都知事時代の話とか、そういうところから来れば、まさしく一番初めにそっちに行くべきだったと、私は思っていますけれどもね。年齢的なものもございます。やっぱり政治家として、自分の思いをしっかりやってもらったらいいんではないかなと、そう思います。私は、今、地方でございますから、国会議員と違いますので。

記者

東京オリンピックについてなんですけれども、先日の市町村長会議で移動交番について、今、都知事といろいろ話し合っているということなんですけれども、都のほうから事務方の職員が視察に来るようなお話もされていましたけれども、そのあたりについて、ちょっと詳しく教えてもらいたいんですけれども。

知事

実は、舛添さんと話して、このオリンピックで、私は地方、千葉県であるけれども、千葉県に何をしてくれ、何をくれ、こうだのああだのと、そんなせせこましいことを言うような千葉県じゃないと。まさしくオリンピックというのはもちろん東京でやるし、しかし、日本国の威信をかけたイベントであると。そういうことにおいて、まず千葉県が何をしてくれじゃなくて、まず千葉県ができること、例えば小さいことかもしれないけれども、そういうことをどんどん提供していこうじゃないかと。そして、俺たちの世代、頑張ろうというような話の中から、ではどういうことができるんだろうと。

そうしたら、安心・安全、治安、これは大きなおもてなしの一つだと。そういう話になったときに、実はうちは移動交番もあるし、それから、今、コンビニ防犯ボックス、第二の交番ということで、千葉と市川で社会実験をやっているところだと。これも成果があったら、私は全県に配備したい、そう思っていると。しかし、オリンピックとなったら、いろんなイベントがあるわけだから、移動交番というのは、非常に僕は、便利なんじゃないかと。舛添さんは、今度はそこに通訳を入れてやるとか、そういうことをやって、イベントごとに交番も移動していったら、これは大きなおもてなしの一つになるんではないかなと話しました。

そしたら、舛添さんは、「これはおもしろいね」と。だから、俺の話だけじゃなくて、一回、見に来てよと。視察に来てくれよと。そうしたら、「おお、いいね」と。その中で、彼が言ったのは、実はオリンピック、言うなれば、運動だとかそれだけじゃなくて、芸術のそういう趣も置きたいんだと。だから、例えば横浜だとか、東京もそうだし、千葉県もそうでしょうと。美術館があるじゃないかと。それをリレーできるチケットを出したらどうなんだというから、「おお、いいじゃないですか」と。それをやったら、みんなで横浜へ行った、今度は千葉県に行こう、どこに行こうという、そういう楽しみも増える。これは大変いいことだということになって、では、千葉県にはということを言いましたら、千葉県の美術館もあるけれども、実は千葉市の美術館も興味を持っていると。いいんだと。千葉県であるならば、県であろうが市であろうが、どこでもいいと。あなたが、ここは世界に見せたいと思うようなところに視察に来てくれというような話で、視察に行こうという話になって、では事務方から連絡させますということで、私が、うちのほうの事務方に、もし、こういう連絡があったら、それを受けて、整理整頓をしてくれと。こう言ったんでございます。そうしたら、先日、向こうの事務方のほうから、都知事からこういう話があって、これを実現するように相整えたいと、そのように言ってきたと聞いております。

記者

今のお話の中で、美術館のリレーチケットというお話が出てきたと思うんですけれども、これについては、具体的に実現性というか、知事はどのようにお考えでしょうか。

知事

だから、外国の方が来て、一つの美術館だけじゃなくて、これを持っていけば、こちらの美術館も見れる、あの美術館も見れるといったら、非常に広がりますよね。オリンピックで、その競技だけじゃなくて、そういう文化・芸術の面に対しても、日本のいいところを見せられるんじゃないかなと、そう思います。

それと同時に、そういう方々が1人でも多く千葉県に来てもらえるなら、また千葉の知名度も上がるだろうし、千葉のいいところも見ていただけるのかなと、そのように思っています。

記者

ありがとうございました。

記者

先日、高円宮典子様がご婚約を発表されまして、知事から既にコメントをいただいているんですけれども、知事は一度お会いしたこともあるということですので、当時の思い出の話とかもあれば、それも含めて、もう一度改めてコメントをいただければと思います。

知事

女王殿下というのは、本当にやっぱり品もあるし、聡明な感じを受けました。やっぱりきれいでした。私も、こういう方はどういう方とご結婚なさるのかなとか、そんなミーチャンハーチャン的な興味も持ったところでございます。でも、私がお会いしたのは関東東海花の展覧会でございました。この報道を受けたとき、ああ、よかったなと、そう強く思いまして、心から祝福をさせていただきます。

記者

よろしくお願いします。先日、知事も視察に行かれた袖ケ浦の虐待に関連することなんですけれども、現在、第三者委員会のほうで、県の監査のあり方も含めて調査が進んでいると思います。この問題が発覚したときの、当時の健康福祉部長が、民間企業のほうに再就職されると伺っております。この調査が進んでいるさなかで、結果が出る前の再就職、いわゆる天下りと言われるものですが、ご遺族を含めて県民の方に受け入れられると、知事はお考えでしょうか、どうでしょうか。

知事

この前部長は定年退職まで本当に一生懸命、取り組んでいただきました。この問題につきましては、4月からも現体制で全力を挙げて取り組んでいるところでございます。定年後、職員としての経験をどのように生かすかというのは、本人の考えと企業からの求人情報を紹介した結果として、今後、再就職する予定があると聞いております。

いずれにいたしましても、現体制で全力を挙げて、これはやっておりますし、これからもしっかりとやってまいりたいと、そのように思っているところでございます。

記者

よろしくお願いします。千葉県がんセンターの腹腔鏡下手術の件ですけれども、5月中に第三者委員会を立ち上げるというお話でしたが、担当部局によると、人選の問題などでちょっとおくれているというお話をお聞きしています。今後のスケジュールなど、知事のこの問題に対する思いというのを改めて聞かせていただいてよろしいでしょうか。

知事

外部有識者の人選が進んでいるところでありますが、まだ何人かの方には内諾を得ていないところもあることもまた事実でございます。でもしかし、これははっきり決まり次第、一日も早く第三者検証委員会を立ち上げたいと思っております。

内容についてのお問い合わせ先

  • 振り込め詐欺について
    →環境生活部生活安全課【電話】043-223-2259
  • 千葉県ユニセフ・キャラバン・キャンペーンについて
    →教育庁教育振興部指導課【電話】043-223-4053
  • ちばが旬!販売促進月間について
    →農林水産部流通販売課【電話】043-223-2959
    →農林水産部水産局水産課【電話】043-223-3030
  • 千葉県企業誘致セミナー2014について
    →商工労働部企業立地課【電話】043-223-2423
  • この時期にお勧めの耳より情報について
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2412

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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