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更新日:令和6(2024)年4月1日

ページ番号:20732

知事定例記者会見(平成26年2月13日)概要

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日時

平成26年2月13日(木曜日)10時30分~10時49分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画

平成26年2月13日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 「ちばアクアラインマラソン2014」について
  2. 防災支援ネットワーク基本計画の策定について
  3. タイ王国での千葉県PRについて

知事発言

 「ちばアクアラインマラソン2014」について

知事

おはようございます。
はじめに、本年10月19日の日曜日に開催する「ちばアクアラインマラソン2014」について、お話しをいたします。今週10日に開催した「ちばアクアラインマラソン実行委員会」において、「参加申込みの方法」や、「招待選手」、「PR大使」を決定しましたので、ご報告いたします。

まず、「参加申込」でございますが、申込開始は、4月4日、金曜日からでございます。締切りは、インターネットとモバイルサイトによる申込が、4月19日まで。専用振替用紙による申込が、4月11日の消印までとなっております。申込みの数が定員を超えた場合には、抽選により5月20日以降に当選者を発表する予定でございます。

次に、「招待選手」でございますが、フルマラソンには、ロンドン・パラリンピックのマラソン・視覚障害の部で第4位に入った県立千葉盲学校教諭の岡村正広選手、ハーフマラソンにおきましては、前回大会で優勝した川内優輝選手に、出場していただきます。川内選手からは、「海の上から天空に駆け上がる爽快な気分を満喫し、笑顔でフィニッシュしたい」とのメッセージをいただいております。

また、大会を盛り上げるPR大使には、前回大会に引き続き、スポーツ・コメンテーターの千葉真子さんに就任していただきました。なお、招待選手、PR大使については、今後も決まり次第、順次発表してまいります。

いよいよ、4月4日からエントリー開始となります。今回は、フルマラソンに加え、多くの皆様からご要望をいただいておりましたハーフマラソンも実施いたします。より多くの方々に、空と海を駆け抜ける爽快なマラソンを楽しんでいただきたいと考えております。たくさんのご応募をお待ちしております。

 防災支援ネットワーク基本計画の策定について

知事

次に、「防災支援ネットワーク基本計画」についてお話しいたします。
県では、首都直下地震等大規模な地震により、県内で広域かつ甚大な被害が発生した場合を想定して、県外からの救援部隊や救援物資、ボランティアなどを円滑に受け入れ、柔軟かつ迅速に被災地を支援するため、「防災支援ネットワーク基本計画」を策定いたしました。

この計画の特徴ですが、一つ目は、県内に7つの支援ゾーンを設定し、その支援ゾーンごとに、自衛隊等県外からの救援部隊の集結拠点を複数指定することにより、どこで災害が発生しても県外からの支援が効果的に受けられるようにしました。
2つ目は、多数の重症者が発生し、県内に設置している19箇所の災害拠点病院等が対応しきれない場合に備え、ドクターヘリを効果的に活用することとし、ヘリの駐機スペースも十分である日本医科大学千葉北総病院を航空搬送拠点とすることにより、広域的な医療救護体制の構築を図りました。
3つ目は、県外からの救援物資の集配を行う拠点として、民間営業倉庫を活用することとし、併せて、幕張メッセなどの大規模県有施設を補完施設とすることにより、救援物資の効率的な集配に配慮しました。
4つ目は、市町村が設置する災害ボランティアセンターが、甚大な被害により、設置できない場合を想定し、県が被災市町村の近隣に災害ボランティアセンターを設置することにより、県外から駆け付けていただいたボランティアを円滑に受け入れられるようにいたしました。

今回策定した「防災支援ネットワーク基本計画」を踏まえ、来年度は、自衛隊や消防、警察といった県外からの救援部隊の集結拠点の運営方法を定めるなど、被災地支援が的確に展開できるよう「応援受入計画」を策定してまいります。今後とも県民の皆様が安心して暮らせるよう、防災先進県づくりに取り組んでまいります。

 タイ王国での千葉県PRについて

知事

次は、タイ王国での千葉県のPRに関する話題でございます。
県内経済のより一層の活性化を図るため、特に経済発展の著しい地域をターゲットとし、一昨年度は台湾、昨年度はタイ、先月にはマレーシアでトップセールスを実施してまいりました。このトップセールスの効果を一過性のものとしないため、フォローアップとして、観光ミッション団の派遣や、商談会の開催、県産品の試験輸出などを継続的に実施しております。

フォローアップの取組の一つとして、今月20日から23日にかけて、タイ王国において、県産農産物の販売促進と観光誘致の活動を実施いたします。
まず、首都バンコクのスーパーマーケットにおいて、高品質でおいしい「千葉のイチゴ」を紹介する「千葉フェア」を開催いたします。
次に、バンコク近郊の日本食料理店のシェフに県産ヤマトイモを食べていただき、千葉のヤマトイモのおいしさを実感していただくことにより、販路開拓の可能性を探ります。
また、バンコクのコンベンションセンターで開催される「タイ国際旅行博」に千葉県のブースを出展いたします。ここでは、いちご狩りなど、千葉県で楽しむことのできる観光情報をPRするとともに、県内のモニターツアーに参加したタイの大学生が、自ら体験した千葉県の魅力を発信いたします。
なお、タイの大学生のモニターは、今月9日から県内の観光地を巡っており、本日午後1時30分から、私自身がここでお迎えし、千葉県の感想などを直接うかがい、今後の参考にしたいと思っております。

今後も、千葉の魅力をPRするため、トップセールスを行ってまいりますが、その効果を定着させ、より一層の成果につなげるため、今回のようにフォローアップを地道に継続してまいりたいと考えているところでございます。どうぞ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。今、発表ありました「防災支援ネットワーク基本計画」の件なんですけれども、東日本大震災を受けてこういうことに取り組まれていると思うんですが、改めて知事の今回の計画策定に当たっての評価をお伺いしたいということと、挙げていただいた特徴のうちで、特に知事のお考えで重視して盛り込んだ点などがあれば説明いただければと思います。

知事

東日本大震災から3年でございます。本当にですね、亡くなった方、本当にご冥福をお祈りいたします。また、負傷なされた方、またいろんな損害、言うなれば被災者の皆様にですね、心からお見舞いを申し上げるところでございます。
私は、今回を教訓といたしまして、こういう災害・被害、本当にですね、私たちの想定を超える大きなものでございました。ですから、私たちは、自然災害において、ある程度のところまで行ったら、対峙をするのではなくて、いかに逃げるかということを考えていかなければならない。昔はね、海のところに防風林だとか防砂林だとかやって、それで昔はまだまだ何とかなっていたところでございますが、今回の教訓を得て、ただそれだけではなりません。防波堤をもう少しどうするとかああするとか、そうすると、今度は観光名所としての景観はどうだとか。そんな、いろんな問題が出てくるところでございます。私が一番重視したところは、言うなれば連携でございます。自助・共助・公助、そしてですね、各市町村と県といかに災害が起きたとき、エマージェンシーを皆さんにしっかり受けてもらって、このときはどこに逃げたらいいか、このぐらいの津波が来たらどうなんだ、このぐらいの水の流れが来たらどうなんだと、そういうことを各市町村にもしっかり認識していただいて、私たちは県民の皆さんに、より正確な情報を伝えていかなければならないと、そういうことを基本においてですね、今回いろいろと策定いたしました。担当部局、細かいところをお願いいたします。

職員

防災政策課でございます。今回の計画の特徴でございますが、知事も先ほど申し上げたとおり4本柱がございます。1つは救援部隊、1つは医療救護、1つはボランティアでございます。あるいは救援物資、その4つにつきましてですね、いかに県外からの応援が大量に来る中で、効率的に受け入れて、被災者に迅速に届けられるかと、そういうところに眼目を置いて策定したところでございます。以上でございます。

言い間違えのため、下線部を修正しました。

記者

もう一点、別の件なんですけど、先週末、雪が大変千葉県内でも降りまして、けが人、死者の方も出まして、それと同時に農業も3億円を超える被害が現実に出ているということで、その支援を今後どうやっていかれるのかということと、また、今週末も天気が崩れるということで、どういう体制で対応していくかということをお聞きかせ願います。

知事

そうですね、テレビを見ても雪でホウレンソウが埋まっているとか、我が千葉県においては、ハウスの中の農作物が10日に押し潰されちゃったとか、いろんな報道もあります。これね、まだ多くの雪が残っておりますし、また明日あたり降るかもしれないというと、被害も拡大する可能性があると思っております。ですから、今すぐにこれだから、よし、これ。というより、実際に、いかにそういうことが起きたときに、言うなれば、被災した施設の支援でございますね。それから制度資金等でですね、まず復旧をしっかりと、私たち支援ということを頭に入れていかなきゃいけないということと、それと同時に、これから大雪が予想されるけれども、こういう被害軽減のための技術指導をしっかりやらさせていただきたいと、そのように思っています。
また、農業だけじゃなくて県民の皆様にお願いしたいことはですね、この間の雪でも、千葉県としては史上初だった、三十何センチ積もったということでございます。私たちね、雪には慣れておりません。ですから、滑って転んで、千葉県の場合でもお亡くなりになった方もいるし、負傷された方もいます。不急不要のときはあまり外に出ないように。出るときはしっかりと注意し、歩き方というのがあるそうですけれども、ちょっと腰を低くしてこっそりこっそり歩くということもテレビの報道等でもありますけど、そういうこともですね、私たち頭に入れながら、事故が起きないようにしていかなければならない。いずれにいたしましても、気象情報をしっかり頭に入れておいて、なるたけなら雪のときには外に出ないように努めていただきたいと、そのように思うところでございます。

記者

よろしくお願いします。先ほどもお話に出ましたが、3・11の東日本大震災からもうすぐ3年になります。千葉県、被災県としての復興状況をどのように見ていらっしゃるか。それから、3年過ぎて今後の目標、どういったところをさらに強化していくかというのを教えていただけますでしょうか。

知事

これは記者さんもね、大変勉強家の方ですから、よくおわかりになっていると思いますけれども、まさしく県民一体となって一歩一歩ですね、復旧・復興に向けてやっていることと私たちも認識しているし、頑張っているつもりでございます。しかし、かといって今まだ200人以上の方が仮設住宅で過ごされているということは、まだまだ私たちの頑張りも足らないなと。より一層頑張ってやらなければいけない。こういう災害というのは、日をたつごとに、だんだんだんだん関心が薄れるところでございます。でも、私どもがそうであってはいけないと。最後まで県民の皆さんのために、私たちのできることを努力しなければならないと、そのように思っているところでございます。
そしてまた、復興においてはですね、第一義的にはそういうことを、今の段階で想定し得るものに関して、いかに私たちが防御するかということが大事。先ほど申しましたように、連携ですね。ボランティアの受け入れも含めて、災害物資も含めて、それから、普段の備蓄も含めて、どのようにするかということと同時に、県民の皆様一人一人が、災害時において少なくとも自助、自分のできることを備えていただきたいなと。それが私は一歩一歩の大きな復興につながるのではないかなと、そのように認識しております。

記者

お願いします。東京都知事選が終わりまして、舛添さんが新都知事に就任しました。知事は応援もされていたと思うんですけれども、今後、舛添さんとお会いになって、東京五輪に向けて、あるいは首都圏の連合といいますか、協力体制に向けてお話しする機会というのはありますでしょうか。

知事

舛添さんは前にもお話ししたとおり、我が千葉県においては、新型インフルエンザのときに、非常に千葉県に対しての配慮も含めて、よい行動をとっていただいたと思っております。私は、やっぱり知事就任の一、二カ月は非常に大変なときでもあります。ですから、私はそれを過ぎてから、機会があればお会いしてゆっくり話したいなと思います。舛添さんとも話したんですけれども、出馬する前にですね、何しろオリンピック・パラリンピックを成功させることが日本のためになるし、それが東京・千葉のためになるんだからやろうじゃないかと。舛添さんも一緒にやろうよと、こう言ってくださいました。でも、それは選挙前の話ですからね。今度実際におなりになって、舛添さんのビジョンもあることでしょう。でも、私はね、隣県の、この千葉県というのは非常に力のある県だと思っています。それと同時に、アミューズメントではディズニーランドも含め、それから国際空港を持っています、アクアラインもあります。これを舛添さんがどのようにお考えになっているか。それと同時に、私ははっきり言います。人と物の流れ、安心・安全、これは大きなおもてなしですよと。例えばコンビニ防犯ボックスのこともね、私は6月に全ての検証が出て非常にいい感じがあるならば、それをもお話しすることも一つだなと、そのように考えております。
いずれにいたしましても、あと2カ月ぐらいたったら、ゆっくり話せば、彼の大きな考え方もわかるし、それと同時に、ここだったら千葉県もやれるなとか、ここは千葉県はできないなということも出てくると思います。私は、この東京オリンピックというのは、日本国もそうですけれども、我が千葉県において、大きな飛躍のときだと思っています。ですから、今日も私は、部課長会議で言ったんでございますが、この6年間、みんな歯を食いしばっても頑張ろうと。次にオリンピックが来るならば、ここにいる私どもは、もうみんないないんだと。そうすると、実在の人たちが、やっぱり先輩たちはよく頑張ってくれたなということが必ず残ると。残るように、私たちは頑張ろうと。また、そういう機会を得て、ここで思いっきり仕事ができるということはね、こんなにすばらしいことはないと、そのようなことを話したところでございます。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 「ちばアクアラインマラソン2014」について
    →教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4111
  • 防災支援ネットワーク基本計画の策定について
    →防災危機管理部防災政策課【電話】043-223-2180
  • タイ王国での千葉県PRについて
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484
    →農林水産部生産販売振興課【電話】043-223-2880

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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