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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20724

知事定例記者会見(平成25年11月7日)概要

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日時

平成25年11月7日(木曜日)10時30分~11時2分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成25年11月7日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 千葉県新型インフルエンザ等対策行動計画について
  2. 中小企業総合支援イベントの開催について
  3. 晩秋のおすすめ観光・イベント情報について

知事発言

 千葉県新型インフルエンザ等対策行動計画について

知事

おはようございます。
はじめに、「千葉県新型インフルエンザ等対策行動計画」について、お話しをいたします。

毎年流行する季節性のインフルエンザとは別の、新型のインフルエンザが発生した場合、ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界的な大流行が予想されます。

このため、国では、今年4月に、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を施行し、また、6月には、国の行動計画が決定されました。これを踏まえ、本県においても、感染症の専門家の方々からの御意見を伺いながら、行動計画の作成を進めてまいりました。本日、私を本部長とする、「千葉県新型インフルエンザ等対策本部会議」を開催し、千葉県の行動計画を決定したところでございます。

この行動計画の目的は、2つあります。1つは、「感染拡大を可能な限り抑制し、県民の生命・健康を保護する」こと、もう一つは、「県民生活・県民経済に及ぼす影響が最小となるようにする」ことでございます。行動計画の中では、新型インフルエンザの発生段階を、未発生期からの5つの段階に分け、それぞれの段階において、「実施体制」、「予防・まん延防止」、「医療」など、6つの項目について、対策を記載しているところでございます。

成田空港や千葉港を擁する本県は、早期の患者発生の懸念があることから、成田空港検疫所など関係機関と情報共有や連携の推進を図ること、及び、緊急事態が政府から宣言された場合に、県民の皆様へ不要不急の外出自粛を要請すること、などでございます。

県では、この行動計画を基に、県民の生命・健康を守るとともに、県民生活・県民経済の安定を確保するため、関係機関と連携を図りながら、今後も、新型インフルエンザ等の対策に取り組んでまいります。

 中小企業総合支援イベントの開催について

知事

次に、「中小企業総合支援イベント」について、お話しをさせていただきます。
県内企業の約99.8パーセントを占める中小企業の元気は、本県の活力の源でございます。

そこで、「中小企業の元気が『ちば』の元気」を合言葉に、中小企業支援に関する様々なイベントを、今月25日、26日の両日に集め、幕張メッセで開催いたします。この2日間は、まさに「中小企業の祭典」が幕張で繰り広げられることとなります。

まず、今月26日に開催する「一日中小企業庁inちば」でございます。
これは、中小企業庁長官による最新の中小企業支援策の紹介や、「海外展開」及び「地域資源の活用」をテーマにしたパネルディスカッション、千葉商科大学の島田晴雄氏や元インテル日本法人社長の傳田信行氏の講演などを行うもので、今後の事業展開を考える上での最新情報やヒントが得られます。あわせて、専門家による経営相談会や交流会も企画しており、多くの中小企業関係者が一堂に会する貴重な機会となる予定でございます。

次は、今月25日、26日の2日間で行う「T-1グランプリ」でございます。
これは、独創性や先進性のある技術・製品を持つ県内の企業や大学など、約60の出展者を一堂に集める展示会でございます。また、これは展示だけではなく、その場で商談や情報交換もしていただくことで、製品の販路拡大や、共同開発をはじめとした新たな共同事業の創出を促すことを目的にしております。また、千葉工業大学による「人間の形をしたサッカーロボット」の実演もあるほか、「ものづくり企業」の競争力向上をテーマとした講演会も行うなど、見どころ満載の催しでございます。

次は、今月25日に行う「合同就職面接会」でございます。
これは、若者を対象とする就職面接会でございますが、先ほどお話した「T-1グランプリ」に出展する県内のものづくり企業などを含む、約70社が参加する大規模な面接会となります。求職活動中の学生の方はもちろんのこと、県内の企業で正社員として活躍したいとお考えの若い皆さんには、絶好のチャンスでございます。ぜひ、多くの方に御来場いただきたいと、そのように思っております。

いま御紹介したイベントの他にも、ベンチャー企業のビジネスプラン発表会や、ホームセンターに対する取引拡大を図るための合同商談会といった催しも同時開催する予定でございます。
小規模企業基本法制定の動きなど、中小企業を取り巻く環境がダイナミックに動こうとしている今、この2日間で、集中的に行われる様々なイベントを効果的に活用し、今後の事業展開に向けて多くのお土産を持ち帰っていただきたいと、そのように思っております。

 晩秋のおすすめ観光・イベント情報について

知事

次に、晩秋のおすすめ観光・イベント情報を御紹介いたします。

秋といえば、食欲の秋でございます。
今月17日に、香取市で第26回栗源のふるさといも祭が開催されます。毎年7万人もの方が訪れるこの祭では、栗源地域の特産品であるサツマイモ「ベニコマチ」5トンを、150カ所の籾殻の山の中に入れて焼きます。さらに、巨大セイロで蒸かした芋2トンがふるまわれます。ほかにも、いも掘り体験や新鮮野菜の即売、フリーマーケットなど楽しい企画が盛り沢山でございます。ホクホクの焼き芋などで、心も体も温まります。ぜひ、御家族で、秋の一日を楽しんでください。

次は、紅葉の情報でございます。
今月の中旬から、関東で一番遅くまで楽しめる房総半島のモミジやカエデが艶やかに色づき始めます。君津市の亀山湖では、今月16日から来月8日まで「亀山オータムフェスティバル2013」が開催されます。このイベントでは、亀山湖周辺を歩くフリーハイキングのほかに、紅葉狩りクルーズや物産展なども行われます。紅葉狩りを楽しんだ後は、温泉につかって、心も体もリフレッシュしてください。

最後に、イルミネーションでございます。
クリスマスシーズンに向けて、一足先に千葉の冬の夜を彩るイルミネーションがスタートいたします。日本夜景遺産にも認定された東京ドイツ村では、今月9日から、LEDを使った200万球のイルミネーションが、皆様をお迎えいたします。当日のイルミネーション点灯式には、私も駆けつけます。また、今月23日からは、スケートリンクを彩る高さ8メートルのモミの木のツリーが光り輝くマザー牧場や、巨大なクリスマスツリーが出現する千葉ポートタワーでの装飾が始まります。日ごろの喧騒から離れて、幻想的な光の世界をぜひ体験していただきたいと思います。

紅葉が美しく映えるこれからの季節でございます。是非、千葉県にお出かけいただき、晩秋のひとときを満喫していただきたい。そのように心からお待ちしております。
私からは以上でございます。

質疑応答

記者

おはようございます。発表の関係で、ちょっと細かいことなんですけれども、教えていただきたいんですが、ホームセンターの合同商談会って、あまり聞いたことがないなという。

知事

今、担当部局が大変詳しくご説明申し上げます。

職員

産業振興課です。ホームセンター合同商談会は、先ほどありましたT-1グランプリに合わせて、その時間の一部を使って、県内にある3つのホームセンターさん、ケーヨーさん、ロイヤルホームセンターさん、ユニディさん、こちらにご協力いただきまして、今後取り扱っていただける可能性のある商談ということで開催していただく予定でございます。参加は県内の中小企業さん、今、希望を募っておりまして、県内の中小企業さんがこの3社の方々と面談をするというイベントでございます。

記者

わかったようでわからないんですけれども、ホームセンターがそれぞれ売ってますよね、そこでどういう商談をするんですか。

職員

(産業振興課)具体的には、各ホームセンターさんは、いろんなもの、多種多様なものをお売りになっていると思うんですけど、そこで今後取り扱っていただける可能性があるかどうかというのを、各中小企業さんが独自の商品をつくっておられますので、そこで、いわゆる商談会ということで、今後取り扱ってくれますか、どうですかという、そういうマッチングイベントでございます。

記者

ホームセンターで扱っている商品を買うとかいうことでなくて。

職員

(産業振興課)今後、ホームセンターさんで置いていただけるかどうかという商談会を中小企業の皆さんがやると。

記者

わかりました。どうもありがとうございます。
今日の発表の関係ではないんですけれども、我孫子市議会のほうから、先週、下水の終末処理場の汚泥をテント倉庫に置いているのはいかんよと。要は、ちゃんとした施設に移してくれという要望が出ているんですけれども、高レベルというか8,000ベクレル以上出ているんです。汚泥の関係で出ているんです。これについては、県のほうからどういう回答を出しているのかということと、あと、どういう対応をしていくのかという考えを聞かせていただきたいんですが。

知事

私、先週、まだ要望書を受け取っていないという回答をさせていただきました。その後、受け取りました。実際、読んでみまして、なるほどと。一番大事なことは、住民の皆さんが不安を抱えることであると。だから、その不安を除去するためにはどうしたらいいかと。実は検討に入っているところでございます。これは市とも相談しなきゃいけないというのは、予算においては、やっぱり市が払ってくれなきゃいけないことでございますので、その辺、それ以上の詳しいことがありましたら。

職員

下水道課でございます。先日、我孫子市さんから要望書をいただきまして、その内容としましては、下水道焼却灰、それを建屋内に移動してほしいと。そういうことにつきましては、指定廃棄物等々がございまして、作業の問題、スペースの問題等から維持管理上の問題もありますので、なかなか困難でございます。
また、ごみ焼却灰等と同じような追加処置、同様にフレコンバックの上部を接着なり圧着なりするというようなことを方向として、作業の安全性なんかを考慮いたしますと、新しいフレコンバックに入れて圧着するとか、そういったことも含めまして、今、そういう追加の措置について検討中でございます。

知事

要するに県も安全だと思ってやっています。でも、どうしてもそこに不安があるならば、より一層その不安を解消するために追加措置というのを、今、県は考えているところでございます。

記者

素人考えで言うと、ごみの焼却灰と同じような施設で保管しているわけですよね。だから、ある意味、危険性とかそういうものはないのかなというところはあるんですけれども、危険性というか、ある一定以上の安全性は確保されているのかなと思うんですけれども、そこら辺あたりで同じことをやっているんだよということではねるというふうな感じではなくて、あくまで検討していくということなんでしょうか。

職員

(下水道課)原子力災害対策特別措置法に基づくガイドラインに基づきまして、その要領に基づいてごみ焼却灰も下水道でも適正に保管しているわけでございます。今回、地元の方の不安があるということで、そのための追加措置ということで、そういうフレコンバックを閉じようと、今検討しているということでございます。

記者

どうもありがとうございます。

記者

月曜日ですけれども、市原市でPM2.5の注意喚起が首都圏で、国の指針が出て以来、初めて行われたという話題なんですけれども、その当日ですと、県のほうでは原因は不明という結果でしたけれども、その後、どう分析なさっているのかということをお聞かせください。

知事

原因が、はっきり言って、一時ぐっと上がりましたが、また下がっているんですよね。原因というのは、中国の影響もあるんじゃないかとか、いろんなことを言われていることも事実でございます。ですから、今、国としっかり連携をとりながら原因究明を模索しているところでもあります。ただ、それと同時に、心配な方はいらっしゃいますから、県独自で「ちば大気環境メール」というのをやっているんでございます。登録している方は3,100名いるんです。ですから、直接携帯電話、パソコンに情報を発信しているところでございます。

記者

まだ分析中ということだと思うんですけれども、中国の影響というより京葉工業地帯があっての影響なのかなと、過去にも千葉市でも上がったこともあるという話もありますし。国の指針が出る前ですけれども。そのことについては。

知事

それは本当に記者さんのおっしゃるとおりで、京葉工業地帯もあるし、自動車もあるだろうし、いろんなものがあるわけです。でも、あるところでは中国からのそういうのもあるんじゃないかと。これは一つのワン・オブ・ゼムです。ですから、その辺をしっかりと精査していって、今の段階においては、心配な方にはそういう情報発信をさせていただくということにしております。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。中小企業総合イベントのことでお話をお伺いさせてください。まず、ここまで大々的なイベントを実施するのは今回初めてかと思うのですが、これに関しましての知事の意気込みと申しますか、思いというのを聞かせていただきたいというのが1点目。
2点目が、関東ですと大田区とか埼玉県の川口市とか、ものづくりとかで有名になっている町がある一方で、千葉県はものづくりがイメージ的には低調になっていると思うんですが、このイベントを通じて千葉県のものづくりをこういうふうにしていきたいみたいなお考えがあればお聞かせ願えればと思います。

知事

記者さん、ご存じのとおり、我が千葉県、99.8%が中小企業でございます。私、いつも思うんですが、技術の面で日本国内には世界に冠たるものを持っている匠がすごくいっぱいいるわけです。私は、衆議院時代は東京4区で大田区、言うならば中小企業の町を抱えていたんでございますけれども、そこに負けず劣らずこの千葉県の技術はすばらしいと。でも、いくらすばらしくてもそれを多くの人に知ってもらわなきゃ困るし、また、多くの人に見てもらわなきゃ困るということで、私は、なるべくそういうイベントを開いてまいりたいなと。
それから、「ものづくり認定」もそうですよね。初めての取引の人に、例えばロボットで「こうです、ああです」と言われても、「本当に大丈夫かよ」というときに、千葉県が、「いや、ここはこれからも期待できるし、今、すばらしい技術ですよ」と、ぽんと判こを押す。こういうことも、私は中小企業の大きな支援の一つかなと、そのように思っています。
いずれにしても、私は、我が千葉県のそういう技術を一人でも多く見られる、そういう場をこれからも多くつくってまいりたいと、そのように思っています。

職員

経済政策課でございます。今回は複数のイベントを総合的に開催するということで、知事からご説明がございましたように、ものづくりの優良な企業をいろんな人にご覧いただくという機会を幕張メッセという場でやらせていただく。特に、今回総合イベントとしてやる関係で、例えば合同就職面接会などもやります。こちらには就職をしようとする学生さんとかがあります。学生さんとかが、ただ就職面接会だけではなくて、県内のものづくりの企業が実際に製造した製品などを見ていただいて、そうしたところを今後の就職のご関心を高めていただく、こういうような複合的な効果も狙って、今回開催させていただいておるものでございます。

知事

昔はいい大学を出て大企業へという傾向、私ら団塊の世代なんかは、本当にそういう傾向が強かったです。でも、今は変わってきたんです。自分はこういうのをやるんだというと、そういうところに長けたところに、それが中小企業であろうと、大企業であろうと、零細企業であろうと、俺はこれをやるんだという人が、意外と増えてきているんだよね。だから、今説明しましたけど、そういう方が一人でも多く集まっていただいて踏ん張っていただきたいなと、そう思っているところでございます。

記者

よろしくお願いします。防災会議の関係で伺いたいんですけれども、県の防災会議の委員が50人以上いる中で女性委員が1人しかいません。東日本大震災後に、国は何度か女性の視点を盛り込んでくれという要請をしていると思いますが、知事は、この現状について、まずどう思われますでしょうか。

知事

そうだよな。やっぱりそういうことが起きた場合において、女性は女性しか相談できないところもありますし、これはできる限り女性の方に手を挙げていただいて、ぜひ参加してもらいたいと思っているのは、私の基本的な考えでございます。その辺、ちょっと説明して。

職員

総務部でございます。今、ご質問ございましたように、県としても女性委員の任用というのは積極的に進めておりますけれども、特に審議会とか会議の内容によりましては、なかなか各界の代表の方を入れていただく関係で、女性の任用について、まだ少し率等が進んでいないところもございますけれども、この点については積極的に考えていきたいと思っています。また、委員は確かに女性が少なくても、被災等のときに女性に対する配慮とか、いろいろハンディをお持ちの方がいらっしゃいますので、そういった方に対する配慮というのは計画の中では進めていくということにしております。以上です。

知事

私も、「なるべく女性入れろよ」と言っているんですけれども、やっぱりいろいろ理由もあるんですよ。手の挙げ方も少ないこともまた事実なんです。でも、これは私どもしっかりとより一層ご理解を賜って、一人でも多く手を挙げていただくように努力するところでございます。

記者

確認ですけど、災害対策基本法が改正されて、知事の判断で女性というのはかなり入れられるようになっているんですけど、知事ご自身は、今、言われたように積極的に登用するということで。

知事

ぜひ、私はこういうことに関しては女性も入ってもらいたいという気持ちでございます。

記者

よろしくお願いします。昨日、減反制度の廃止の方針について、政府が自民党に提示しましたけれども、それについて千葉県知事の受けとめと、千葉県内はあまり減反制度に参加している農家は少ないんですけれども、それも含めて短期的と長期的な影響はどういうものがあるかということを教えてください。

知事

これは変な話、減反制度の歴史を見ていくといろいろありますよね。ある意味で翻弄されている農家の皆さんもあると思うんです。それと同時に、これから世界がグローバル化になってきたときにおいて、やっぱり個人個人が力をつけていくということも大事なのかなと、そういう気持ちもあります。我が千葉県におきましては、どうしても大消費地、首都圏に大変近いものですから、意外と、俺は独自のこういう米なんだと、俺が1人で売ってくるよと、そういう勇ましい方も結構いることもまた事実なんです。ただ、我が千葉県においては、ちょっと他県と違うところもあるところではございますが、しかし、私は減反政策においても、やっぱり後継者も含めて、国もやろうという意欲のあることを消してはいけないと思います。ですから、その辺も国はしっかりと見据えていただきながら、それと同時にグローバル化に向けて力をつけるということもやっていただきたい。我が千葉県におきましては、より一層の力をつけると同時に、そういうやる気のある人たちに対しても国と連携をとりながら助言してまいりたい。そのように思っております。

記者

あとは、県内の影響というのはどういう、例えば直接の交付金だけではなくて米の価格がだんだん不安定になることで続けられなくなる人も出るんじゃないかというような話もあるんですけれども。

知事

ちょっとその辺詳しく説明してください。

職員

生産販売振興課です。千葉県の米の直接支払交付金加入面積、これは2割程度です。全国は8割程度ありますので低い状況です。さらに、これを水稲の作付経営規模別に加入面積割合を見ますと、作付規模が2ヘクタール未満の農家の加入面積割合が約16%であります。これに対しまして、作付規模が5ヘクタール以上の農家の加入面積割合は47%というふうに、経営規模が大きい農家ほど所得の安定を図る目的から加入面積の割合が高くなっております。今回の減反制度の見直しによりまして、農家への交付金が減ることに加えまして、自由につくりますと米価の下落が予想されますので、大規模農家への影響が大きくなるというふうに考えられますので、ここら辺の大規模農家への影響を少なくするような制度の方向で、国にはぜひ見直していただきたいというふうに考えております。以上です。

知事

ちょっと千葉県と離れますが、農業ということを大きく見た場合、前にも話したように、私の親父の実家は宮城県亘理郡山元町ですよ。この間、町長さんがわざわざ来てくれて、「本当に千葉県さん、いろいろやってくださってありがとうございます」とお礼をいただいたんですけど、そのときにいろいろ話していて、「一体どうなるんだ、あの辺は」と言ったら、要するにJAが全部受けて、それをやる気のある人たちにリースするというんです。そうなると、本当に大規模な農業ができますよね。そういう農業というのはどうなっていくかということも、大きく見た場合、そういうのも私ね、しっかり見てまいりたいなと、そういうふうに思っています。

記者

ありがとうございます。

記者

おはようございます。ホテルでの食材の偽装が全国的に相次いでいますけれども、千葉県でも県の関連のホテルとかあると思うんですけれども、この中に入っている、例えばレストランですとか、そういったところの調査とか、そういったことはしているんですか。

知事

もちろん、やっております。しっかりと調査しています。その辺の調査のことを言ってください。

職員

県民生活課です。景品表示法という法律がありまして、それに基づきまして、毎年度調査をしています。今年は30何件やっていまして、そのうちの20件程度は行政指導という形になりますけれども、不具合が見つかった場合には指導しているという状況でございます。今の県内のホテルにつきましては、最近、出ているものにつきましては、大手が多くて消費者庁の対応ということになっていますので、県としては、国の方と連携しながらそういった調査についても検討していきたいというふうに考えております。

知事

最近ね、ホテルの、それも大規模なホテルだとか、それから大変有名なデパートとか、偽装というんですか、そういうのがある。それはね、大きなレストランだろうがブランドがあろうとなかろうと、みんな利益を上げようとする気持ちはわからなくはないです、わかりますよね。でもね、私はいつも思うんだけど、やっぱり「あのぐらいの横綱になったら横綱相撲をしてもらわないとね、俺たちはその横綱相撲に金を払っているんだ」と。私、ある人に言ったことがあるんですけど。だから、誇りを持ってやってもらいたいし、私たちもある意味では、その誇りを信用して行っているということも忘れないでもらいたいなと、そのように思っています。

記者

確認ですけれども、県の関連施設では適正に行われているということでよろしいんですか。

知事

はい、今のところ、さっき説明したとおりでございます。

職員

(県民生活課)現在のところ、県の関連の施設からはそういった報告というのは、うちの課のほうには届いておりません。

知事

そういうことでございます。

記者

県の関連施設についても、調査は適正にして、今後やるということよりも、既にしているということなんですね。

 

知事

ちゃんとぴしっとやっております。

記者

わかりました。ありがとうございます。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 千葉県新型インフルエンザ等対策行動計画について
    →健康福祉部健康福祉政策課【電話】043-223-2315
  • 中小企業総合支援イベントの開催について
    →商工労働部経済政策課【電話】043-223-2703
  • 晩秋のおすすめ観光・イベント情報について
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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