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更新日:令和6(2024)年4月1日

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知事定例記者会見(平成24年9月13日)概要

知事発言へ質疑応答へ

日時

平成24年9月13日(木曜日)10時30分~11時02分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成24年9月13日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 秋の全国交通安全運動について
  2. ものづくり認定について
  3. スポーツ立県ちば推進月間について
  4. 秋の観光キャンペーンについて
  5. チバザポーク・ちばの新米キャンペーンについて

知事発言

 秋の全国交通安全運動について

知事

おはようございます。最初に、秋の全国交通安全運動について、お話をいたします。

千葉県では、平成12年から12年連続して交通事故死者数を減少させてまいりました。しかし、依然として、交通事故は後を絶たず、今年は、昨日現在、120人もの尊い命が交通事故で奪われております。特にこれからの時期は、秋の行楽シーズンを迎え、交通量の増加や、日没の早まりなどから、交通事故の増加が懸念されているところでございます。

そこで、今月21日から30日までの10日間、「秋の全国交通安全運動」を実施いたします。期間中は「広めよう早めのライトと反射材」をスローガンに、子供と高齢者の事故防止、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の事故防止などを重点目標に取り組んでまいります。運動初日には、議会棟前で出動式を行います。この出動式には、「自転車マナーアップ隊」を結成し、自転車の事故防止に取り組んでいる、鎌ケ谷市内の中学校の生徒が参加する予定でございます。

また、出動式終了後には、そごう千葉店前において、交通安全を呼びかける啓発キャンペーンを行うなど、関係機関・団体と協力して交通事故防止活動を実施してまいります。交通事故は、日ごろからの取り組みで、防ぐことができます。県民の皆様や関係機関と一体となって、誰もが安心して暮らせる「交通安全県ちば」の実現を目指してまいります。

 ものづくり認定について

知事

次に、「千葉ものづくり認定製品」について、お話をいたします。

県では、中小企業が開発した優秀で独創的な製品を「千葉ものづくり認定製品」として認定し、販路開拓の支援を行っているところでございます。今回は、10件の製品を認定いたしましたので、お知らせいたします。

遺伝子の解析などの作業の効率を良くするネッパジーン株式会社開発の「遺伝子導入装置」でございます。

溶接の失敗を自動的に見つけられる有限会社西原電子開発の「レーザー溶接のインラインモニタリング装置」

消費電力がとても少ない株式会社トリマティス開発の「高速応答光増幅器」

パイプなどを複雑な形に曲げることが出来る京葉ベンド株式会社開発の「左右曲げベンダー」

鋳物とセラミック定盤の良さを兼ね備えた株式会社藤田製作所開発の「セラミック溶射精密定盤」

悪路での車の走行性を良くすることができる株式会社ForestAuto開発の「リフトアップスプリング」

医療用ガンマカメラに利用されるほど高精度に作られたヨシザワLA株式会社開発の「鉛コリメータ」

軽量で衝撃や圧縮に強く、丈夫に作られた京葉興業株式会社開発の「再生ポリエチレン製の敷板」

内視鏡手術において患者さんの負担が小さくなる株式会社ニチオン開発の「クリップ鉗子システム」

心電や筋電などを正確に測定する株式会社アイ・メデックス開発の「生体センサー用の電極パッド」

これらの製品に対する認定証の交付式を、本日行います。併せて、県庁1階多目的ホールで各製品の展示を行います。ぜひお越しくださいませ。千葉県の優れた製品を御覧になっていただきたいと思います。千葉県には、高い技術力、開発力を誇る中小企業がたくさんあります。県では、こうした企業による製品が、広く活用されるよう支援し、地域経済の活力向上を目指しているところでございます。

 スポーツ立県ちば推進月間について

知事

次に、「スポーツ立県ちば推進月間」についてお話しをいたします。

千葉県では、本年、3月に「『スポーツ立県ちば』の実現」を目指し、「第11次千葉県体育・スポーツ推進計画」を策定いたしました。この計画の実現のために、多くの人々がスポーツに親しむきっかけとなるよう、今年から10月を「スポーツ立県ちば推進月間」と定めて、様々な活動を推進してまいります。この推進月間を広く県民の皆様にお知らせするためのスローガンを公募し、このたび決定いたしました。

スローガンは、「スポーツで元気いっぱい明日の千葉」でございます。今後は、このスローガンのもと、関係団体と連携し、県民だれもが参加できるイベントや大会の紹介、スポーツ活動をする場所の提供などに取り組んでまいります。また、来月8日の体育の日には、県の総合スポーツセンターや国際水泳場などの施設を無料開放いたします。みなさんも、ぜひ、スポーツの秋を堪能してください。

そして、来月21日には、いよいよ「ちばアクアラインマラソン」が開催されます。この大会が、参加者や県民の皆様に夢と元気を与えるとともに、千葉県の魅力を十分に発揮できるよう県民の皆様と力を結集し、取り組んでまいります。

 秋の観光キャンペーンについて

知事

次に、今月1日から11月まで開催している秋の観光キャンペーン「大きな空、のんびり房総」について、お話をいたします。

千葉県の秋は美味しい食べ物が盛りだくさんでございます。

今月29日に、勝浦市では「食で街を盛り上げろ!ご当地グルメ開国宣言in勝浦」が開催されます。勝浦市の「勝浦タンタンメン」を筆頭に、県内外のご当地グルメが大集合します。地域の自慢のグルメを食べ比べてみてはいかがでしょうか。また、漁獲量日本一の伊勢えびや、産出額日本一の梨も今が旬でございます。ぜひ、千葉県にお越しいただき、産地ならではの新鮮な味を堪能してください。

また、伝統の祭りもおすすめでございます。

香取市では、およそ300年も続く伝統の「佐原の大祭秋祭り」が行われます。14台の山車が小野川沿いの歴史を感じる町並みの軒先をかすめながら進むさまは風情たっぷりでございます。夜には提灯やぼんぼりによる華やかさも加わり、一層盛り上がります。

また、いすみ市の「大原はだか祭り」、勝浦市の「勝浦大漁まつり」など、海に囲まれた千葉県ならではの勇壮な祭りも楽しめます。

さらに、好評をいただいている「あなたのLOVECHIBA泊まって泊まってキャンペーン」を、夏に引き続き行っております。県内の旅館やホテルなど対象施設に宿泊された方には、宿泊券や観光施設の入場券、チーバくんグッズが抽選で当たります。さわやかな秋風の中、千葉県でゆったりと過ごして、心と体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

あさって15日には、「六本木ヒルズアリーナ」で秋の観光キャンペーンキックオフイベントを行います。当日は、私も、チーバくんのイラストをラッピングしたロンドンバスに乗って駆け付け、直接ちばの素晴らしさをPRしてまいります。千葉県の秋は魅力がいっぱいでございます。ぜひ、澄み渡った秋の青空の下で、ご家族やお友だちとのんびりと千葉の旅を楽しんでくださいませ。

 チバザポーク・ちばの新米キャンペーンについて

知事

最後に、チバザポークとちばの新米のキャンペーンについてお話をいたします。

千葉県では、エサや飼育方法にこだわって育てた、特色ある千葉県産の豚肉を「チバザポーク」としてPRしています。その多彩なおいしさを知っていただくため、「食欲の秋」も本番となる10月に「チバザポークキャンペーン」を展開いたします。

主な内容の1つ目は、「チバザポークフェスタ2012」の開催でございます。期間中、県内12のホテル・レストランでは、一流シェフが腕によりをかけ、「チバザポーク」のすぐれた特色を生かした創意あふれる料理を用意して、皆様をお待ちしております。

そして、来月6日には、「船橋競馬場」の特別会場で、「千葉県畜産フェア」が開催されます。こちらの会場ではチバザポークを使った焼肉など、おいしい千葉の畜産物を満喫することができます。他にも、様々なイベントが行われますので、ぜひ、ご参加ください。このキャンペーンを機会に、千葉県産の豚肉を堪能していただき、安全で、おいしい県産畜産物のファンになっていただきたいと思います。

次に、千葉の新米を多くの皆様に味わっていただくために、今月1日から来月31日まで「ちばの新米キャンペーン」を実施いたします。千葉県は、東日本で一番早くお米が取れる早場米の産地でございます。定番のコシヒカリのほか、県のオリジナル品種でつややかな「ふさおとめ」、大粒でもちもちとした食感が好評の「ふさこがね」など、品種も豊富でございます。この期間中に新米を購入した方の中から、抽選で350名に、チバザポークを使用したハム・ソーセージの詰合せ、県産落花生をプレゼントいたします。

また、今月15日、16日の2日間、江東区にあるショッピングセンター「SUNAMO(スナモ)」で、「千葉の新米まつり」が開催されます。

さらに、今月22日には、三井アウトレットパーク木更津で、「いまが旬!『食の宝庫ちばから農林水産物の魅力発信』」のイベントを開催いたします。当日は、新米が当たるミニゲームや生産者による県産農林水産物の直売など、楽しい企画が盛りだくさんでございます。是非、ご家族・お友達をお誘いの上、お越しくださいませ。

私からは以上でございます。

質疑応答

記者

まず、知事の任期満了が4月の頭で、それから数えると、間もなく任期満了まであと半年ということなので、それに関連して何点かお伺いしたいと思います。

この3年半、県政運営を担われてきたわけですけれども、当選時にいろいろマニフェストを、「千葉日本一」でしたっけ、掲げて就任されて、いろいろ政策実現に向けて努められたと思うんですが、その自己評価というか、この3年半を振り返っていただいて、どのあたりが実現できた、まだやり残したことがある等々、振り返っていただいて、自己評価をまずしていただきたいと思うんですが、よろしくお願いします。

知事

本当に、私、3年半、突っ走ってきました。まさしく両副知事、それから職員の皆さん、そして議会、県民の皆さんと、一生懸命、チームスピリットのもと頑張ってきたつもりでございます。自己評価というのは、人間どうしても自分には甘く言いたくなるものでございますけれども、これは皆さんが評価するところであって、私自身がどうということではないんでございますが、あえて言わせてもらうならば、及第点はいただけるのかなと、そう思っているところでございます。

私の公約、言うなればアクアラインも含め小児医療の問題、それから移動交番、あと、北総鉄道の運賃値下げ等も含めて、実際にほとんどが進行または実現しているところでございます。

記者

それで、単刀直入にお伺いしたいんですけれども、来春以降、任期が切れるわけですが、引き続き県民の先頭に立って、政策実現、遂行していくお考えがあるのか、ずばり言うと、知事選に2期目の出馬というお考えがあるのかどうか。どうでしょうか。

知事

今、衆議院選で、知事選の「知」の字も出てこないんですけど。私、まだ半年ぐらいありますし、もう一度自分でもちゃんと精査し、本当に自分がこれからできるのか否かということもしっかり考えながら、これは決めたいなと。今の段階においては、まだまだ、今本当に圏央道も含めて全力でやらなきゃならないことがありますんで、もう少し時間をいただきたいと、そのように思っています。

記者

確認ですけれども、そうすると、9月議会が間もなく開会しますが、そこではそうした態度表明というのは無いというお考えで。

知事

ありません。

記者

つまるところ、12月議会以降で、するということで解釈してよろしいんでしょうか。

知事

まだそこまで深くは考えておりませんけれども、大変なことですから、これは。じっくりと考えさせていただきたいなと、そのように思っています。

記者

最後にもう一点だけ。そうした態度表明をする時のタイミングというのを、いろいろご自身で精査して考えてから表明されるというお話ですけれども、例えば環境がどうなった時、どういう条件になった時と、ご自身で精査して、そこの態度表明に至るというのは、どういうタイミングになるのか、そこをちょっと教えてください。

知事

やっぱりこれはある程度の時間の中で自分が今までやってきたものを精査し、そして、もしやるとすればどうなんだろうかとか、本当に自分ができるんだろうかとか、それから皆様の、言うなれば周りの県民の皆様のそういうご意見も賜りながら、最終的に判断したいなと、そのように思っているところでございます。

記者

ありがとうございます。

記者

国選の話なんですけども、民主党の代表選と自民党の総裁選、今後実施されるわけですけれども、知事はどういう点に注目されているのか、そして、新しい代表、総裁にそれぞれ望むことをお聞かせ願えますか。

知事

これは、自民党も総裁になったら総理になる可能性は非常に高いわけですよね。だから、野党の時と全く違う感覚じゃないのかなと、そう思っています。こういう時こそ、私、前にも何回も言っているんですけども、今、日本、私たちが思っている以上に海外から、「日本、大丈夫かい」と。これは、海外の人、それから海外の向こうで頑張っている日本人の方も、「日本、大丈夫なの」という気持ちが強いんですね。私なんかが行っても、「いや大丈夫だよ」なんて言っているんですけども、それだけ、私たち日本人が思っている以上に、海外は、各国は注目しているし、それと、これからの日本ってどうなるんだろうと憂慮しているんではないかなと、そのように思っています。

私は、今、日本がこうやって、言うなれば液状化みたくなっている時においては必ずそうやってちょっかい出してくるようなところがあるんですよ、いろんな国でも。そういう国に対して毅然とした態度をとれる、そういうリーダー、これはなってほしいじゃなくて、もう今、日本というところは、本当に、私たち、今まで平和ぼけしてきたんですよ。頭をたたいて、今、私たちは崖っぷちにいるということを、しっかり考えなきゃいけないです。

ですから、「リーダーシップをとってほしいな」じゃなくて、外交面も含め、経済も含め、ぴしっと日本国の今、将来をしっかり見据える方に日本国のリーダーになってもらいたい。それはもう自民党、民主党、変わらないです。

記者

以上です。

記者

お願いします。指定廃棄物焼却灰の最終処分場の関係なんですけれども、栃木のほうではもう既に最終処分場案等示されたりして、地元のほうで調整されていますけれども、一方で千葉のほうは、他県の状況と比べると、最終処分場を国のほうが見つけてくれる作業が遅れているようにも見えるんですけれども、知事としてこのあたりどう認識されているのかということと、千葉の特徴として、やはり東葛地域に非常に大きな国有地が無いような地域に焼却灰がたまっているということで、その辺が見つけづらいところの理由なのかなという気もするんですが、そのあたり千葉の特性としてどう考えているのかということ、この2点お願いします。

知事

記者さんがお考えになっているところも多分にあると、私は思います。毎度、私、言っていますけれども、お国のほうからは、責任を持ってやるから、県は情報提供、それから一時保管、それを頼むよと、こう言われているわけで、県といたしましても、国のほうからこういう情報が欲しいというものに対しては適切に対応しているところでございます。ですから、今、お国のほうがこういう状態でございますから、私はもうちょっとこの推移を見ながら、また適切に対応してまいりたいなと、そのように思っております。

記者

現在の段階で何も、候補地みたいなものも、まだ来ていないと。

知事

聞いておりません。

記者

ありがとうございます。

記者

先ほど、国がこういう時にちょっかいを出してくる国があるということにちょっと関連するんですが、政府が先日、尖閣諸島を国有化する契約を結びましたけれども、これに対する知事の評価と、それに対して中国で過激なデモ活動が行われていることについてはどのようにお考えでしょうか。

知事

尖閣諸島は日本の固有の領土という、私、基本的にそうですから。どこが何を買おうと、別に、日本国内でね。大きく言うとそういうところがあるんですよ。中国が、今いろいろと反対の記事が出ていますけど、ただ、私たち、そういうマスメディアに載ってくるものだけ見て右往左往するというのは、ちょっと。あそこはああいう体制でございますから、前も反日のデモをやりながら国内の批判をしているところもありますし、愛国といいますと罪に問われないというところもございます。いろんなことも作用しているし、また、国の考え方がいろんなことに左右されるということもあります。ですから、私たち、表面だけではなくて、しっかりと内容も把握しながら、大事なのはアメリカ。このアメリカをいかにうまく、言葉は悪いですが、使うというか、間に入って行司をやってもらうと。大事なことは、日本は今までのこと、言っていることに対して決してぶれることはしないということ。日本人の優しさでね、何か「ちょっといいかな」という、「あなたも」なんていう、これが一番駄目なんですよ。外国においては、絶対に下げちゃいけないところってあるんですよね。そういうことをしっかりと、私は考えていただいて、国会議員の諸先生方には日本をリードしてもらいたいなと、そのように思っています。

記者

おはようございます。松戸市のほうでいじめ問題が発覚しまして、教育委員会のほうが謝罪をしておりますけれども、知事はこの松戸のいじめ問題についてどのようにお考えでしょうか。

知事

私、衆議院、文部政務次官を拝命した時に、このいじめ問題に取り組んでまいりました。これ、変な話、今小学校、中学校というけれども、大人になって皆さんの間だってあるんですよ、これは。これは仕様がないんですよ。でも、私たちはまだそれに対する耐力というか、負けない、頑張ろうということがあるからいいけど、子どもたちはそれが無い。それを私たちで何とかしなきゃいけない。そのためには、私たち大人がしっかりサポートしていかなきゃいけない。ですから、もちろん大事なことは、学校の先生、そして家庭の父兄、そして子ども。このトライアングル、やっぱり子どもも子どもなりのプライドがあるんですよ。僕もそうだったけど、うちでは偉そうなことを言っていて、帰ってきて、「いじめられているんだよ」なんて、言いづらいんですよ、子どもとしても。

ですから、どのようにしたら子どもが本音を言えるのかなと。どういう方には本音が言えるのかなと。そういう本音を言える人を置くということも大事でございます。昔は、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいたから、お父さん、お母さんはうるさいんだけど、おじいちゃんって、いつも俺におやつくれたりお小遣いくれていいんだよね。おじいちゃんのところへ行くと、「うん、うん」と、いつも「そうか、そうか」と聞いてくれるんだよねというのが、必ずいたんです。そこに自分の本音が出たんですが、今は、なかなかそういうところがございません。

ですから、私は、まず学校の先生、大人が「いじめは悪いんだ、悪いんだ」と。それは悪いに決まっているんです。子どももわかっているんです。そうじゃなくて、なぜいじめられているのか、それと同時に、子ども同士でなるべく解決させるようにもっていく、これはまた大事なんです。子ども同士で解決させるように。

実は、千葉県、今度、小・中学生用のいじめのビデオをつくります。その中においても、私たち大人の人種が高い目で見ているんじゃなくて、私たちが小さい時どうだったかと。小さい時の基準をもって、私は、このドラマをつくっていかなきゃいけないよと。そのように言って、今、台本の段階でやっております。

それと同時に、今度は保護者用のドラマをつくりました。これは多分初めてだと思いますよ。みんな子ども向け、子ども向け。違うんですよ。やっぱり保護者、先生方にも、もう一度、みんなわかっているんですけど、私たち忘れちゃうんです、年をとると。みんな大人ですよ、大人という人種になっちゃうんです。もう一度私たち子どもの人種に戻らなきゃだめなんです。そうなっていくと、「ああ、そうだな」と。形は違っても俺たち、みんなあるんですよ、必ず。俺たちは、絶対、経験しているんですよ。その経験をもう一度掘り起こして、考えて、あの時、あんなことがあって、こういうことに励まされたな、こういうことに頭に来たなということを考えていくならば、解決の糸口が少しずつ見えてくるのかなと。そういう意味において、私、保護者用のいじめ防止のビデオを、千葉県は、多分全国で初だと思いますが、つくります。

そのような形で、これは100%の特効薬は無いんです。無いんだけども、やっぱり子どもたちに、私たちが今までの経験をしっかり考えながら指導していくということが大事なのかなと、そのように思います。済みません、ちょっと長くなりました。

記者

保護者用のビデオということなんですけれども、それはいつぐらいに、どのくらいの部数というか、何本ぐらいつくるんですか。

知事

実は今、台本をもう一度チェックしているんですけど。ちょっとその辺の詳しいところを。

職員

(教育庁指導課)このビデオに関しましては、今年度中の配布ということでございますので、小学校、中学校、それぞれ用のものを、保護者用のものを含めまして、作成ということで考えております。以上でございます。

知事

私、文部政務次官の時に、私の後援会の人から応援してもらって、いじめ問題のビデオ映画をつくったんですよ。それで、私は絶対こういうシーンを入れるなよというのは、例えばぶったりだとか、見ていても嫌になるようなシーンは絶対に入れるなと。入れなくったって人間というのは、ちゃんと想像できるんだと。そういうことを、私、強く言った覚えがあります。そのビデオも委員の先生方には見ていただいて、それをも参考にしていただいたところでございます。

記者

ありがとうございました。

記者

昨日、日本維新の会結党が宣言されたんですけれども、県議会にも維新から国政を狙うような人が出ているようですが、これまでの維新の動きと、あるいは政策、今後について、知事の印象を聞かせていただきたいと思います。

知事

まず、私は、既成政党がこのような状態において、国民が冗談じゃないと。その中で橋下さんが、言うなればスポーツ式にぽんぽんぽんと出したのに対して、非常に清涼感というかそういうものを感じているのかなと、そのように思います。選挙においては選択肢が増えたことは、私は良いことかなと、そう思います。

それから、そういうものを外しまして、今度その内容だとかいろいろ見ていくと、非常に実現には難しいこともあるのかなと思うと同時に、今度は、本当に、私たち国民が気をつけなければいけないのは、どういう人たちが集まっているかと。これ、私もいろんな情報を得、いろんなところを見てきましたけれども、維新の会の考え方が一緒だと言っている人の中には、今までのその人の行動を見ると、全く違う人もいるんです。そうすると、選挙目当てで来ているんじゃないかなと、そう思うところもあるんでございます。ですから、誰でも初めやる時は素人ですよ、私なんか入った時はもちろん素人で入りましたけど、やっぱり先輩方が、朝の勉強も含めいろんなところで教えてくれて、言うならばぞうきんがけさせていただいて、一からずつ覚えていったんです。ところが、今度の維新の会というのは、もし与党になって政権を担う時になって、本当にそれだけの人がいるのかなと。大丈夫なのかなと。そういう危惧をいたします。ですから、私たち国民も、ただ歯切れがいいから、ああそうだと。既成政党は冗談じゃないから、だけじゃなくて、やっぱり今の民主党に対して皆さんが言うじゃないですか、マニフェストがこうだと、こんなはずじゃなかったと。でもね、それを選んだのは私たち国民なんですから、国民が、今度はそういうことも糧にしながら、しっかりと、ただその時の一時的なブームだとか感情じゃなくて、しっかりと見て、投票していかなければならないなと、そう思ったところでございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 秋の全国交通安全運動について

→環境生活部生活・交通安全課【電話】043-223-2259

  • ものづくり認定について

→商工労働部産業振興課【電話】043-223-2717

  • スポーツ立県ちば推進月間について

→教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4105

  • 秋の観光キャンペーンについて

→商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484

  • チバザポーク・ちばの新米キャンペーンについて

→農林水産部畜産課【電話】043-223-2927

農林水産部生産販売振興課【電話】043-223-2880

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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