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更新日:令和6(2024)年4月1日

ページ番号:20684

知事定例記者会見(平成24年4月12日)概要

知事発言へ質疑応答へ

日時

平成24年4月12日(木曜日)10時30分~10時52分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成24年4月12日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 「千葉県青少年総合プラン」の策定について
  2. 「千葉県県民活動推進計画」の策定について
  3. 千葉県立地企業補助金制度の見直しについて
  4. 千葉県観光情報館「チーバくんプラザ」の開設について
  5. 「ちばアクアラインマラソン」参加者募集開始について

知事発言

「千葉県青少年総合プラン」の策定について

知事

おはようございます。

最初は、未来を担う子どもや若者を健全に育成するための総合的な計画である「千葉県青少年総合プラン」の策定についてお話をさせていただきます。青少年を取り巻く環境は、社会の変化とともに大きく変わっております。「青少年総合プラン」は、本県の子どもや若者を地域全体で育てること、特にニートやひきこもりなど、社会生活を営む上で困難な状況にある子どもたちに、きめ細やかな支援をいたします。

この計画が県民に親しみやすい計画となるように、キャッチフレーズを「チームスピリット620プラス1」といたします。これは、620万県民すべてが、思いを一つにするとともに、何か一つ、千葉らしさを生かした取組を実践することにより、千葉県のすべての子どもや若者が、活き活きと楽しく過ごしていけることを目指すものとしております。

また、規則正しい生活や挨拶を大切にすることなど、子どもたちに守ってほしい「七つの大切なこと」を提唱しております。青少年の健全な育成のためには、県民が一丸となって、自分自身の力、家庭の力、そして子どもや若者を守り育てる地域の力を高めていくことが重要だと思っております。

 「千葉県県民活動推進計画」の策定について

知事

次に、「千葉県県民活動推進計画」の策定について、お話しいたします。

県では、NPOやボランティアの活動など、県民みずからが地域をより豊かにしていこうとする県民活動について推進を図るため、「千葉県県民活動推進計画」を策定いたしました。少子高齢化の進行や地域コミュニティの機能低下が懸念される中、東日本大震災を契機に、社会貢献に関する意識が高まっており、県民相互が助け合う「共助」の社会づくりが求められているところでございます。

「千葉県県民活動推進計画」では、「誰もが当たり前のように県民活動に参加し、地域のみんなで創る支え合いと活力のある千葉県」を目指しています。この目標を実現するため、県民活動に関する県民の理解や参加の促進、地域の様々な主体による連携への支援などを行ってまいります。県民活動の主役は、県民の皆様でございます。県では、県民活動の推進により、県民の皆様が共に支え合い、活き活きと暮らす、活力ある千葉県の実現を目指してまいります。

 千葉県立地企業補助金制度の見直しについて

知事

次は、企業への補助金制度の見直しについてでございます。

県では、企業の生産拠点の再編に対応するとともに、様々な進出形態による企業の立地を促進するために、県内に立地する企業への補助金制度の一部を改正することといたしました。昨年度、補助金を受けて立地した企業が撤退するという事例がありました。こうしたケースに対応するため、10年間の操業義務規定を創設いたしました。これにより、企業が短期間で事業を中止または廃止した場合には、操業期間に応じて補助金が返還されます。また、本県への本社立地の促進により、大規模な雇用創出を図るため、県内在住の従業員数に応じて補助金を交付できるようにしております。今後も、社会情勢や企業ニーズの変化に応じて、効果的な企業誘致を行い、千葉県経済の発展と雇用の確保に全力で取り組んでいく所存でございます。

 千葉県観光情報館「チーバくんプラザ」の開設について

知事

次は、「チーバくんプラザ」の開設についてお話しいたします。

県では、明日13日にオープンする日本最大級のアウトレットモールの中に、観光情報館「チーバくんプラザ」を開設いたします。東京湾アクアラインの着岸地である木更津市の金田地区では、本県の新たな玄関口としての街づくりが進んでおります。東京や神奈川を初めとする首都圏だけでなく、外国からも多くの人々が訪れることが期待されております。

「チーバくんプラザ」では、コンシェルジュによる観光案内やプロモーション映像の放映、観光のPRイベントの開催など、地域と一体となって、皆様の役に立つ観光情報を発信してまいります。明日は、チーバくんを初め地元のキャラクターも駆け付け、オープンをにぎやかにお祝いをいたします。入口では、チーバくんの人形が皆様をお迎えいたします。本県を訪れていただいた皆様が、心から千葉を楽しんでいただけるように、「チーバくんプラザ」は本県観光の案内役として、千葉の魅力を発信してまいります。

 「ちばアクアラインマラソン」参加者募集開始について

知事

最後に、今年10月21日に開催する「ちばアクアラインマラソン」の参加者募集を、本日正午から開始しますので、お知らせいたします。

申込方法は、インターネット、モバイルサイト及び専用の用紙を使う振替の3つの方法があります。申込期間は、インターネットとモバイルサイトが来月10日まで、振替については本日から来月2日の消印までとなっております。なお、専用の振替用紙の請求期限は、今月23日までとなっていますのでご注意してください。

このあと、ちばアクアラインマラソンPR大使に就任していただくマラソンランナーの千葉真子さんと一緒に、県庁1階のロビーで募集開始宣言を行います。参加したすべての皆様が、すばらしい青春の汗を流すとともに、千葉県の魅力と県民のおもてなしに感動していただけるような大会にしたいと思います。たくさんのご応募をお待ちしております。

私からは以上でございます。

質疑応答

記者

北朝鮮のミサイルに関してですが、北朝鮮が衛星と称したミサイルを今日以降発射すると予告しております。これについての知事の所感と、万が一のときの千葉県の安全・安心のための対応といいますか、そこら辺をまず1点伺いたいのと、もう一点が、今週になって、放射性物質が含まれている食品が検査をすり抜けて市場に流通してしまうというケースが2件、千葉県で続きました。千葉県全体の農業の信頼という部分にもかかってくる話だと思いますので、ここら辺の今後の対応といいますか、再発防止策を教えてください。以上です。

知事

まず、北朝鮮の人工衛星発射についてでございますが、私たち日本においても、これは大変な脅威でございます。また国際社会においても、何とか連携してこれを阻止していただきたいと、そういう気持ちでいっぱいでございます。

この対応でございますが、我が千葉県、自衛隊の方も3名ほど本庁に来ていただいております。各部連携をとりながら対応しているところでございますが、この辺を詳しく担当部局、お願いいたします。

職員

防災危機管理部長でございます。この北朝鮮の、ミサイルと言っていいのでしょうか、それにつきましては、県庁内に連絡室を設けておりまして、15課で構成して、国からの情報等の収集と市町村への情報伝達、不測の事態に備えているところでございますし、今、知事からお話がございましたように、自衛隊との連携ということで、3名の者が私どもの部のほうに、発射予告の日時の中で在庁してもらっているところでございます。以上でございます。

知事

それから、農業の信頼性でございます。タケノコとかシイタケ、これは本当に大変申しわけないことで、私ども県としても、改めて市町村に強くこの辺をしっかりやっていただけるように、要請、指示しなければならないと。そういうことにおきまして、今日3時からでございますが、各市町村の方に来ていただきまして、改めて県としての指示をするつもりでございます。

記者

3点、質問があります。まず1つ目が、震災がれきの受け入れについてですが、一昨日に市原市長が受け入れの方針を固めたという話が出たんですが、ほかに受け入れ可能を表明している市町村は出そろったのかということと、今後のスケジュールをお伺いしたいと思います。

2点目が、手賀沼の終末処理場の関係で、今日、印西市の市議会で説明会を開くというふうに投げ込みがあったんですけれども、今後、一時保管に向けてはずみがつくとお考えなのかということと、あと、市民、我孫子市への説明会の予定はあるのかどうかということです。

最後に、館山の4車線化ですが、知事の展望をお聞かせ願いたいと思います。

知事

がれき受け入れにつきましては、条件つきで千葉市、市川市、それから最近、市原市も出ております。前にも申しているとおり、私たちも何としても協力していかなければならないと、そのように思っておりますので、各市町村に打診していることは事実でございます。

あれから私ども、今後の工程も含め精査しまして、大変うまく行っているところもあるんです。全体の災害廃棄物の処理、95%はうまくできている、終了しているところでございますが、あとの5%が埋立処分を行わなければならないのです。ですから、埋立処分場の確保、また、放射能の安全性に関して十分な説明、これをしっかりと国がやっていただけるならば、私たち県としても、より一層協力ができるんではないかなと、そのように思っているところでございます。このことについて、担当部局、何かつけ加えることはありますか。結構ですか、はい。

それから、手賀沼の一時保管です。これは、今まで私も何回も説明してきたのですが、るる要請してきた各市町村の方も十分おわかりになっていると思うのです。ですから、今度は印西で議会において説明もやります。そして、我孫子の市議会も今までの経過は十分にご認識になっていると思うのですから、ぜひ私たち、広域自治体の責務として説明はさせていただきたいと、そのように思っているところでございます。

それから、館山道の4車線化でございます。途中経過を皆様にお話しする機会も余りなかったのですが、私は何としても圏央道、これを完成させていかなければと、防災力の観点からも大変重要であると、そのように思っているところでございます。この館山道の4車線、言うなれば、アクアラインが800円になってから、非常に混む。この辺がネックになってきている。これは何としてもということで、以前1回決定はされたんですが、また覆された経過がございます。そして、今回は、背水の陣を引いて、県の職員も何度も何度も国土交通省にお願いに行き、私も前田大臣には2回ほどお願いに行き、そして吉田副大臣とも、お願い、お話もさせていただきました。特に吉田副大臣とは19年前、当時民社党の会派のときに、一緒に飯を食って頑張った仲だったものですから、非常に話を聞いてくださって感謝しているところでございます。そして、今回、4車線化が決まったことで、本当に、これからアウトレットもオープンでございます。この4車線化というのは、私は、県民にとって大きなプラスと思っております。以上です。

記者

先ほどの質問にもあった放射性物質の食品の検査の問題ですが、もともと出荷制限をかける場合の考え方として、都道府県単位で産地表示義務があるため、都道府県単位で出荷制限をかけることが、消費者から見分けがつくという意味で原則のところを市町村単位で流通を管理できるということの条件で、市町村単位で出荷制限をかけるというふうになっていると思うのですが、そうした中、市町村で出荷している農家を把握できていないということは、その前提が崩れるかと思うのですが、どうしてそのような漏れが起きたのか、原因をどのように考えているかということと、今後、その漏れを防げるのかということの2点をお願いします。

知事

それは本当に申しわけないことで、県としての立場を申し上げますと、各市町村に、今、記者さんのおっしゃったようなこと、私ども、しっかり把握して、そして県が検査するものにおいては、しっかり県もやらさせてもらうと、そのように通達しているところでございます。それで、今回のことは、市に問い合わせてみますと、言うなれば、出荷しないと、自己完結のものであるという報告を市から受けていたものでございます。これは結果論で本当に申しわけないのでございますが、これからは、そういうことがないように、先ほど申し上げたように、今日3時に各市町村に来てもらいまして、しっかりと、もう一度ふんどしを締めてもらいたい、そのようなことを要請するつもりでございます。

記者

アウトレットモールの明日開業というのもありまして、ゴールデンウイークを控えて観光シーズン、その一方では農産物の風評というか、その辺の被害の関係が影を落としている。その辺について、知事の率直な、これから観光シーズンを迎えるに当たって、農産物被害の影響というのは気になると思うのですが、その辺についてお伺いしたいと思います。

知事

これはもう記者さん、十分ご案内かと思いますけれども、県としてはしっかり検査等をやって、今回こういう不祥事もありましたけれども、こういうことは2度とないように、まず消費者の皆さんに、私どもは安全なものを出すと、不安を何とか解消するように、より一層、しっかり検査して、消費者の皆様にお出ししなければならない。ですから、今回のタケノコのようなことは決してあってはならないと、県として大変残念でございます。

そして、私どもが出すのは安全なものでございますから、魚介類も含めて皆様の不安を解消し、安全だということを大いにPRしてまいりたいし、また、アウトレット等におきましても、この千葉県産に対して興味を持ってもらえるように、また、ご賞味いただくように努力してまいりたいと、そのように思います。

アウトレットの効果というのは、何しろ雇用において、今この時期において、2,000人を超える雇用があるということは大変大きいことなんです。ですから、その雇用も含めて、また、首都圏から多くの皆様にアウトレット、房総観光も含めて、野菜も含めて、楽しんでいただけるよう、万全の態勢で臨んでいかなければいけないと、そのように今日も訓示したところでございます。

記者

おはようございます。今日、アクアラインマラソンの募集が始まりますけれども、知事の人脈を生かして、ビッグネームの方とかアスリートの方とか、そういうのを招待するご予定とかはございますでしょうか。

知事

ええ。今、いろいろ声をかけているんですが、何しろ今回、フルマラソンだけなんですよね。この間もある人ですが、「健ちゃん、おれは10キロなら出るけどさあ、そういうのはないのかい」とか言われて、「いやいや、それは今回はないんだよ」と。今、ちょっと声をかけているところはあります。いい回答をいただいたら、ぜひ発表させていただきたいと思います。昨日もさっきのアウトレットへ行って、(東京湾アクアライン海ほたるへ)木更津から来るときは、あれは40メートルぐらいあるそうですね、あれは車でも結構ぐっとなるから、走るとなると大変ですよね。それから35キロメートルを過ぎた後はすごくアップダウンがあるから、これは本当に走りなれている人でも大変厳しいのではないかなと思うので、そういうことも含めて、私も仲間にお願いしてみようかなと、そう思っております。

記者

よく県議会の中でもプリティ県議と一緒に何か、知事、出てみたらどうですかみたいなサゼェスチョンがありますが、知事ご自身の出場はどうなんでしょうか。

知事

僕は、走るのは砂浜だけにしていますからね。冗談はともかくとしても、僕はフルマラソンはできません。それこそ、ここを3カ月ぐらい休むようになります。海を走るなんてことは、ランナーの皆さんにとっては、本当にめったにないことだと思うんです。ですから、走る皆さんに気持ちよく走ってもらう、そして、病気、事故がないように、私たち裏方として一生懸命やらせていただきたい。そういうように思っています。

内容についてのお問い合わせ先

  • 「千葉県青少年総合プラン」の策定について
    →環境生活部県民生活課【電話】043-223-2294
  • 「千葉県県民活動推進計画」の策定について
    →環境生活部県民交流・文化課【電話】043-223-4147
  • 千葉県立地企業補助金制度の見直しについて
    →商工労働部企業立地課【電話】043-223-2423
  • 千葉県観光情報館「チーバくんプラザ」の開設について
    →商工労働部観光誘致促進課【電話】043-223-2484
  • 「ちばアクアラインマラソン」参加者募集開始について
    →教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4111

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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