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更新日:令和6(2024)年4月1日

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知事定例記者会見(平成23年7月28日)概要

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日時

平成23年7月28日(木曜日)10時30分~11時00分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成23年7月28日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 千葉県立農業大学校のスタートについて
  2. 夏休みの県立博物館等の催事について
  3. 夏の甲子園大会県代表校決定について
  4. 国際生物学オリンピック金メダル大塚祐太さんへの知事表彰について
  5. 「なでしこジャパン」丸山選手への県民栄誉賞授与式について
  6. 柏児童相談所一時保護児童の略取事件について

知事発言

千葉県立農業大学校のスタートについて

知事

おはようございます。

最初に、昭和54年の創立以来、多くの農業者を育ててきた千葉県農業大学校が、来年度から専修学校となり、名称も「千葉県立農業大学校」としてスタートしますので、ご紹介をいたします。

千葉県は、平成21年の農業産出額が全国第3位の農業県であり、食料供給基地として重要な役割を果たしております。しかし、近年は、高齢化の進展などにより、農業者数は減少傾向にあり、新たな担い手の確保・育成は緊急の課題となっているところでございます。こうした状況を踏まえ、県では、担い手育成の中核的機関である農業大学校が、学生にとってより魅力ある学校となるよう、学校教育法に基づく専修学校にいたします。専修学校となることで、卒業生は「専門士」の称号や、大学への編入学資格を取得できます。また、奨学金の貸付や、農業法人などの求人情報の提供を受けることが可能となります。さらに、国際的な視点やビジネス的な視点を取り入れた新しいカリキュラムにより、幅広い視野を養うことができます。この新しい農業大学校の第1期入学生の募集を8月2日から開始をいたします。8月22日から26日まではオープンキャンパス、9月3日には体験入学会を行いますので、多くの皆さんに参加していただきたいと思います。農業大学校は、農業を志す皆さんにとって、より魅力的な学校に生まれ変わります。ぜひ、農業大学校で学び、将来の千葉県農業の担い手として羽ばたいてほしいと思います。

 夏休みの県立博物館等の催事について

知事

次に、小中学生が楽しみながら学ぶことができる県立博物館の催しについてお話しをいたします。

市川市にある「県立現代産業科学館」では、8月5日から16日まで、企画展「さぐれ!月を惑星を」を開催いたします。今回の企画展では、月や惑星を探査する人工衛星をはじめ、宇宙の謎を解明するための最新の宇宙技術や貴重な資料を展示いたします。ガリレオの望遠鏡のレプリカや月周回衛星「かぐや」から見た地球の映像、太陽の光を受けて航行する宇宙ヨット「イカロス」の模型や7年間の宇宙の旅を終え、地球に帰ってきた小惑星探査機「はやぶさ」の模型などがご覧になれます。さらに、直径23メートルのドーム型スクリーンを使ったプラネタリウムは、世界でも最大級の2,200万個もの星を映し出すことができます。大迫力で今にも降ってきそうな満天の星空を堪能してください。また、会場では、千葉県出身の宇宙飛行士、山崎直子さんのビデオメッセージも放映されます。このほか、香取市にある「県立中央博物館大利根分館」では、中央博物館の昆虫コレクションから厳選した珍しい世界各地のチョウやクワガタムシなど200種類を展示しており、また、勝浦市にある「海の博物館」では、ハゼやエビなど身近な磯の生き物を見ることができる「ミニ水族館」が開催中でございます。県立博物館は、中学生以下は無料でございます。博物館には、驚きや感動がいっぱいでございます。また、体験学習や実験・工作教室など、自由研究に役立つ企画もたくさん行っていますので、ぜひご家族やお友達と一緒に博物館を訪れてほしいと思います。

 夏の甲子園大会県代表校決定について

知事

次に、高校野球の話題でございます。

昨日、夏の全国高等学校野球選手権千葉大会の決勝戦があり、市立習志野高等学校が10年ぶり8回目の甲子園大会出場を決めました。習志野高校のある習志野市は、東日本大震災による液状化などで大きな被害がありました。そうした逆境にあって、このたびの甲子園大会出場は市民のみならず、県民すべてを勇気づけてくれました。習志野高校ナインには、甲子園でも絶対にあきらめない気持ちとチームスピリットで、全国の頂点を目指してほしいと思います。なお、本日、習志野高校ナインが私のところに甲子園出場の喜びを伝えに来てくれます。

 国際生物学オリンピック金メダル大塚祐太さんへの知事表彰について

知事

次も、高校生の活躍による話題でございます。

今月、台湾で開かれた「第22回国際生物学オリンピック」で、県立船橋高校の大塚祐太さんが、見事、金メダルを獲得いたしました。この快挙に対し、知事表彰を行うことといたしましたので、お知らせ申し上げます。「国際生物学オリンピック」は、世界の高校生たちが生物学の知識や技能を競うもので、今回は、58カ国から229人が参加し、理論問題と実験問題に取り組みました。日本からは、大塚さんを含む4人が出場し、金メダル3個、銀メダル1個という好成績をおさめました。大塚さんが通う県立船橋高校は、文部科学省の指定する「スーパーサイエンスハイスクール」として理数系教育の充実に取り組んでおり、同校からは一昨年も金メダル受賞者が出ました。大塚さんに対する知事表彰の授与式を、本日、午後1時15分から知事執務室で行います。大塚さんの金メダル受賞は、理科離れが懸念されている中で、日本の若者の底力を示したとても明るいニュースとなりました。これからも様々な分野で活躍する若者の姿が見られることを期待しております。

 「なでしこジャパン」丸山選手への県民栄誉賞授与式について

知事

次に、先週の定例会見でご報告いたしました「なでしこジャパン」への県民栄誉賞授与について、丸山選手への授与式の日程が決まりましたので、お知らせいたします。

授与式は、8月4日に県庁で行います。当日は、私から表彰状などをお渡しいたします。世界一となった感想なども、ご本人から直接お聞きできればと楽しみにしているところでございます。なお、宮間選手への授与式については、調整中ですので、決まり次第、またお知らせ申し上げます。

 柏児童相談所一時保護児童の略取事件について

知事

最後に、先日発生した柏児童相談所が一時保護していた児童が連れ去られた事件については、子どもの安全と生活の場を確保するための県の施設で、このような事件が発生してしまったことは大変残念であり、県民の皆様にまことに申しわけなく思っているところでございます。担当部局には、二度とこのような事件が起きないよう、全児童相談所について、早急に管理体制の見直し・強化をするよう強く指示したところでございます。また、センサーライトの増設など、防犯に必要な設備を早急に検討し、整備してまいります。

私からは以上でございます。

質疑応答

記者

おはようございます。まず、1点目ですが、昨日の習志野高校の優勝に引き続き、高校生の活躍が続いています。こうした若い力の活躍に、知事はどのようなご心境で受けとめられているか。

知事

なでしこジャパンも含めて、若い人、そして今回の生物学の金メダル、こういうときこそ若い人たちががんがん頑張っていく姿を見ると、日本は大丈夫だなと。おれたちも負けてられないなと、おれたちも頑張ろうという、はっきり言って勇気を与えられますね。日本て素晴らしいなと、改めてそう思いました。

記者

大変勇気を受けたというお話が出たのですが、一昨日、県内の旅館ですとか、ホテルの組合の方たちが震災後の影響を報告されまして、その中で民間の旅行会社のインターネット情報の中で千葉県への観光客が来ないという話があったのですが、こうしたことに対する対策ですとか、県として何か考えていることがありましたら。

知事

そうなんだよね。本当に残念なことなんですよね。確かに風評被害はあります。それと同時に、私たちは正確な情報を皆様にどんどん出していかなければならないなと思っています。そのことは、私も国にもお願いしているのですが、国も今は当てにならないから、頼りにならないから。この間、九十九里のほうで海水浴のPRをやってまいりましたが、あそこでも皆さんに申したように、千葉の海は皆さん、大丈夫ですよ、放射能はありませんよと。それから、砂浜も安全でございますと、そういうことをどんどんこれからもアピールしていくならば、今、こういう天気の状況もございますので、つらいところもありますが、必ず復興できると。また、元気な、さわやかな千葉に戻ってくれるものと確信しております。そのためにも、県は一丸となって頑張ります。

記者

ありがとうございます。

記者

おはようございます。お世話になります。放射線に関してですが、牛肉は、県内、ある程度めどはついたのかなという感じはするのですが、わらについても出てきていまして、今後、いろんな植物、何が出てくるのかわからない状況だと。国の指揮が後手後手に回っているという指摘もある中で、農業県として、今日も農業大学校のことを発表されましたが、農産物への対策といいますか、何かわきを締めなくてちゃいけないなと思われるようなところが、もしもあれば、教えていただければと思います。

知事

特に牛肉ですよね。稲わらも含めてえさの検査をぴしっとやりまして、全く問題ございません。それと、来週から全戸検査やろうと思っているのですが、正直言って、えさで全く問題ないわけですから、肉でも問題ないことはわかっているのですが、でも、より一層、こういうときでございます。消費者の皆さんに安心していただくように、来週からそういう検査もやる予定でございます。詳しくは担当部局。

職員

畜産課でございます。今、知事からもお話ありましたとおり、現在、全頭検査等々でいろいろと各県、全国8県ほど打ち出しておりますが、基本的に千葉県の場合は、先ほどのお話のとおりで、えさ関係、口に入るところについては、かなり徹底した検査をやっておりまして、そこでほぼ安全性の確認の第一段階ではできているものだというふうに解釈しております。今後、念には念を入れてということで、来週、8月3日から全戸検査という考え方で、各農家をサンプリング調査しながら、と畜場のほうで牛肉の検査をやって、えさ関係とその後の飼養管理状況、肉の検査、この3点セットで農場の安全性を確認をしていこうというふうな態勢で今後進める計画でおります。以上でございます。

知事

県としても、これからもしっかりと適切に対応してまいりたいと思っております。ありがとう。

記者

ありがとうございました。

記者

おはようございます。サマータイムについてですが、今まで検討されてきたと思うのですが、この検討状況についてはどういうことになっているのでしょうか。

知事

サマータイム、我が千葉県はお国からは15%と言われておりまして、25%を目標に頑張って、それからなおかつ、私たちは事業者の皆さんにもこれだけお願いしているのだからと、より一層頑張りまして、今、35%まで来ているところでございます。この35%というのは、今、サマータイムやっております東京と同じ程度でございます。サマータイムの詳細にわたりまして、担当部局からお願いいたします。

職員

総務課でございます。サマータイムの導入につきまして、ただいま知事からお話がございましたように、県では現在、7月1日以降、対策の実施によりまして当面、35%程度の節電効果を上げておりますが、サマータイムを試行した結果、3%から5%程度の節減効果があるということがわかりました。また、職員からも、また県民の皆さんからもアンケートをとっております。そういったことを総合的に勘案いたしまして、導入するかどうかについて、現在、慎重に検討しているところでございます。以上です。

記者

知事として、導入の是非についてお考えはいかがですか。

知事

つけ加えます。いろいろと今、るる聞いているところを見ますと、ご案内のとおり、千葉県は大変広うございますから、ある場所ではそれこそ汽車が1時間に1本しか来ないというところもあるわけでございます。あとは、お子さんを持っている家庭もあるし、いろんな諸事情があるところでございます。今、一生懸命、職員もほんとに頑張ってくれて、35%までいっているものですから、これは今のところの私の考えでございますが、サマータイム導入において、賢く節電という言葉を使っているわけでございます。言うなれば、無理に無理を重ねるような形ではなく、よし、これだったらおれでも協力できるよと、そういう形に持っていけたらなと思っています。

記者

もう一点、話は変わるのですが、液状化対策について、東京都は指針を定めていくという報道があったのですが、その対策についての取り組みについてまとめたようなものというのは、千葉県として考えていくお考えはありますか。

知事

東京は東京でいろいろお考えになっているのでしょうけども、液状化について、これは記者さんおわかりのとおり、千葉県だけで起きるわけではございません。いろんなところで起きる可能性を持ったものでございます。私どもこれをしっかり精査して、これを一つの糧にして、いろんな対策を立てていかなければならない、これが基本的な考えでございます。一応、そのようなことで、これからもいろいろと検討してまいりたいと思っています。

記者

ありがとうございました。

記者

おはようございます。先ほど、旅館、ホテルの客が減っているというお話ですが、実際に組合の調査では6割ぐらい減っていると。特に千葉県が他の都道府県の中で突出して減っているんだというお話をされていたのですが、県として、例えば数字として減っている実態をつかんでおられるのかとか、他県と比較して千葉だけが低い現状なのかどうか、このあたり、どう認識されていますか。

知事

数字を並べて、担当部局、ご説明申し上げて。

職員

観光課でございます。適宜、統計等をとっておりますが、直近では6月に幾つかの施設に問い合わせをしまして、観光施設、宿泊施設、それぞれ2割強、あるいは3割強減というデータをもらっているところです。今回の旅館・ホテル組合の発表、ネット系を中心とした旅行業者の関係ですが、私ども別途、大手の旅行会社にも情報を一方で聞いておりまして、そこまではというような印象も得ているところです。いずれにしても、夏の入り込み状況は大変厳しいという認識はしておりますので、追って、今夏の情報についてもまた必要に応じて入手していきたいと考えております。以上です。

知事

つけ加えますと、本県におきましては、夏というのは言うなればかき入れ時なんです。それにかけるというところが、今まで非常に強かったことも事実でございます。ですから、こういうことがあるとちょっと痛いなという部分もまた事実でございます。県の大きな施設もこの震災によって休んだところもありますし、いろんな意味で歯車が狂っているところも、また事実でございます。ですから、こういうことも私たちしっかり頭に入れながら、何しろ皆さんにそういう問題はないんだということを、今の段階で私たちが調べてこうですということをお知らせして、ぜひ来ていただきたいと思います。

記者

おはようございます。今の関係で2点ですが、まず、ホテル・旅館業組合の方々が文部科学省の中にあります紛争審議会のほうに、今回の落ち込みというのは原発の風評被害というものだと認めてほしいということで、中間指針にぜひ盛り込んでほしいという形で行かれたと思うのですが、一方で今のところの状況では、観光業に関しては福島、栃木、茨城、その3県のみという形で出るのではないかというお話で最終調整になっていると思いまして、千葉県として、そのあたり、再度、県のほうから知事が行かれる予定とかありますかということをお聞きしたいのです。

知事

昨日の夕刊でございますか、そのような記事を私も読みまして、今、県も確認をとっているところでございます。栃木、茨城、しかし、千葉が外されているということは、これは非常に問題でございまして、今のこの状況をしっかりお伝えしなければならないし、また、同業組合の皆さんが補償等を国へ要望したということも、私たちしっかりとした今までの数字、いろんな情報をお示しして、やっていかなきゃならない。組合がそういうことをやるということは、正直な話、いろんな情報も集めてここまで出していくというのは大変なことだと思います。私もこういうことが県としてしっかりと確認ができた段階において、国と適切な折衝をしてまいりたいと思っています。

記者

ありがとうございます。あともう一点、その関係で、組合の方々が修学旅行のキャンセルが激しいというお話が出ていまして、そのあたり、心配が多い方々からすると、ほかの場所に変えてしまおうという動きがあるのかもしれないのですが、その辺の把握の状況、例えば知事がPRされるとか、そういったことのご予定があるのかどうかということをお願いします。

知事

その辺把握しているかどうか、担当部局、把握している段階で結構ですから。

職員

修学旅行について、今、データを持っておりませんが、当然ながら、震災発生後、修学旅行のキャンセルが続出したという状況は認識しております。ただ、修学旅行は年度で決めていくということがありますので、今年度、キャンセルして、すぐ秋、冬にという状況にはならないということで、いずれにしても、千葉県の観光地は安全だということをしっかり広報、PRしつつ、修学旅行の回復にも努めていくという方針で臨んでいきたいと思っております。

知事

修学旅行の皆さん、親御さんの気持ちもわかるんですよ。わかるからこそ、私たち正確な情報を伝えなきゃならない。ぜひ、御紙で扱ってくれれば、私、しゃべりますので、大きく、皆さんにお伝えしなきゃいけないと思います。お願いします。

記者

わかりました。ありがとうございました。

記者

先週、県立学校の改革の推進プランの素案を公表されまして、その中で中高一貫校を増設することを検討するということが明記されたのですが、そのことに関して知事の所見があれば、お伺いします。

知事

中高一貫教育、私が国会議員時代、文部政務次官のころ、非常に着目して、それを推進しようではないかという動きもあったことも事実です。ただ、中高一貫教育は非常にいい部分もあるし、ちょっとこういうのはどうなのかなという部分もあります。これはただそういうブームが来たからとか、そういう波に乗ってやるというのではなくて、私どもとしては、もう一度、それを精査しながら、形を決めてまいりたいなと。個人的には、中高一貫教育というのは非常にいいと思うんですね。その人のいいところを伸ばせる。ですから、いかに中高一貫教育の中の利点を今度はうまく生かしながら、教育の中に持っていくか、これが一番大事なんですね。その辺をしっかりと精査していかなければならないと思っています。

記者

よろしくお願いいたします。昨日ですが、ソフトバンクの自然エネルギー協議会に千葉市が不参加を表明しているのですが、それについて森田知事としてどのようにご覧になっているかというところと、自然エネルギーについて県としてこれからどのような方針で進めていかれるかというところを教えてください。

知事

熊谷市長も自然エネルギーに対しては非常にいろいろなお考えを持っている市長でございます。ですから、お考えになっての判断だと認識しております。我が千葉県におきましては、私は基本的に賛成なんですよ。日本という国は無資源国家でございますから、言うなれば、いろんな形においてエネルギーを集めてこなければならないと。そうすると、今、原子力の場合、いろいろなこういうこともあって、その代替エネルギーをどうしていくのかと、そういうことも真剣に考えていかなければならないと。これは多分、熊谷市長も同じだと思います。ただ、その中で、今、孫さんがおっしゃっているけど、太陽光をどのようにして、それから、例えば金額的な面に関してもどうなるんだとか、その辺の詳細、また、国からの詳細なはっきりしたものが出ていませんよね。その辺を私どもとしては、確かに、基本的に賛成なんですから、乗ることもいいのですが、やはり、私どもは地方自治体でございますので、その辺をしっかり精査して、私どもがこれは行けるのではなかいなと思ったら、ぜひとも参加させていただきたいと思っております。

記者

よろしくお願いします。放射線に関してですが、県も生活空間については測定を始めるということで、もう始められていますが、土壌について、住民の不安は大分高まっているようです。民間の調査では、住宅地の道路などから1キログラム当たり5万ベクレルというかなり高濃度なものが検出されているという報道も出ています。県として、そういうような状況を把握されているのかというのと、土壌の測定や調査をどのようにしていくのか、知事のお考えをお聞かせください。

知事

放射性物質というのは、例えば雨が降ったりすると、その流れによっては1カ所にたまっちゃうこともあると専門家から聞いたこともございます。まず第1に、住民の皆さんの不安を解消していかなければならないわけでございますから、これは県といたしましても、しっかりと、例えば、市とも連携しながら、そして、国の考えを、また指導をいただきながら、住民第一を考えて、適切に対処してまいりたいと思っております。

記者

それは、今後、独自調査する考えもあるということでよろしいですね。国が大枠を決める前に、県として独自で調査する。

知事

それは市といろいろ協議もして、そういうことをも含めて、検討してまいりたいと思っています。

記者

ありがとうございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 千葉県立農業大学校のスタートについて

→農林水産部担い手支援課【電話】043-223-2901

  • 夏休みの県立博物館等の催事について

→教育庁教育振興部文化財課【電話】043-223-4087

  • 夏の甲子園大会県代表校決定について

→教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4109

  • 国際生物学オリンピック金メダル大塚祐太さんへの知事表彰について

→教育庁教育振興部文化財課【電話】043-223-4056

  • 「なでしこジャパン」丸山選手への県民栄誉賞授与式について

→総務部総務課【電話】043-223-2036

  • 柏児童相談所一時保護児童の略取事件について

→健康福祉部児童家庭課【電話】043-223-2356

 

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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