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更新日:令和6(2024)年4月3日

ページ番号:20591

知事定例記者会見(平成21年4月6日)概要

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知事定例記者会見概要

日時

平成21年4月6日(月曜日)14時30分~15時10分

場所

本庁舎1階多目的ホール

 知事発言

(知事)

皆さん、こんにちは。森田健作でございます。県民の皆様のおかげで、私、知事にならさせていただきました。

私は皆様にお訴えしていたとおり、この千葉をもっともっと元気に、そして明るく、日の当たる県に、また堂々と中央に物を言える、私たちはそれだけ実力があるのです、力があるのです。私は、県民の皆様とともに、また県の職員の皆様とともに、この千葉を、まさしく日本一にするという、そういう決意を持って今日は初登庁いたしました。

私は即行動、言うなれば、中央に物を申す。私は当選してすぐに麻生総理ともお会いし、千葉県のポテンシャル、そして、今、千葉県の財政が非常に辛いんだと。まず財政を再起させるためには、まずもってアクアラインの値下げを何とかしていただきたい。

初めは、「うーん、そうだな」とおっしゃっておりました。でも、私は言ったのです。「総理。総理がここで、おまえ、土下座して頼めばやってやるぞと言うならば、私は千葉県のためなら何回でも土下座いたします」、そう言いましたら笑っておりました。そして私は言ったのです。「総理、目の前のニンジンは要りません。値下げできないのでしたら、あんなものをぶっ壊してください」と。そうしたら、驚いて、何を言ってるんだというお顔をしておりました。

その後、石原都知事にもお会いしました。「森田君、千葉県は大変な可能性、ポテンシャルのあるところだ。君の元気で頑張れ。東京都も応援する。今度は、みんな腕組んで首都圏をダイナミックに変えよう」と、そのようにもおっしゃってくださいました。

その後、中曽根元総理にもお会いいたしました。中曽根元総理は、「いいか、みんな森田流でやれ。元気に頑張れ。どんどん言え、どんどんやれ。ただ、あんまり焦せるなよ。君は直球でばーっと行き過ぎて、そういうこともあるから、それは気をつけろよ」、そのようにも言われました。

私は、明日、松沢神奈川県知事、上田埼玉県知事にもお会いいたします。今週、国土交通省の大臣にもお会いする予定です。また、大阪府の橋下知事にこの間、電話いたしまして、お互いに連携し、頑張ろうと。一回、食事でもしようじゃないか、そのような話もいたしたところでございます。

皆さん、私たち千葉県というのは、本当に力があるところなのです。本当に私たちは実力があります。あとは私たちがやる気を持つことです。

森田健作はこんな男でございます。ある程度やんちゃになっちゃうかもしれません。でも、私はこの千葉県をこよなく愛しています。森田のお手並み拝見、そんなじゃなくて、皆さん、私が選挙中に言っていたように、森田と一緒に何をするんだ、何ができるんだ、一緒に頑張ろうよ、そのように思っていただきたい。

物事に対して石橋を叩いて渡る、そのように申します。皆さん、石橋を叩くことはいいことでございます。でも、ずうっと叩いて叩いて渡らない人が多いのです。私は違います。それは叩きます。2つ3つ叩いて、大丈夫だと思ったらばあーっと走りますよ。そうしたら、ある人が言っていた。「そんなんだったら落っこちてしまったらどうするんだ、川に落ちたらどうするんだ。」「泳げばいいじゃないか、泳いで岸まで行くんだよ」と、私はそのように思っています。

行動を起こさないで後悔するより、行動を起こすことです。必ず結果はついてくる。私はそのような思いで県民の皆様とともに、この千葉県を堂々と国に物申し、首都圏の知事さんとも連携し、誇りある、輝く千葉県、私たち、子どもたち、孫たちがこの千葉県に生まれてよかった、この千葉県で育ってよかった、人から千葉県に住んでいるっていいね、これからも住みたい、そういうような千葉県をつくりたいと思います。それには、何と言っても県民の皆様が森田と一緒に頑張ろうと、そう思ってくださいまして、私と一緒にやってくださることだと、そう思っております。

それと同時に、もう一つ、対話を大事にしております。これは衆議院、参議院のころからでございます。人間話さなければわかりません。話せば、必ずそこに何かしら生まれてくる、そういうような考えで、これからも皆さんとともにチームスピリッツ、皆様とともにこの千葉県をよりすばらしい県にしたいと願っております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。

 

 質疑応答

(司会)

それでは、質疑に移らさせていただきます。

(記者)

よろしくお願いします。まずは、就任、おめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

月並みな質問ですが、今朝起きてから、今日ここに至るまでの思いをお聞かせいただけたらと思います。

(知事)

異常に朝早く起きてしまうものですから、今日も2時半ごろに目が覚めまして、うとうとしていたのでございます。それからお風呂に入りまして、ゆっくりしました。そして朝食をとりました。あまり食欲がなかったです。道中、いろんなことが走馬灯のように脳裏を駆けめぐりました。

県庁に着きまして、本当に多くの職員の皆様、県民の皆様がいてくださいまして、降りた途端、がーっと県庁見たのです。高いです。そして、どういうわけだか頭下げて、この4年間、県民の皆様が元気で幸せになれますようにと言ったのでございます。それが自然に出てきたのです。本当にそうであってほしいと、そのように思っています。

皆様の歓迎を受けまして、非常にうれしかったです。よし、頑張ろうと、そのような気持ちを持ちました。

(記者)

ありがとうございました。

(記者)

よろしくお願いします。

まず、今日から知事の仕事がスタートしたわけですが、一方のタレント活動を今後、どのようなスタンスで行うのかという点が1点と、今週、埼玉・神奈川県の両知事、それと国交大臣にもお会いになるということでしたが、どんなことを物申すつもりなのか、そのあたりを教えてください。

(知事)

俳優としての活動等も含めて、テレビ出演等をおっしゃっているのだろうと思います。

私は、政治家というのは基本的には柱は行政だと思っております。その中において、例えば、私が皆さんに訴えていたように、千葉のいいところをどんどん多くの人に知ってもらう、これもまた大変な重要なことだと思っております。ですから、私はマスコミ等においても、この千葉県のいいところを知ってもらうためには、その番組によりますが、知ってもらうためには、支障のない限りは出演していこうかなと、そのように思っております。

私がこれから松沢知事、上田知事にまず会うことはどういうことかとおっしゃいました。

松沢知事は2年前にリニアモーターカーをやるべきだと、推進しているのです。私は6~7年前にリニアモーターカーはやるべきだと、そのように言っていた経過がございます。ですから、これはアクアラインのことも含めまして、神奈川県とは大変密接でございますから、どのようにしていくのか。また、リニアに関しては、お互いに連携をとって、東京、埼玉をも含めていかなければならないので、その点をお話しさせていただければと、そのように思っております。

上田知事におきましては、まさしく首都圏連合で上田知事のお知恵をもお借りしながら、ご指導賜りたいなと。上田知事とは首都圏連合について話をさせていただきたい。

また、アクアラインもそうですが、リニアモーターカーも含め、道路事情も含めて、その辺を風通しよくしたいと、その旨を話すつもりでございます。

国交大臣においては、先般のことですが、アクアのことでいろいろとお話をさせていただきたいと思います。一応、そのように考えております。

(記者)

ありがとうございます。各社、よろしくお願いします。

(記者)

まずは就任、おめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

2つ質問があります。まず、この就任されたタイミングで、昨日、北朝鮮からミサイルが発射されましたが、そのことについての感想をお聞かせください。

それと、一昨日に関してはエムネットで誤報が流れました。この誤報は千葉県旭市にあるガメラレーダーが原因だということですが、それについての千葉県知事としての見解をお聞かせください。

(知事)

北朝鮮という国は何とかしてもらいたいなと、そのように思います。国際社会で生きているんですから。それ以上言う言葉がないのです。

麻生総理がきちっとおっしゃった。はっきりと物を申しておられたので、よかったなと。

麻生総理はああいうところがいいと思うのです。あまりブレない方がいいです。こうだったらぴしっとはっきり言う、そして、それを通す、それが麻生流なのかなと。

今回の北朝鮮のミサイルに関しては、断固とした態度表明したことは、私は大変評価するところでございます。私たち日本人の気質というのは世界においても、こんなにいい国民はいません。侍精神というか、相手を思いやる気持ち、一歩下がる気持ち、こんなことは世界にほとんどないです。みんな、自国のこと、てめえのことしか考えないんですよ。はっきり言ってそうです。

しかし、そういう日本人の侍の精神は決して失ってはいけない。それと同時に、世界は日本のこの尺度だけで世界を見ようとすると、非常に問題があります。ですから、今、中曽根外務大臣は、麻生総理の思いをぜひとも国際社会に対してもぴしっと言っていただいて、その結果を出していただいて、私たちが安心できるような日本国にしていただきたいなと、そのように思っております。

旭市のガメラです。これはどうなんだと言われても、俺も困るけどね。でも、その辺はこれから精査していかなければならないところだと思いますが、確かにそういう誤報はあってはならないことでございます。ですから、二度とそういうことが起きないようにしていかなければならないと、そのように思っております。

(記者)

ありがとうございました。

(記者)

当選、おめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

まず、2つ質問があります。1つは、選挙戦でしのぎを削られた陣営の堂本元知事と今日お会いになられて、どのような感想をお持ちになられて、どんなお話をされたのかということ、もう一つは、この週末、ご家族とどのように過ごされて、例えば、今朝は奥様に何かお言葉をかけられるようなことがあって、こちらにいらっしゃったのか、その辺をお尋ねしたいと思います。

(知事)

堂本前知事にお会いするのは4年ぶりでございます。それは前回、討論会のときにお会いした以来でございます。4年ぶりにお会いしたのでございますが、全然お変わりなく、お元気だなと、そのように思いました。それと同時に、8年間、大変ご苦労さまでしたと。特に福祉問題に関しては、堂本知事は大変評価されておりますし、私も敬意を表しますと。また、堂本県政においてのいいところはぜひ勉強させていただきたい、そのようなこと。堂本知事からは、何しろ楽しんでやってください。私は8年間、すごく楽しかった。楽しく知事をやってください、そのような話をいたしました。

朝でございますが、家内が5時半ごろ起きました。「また厳しい道に行くのね」と、こう言われました。私は、「いや、申しわけないな」と。僕が俳優のときに家内に来ていただいて、参議院に行くときに、わかったと、頼むよと、頭下げた。しかし、あなたの人生だからと応援してもらって、それから衆議院があり、そして前回の知事選があった。私が落選したあくる日、またやるよと言ったら、本当に驚きました。何と気の早い人だと。もう少し落ち着いて物事を考えろと、こう言われたのでございますが、俺はやると。おれは絶対にブレない。そのことを言ったんでしょうね。本当にブレないわねと。よく食べ物はブレるけどと、そんなばかみたいな話をして。

でも、家内が最後に言ったことは、100万票を超える票をいただいたのだから、死んだ気になってやってと。多分、いろんな誹謗中傷あるけども、私は健ちゃんと言われていますが、健ちゃんらしく負けるもんか、絶対あきらめない、そういう気持ちをもってこの4年間頑張ってと。私は、最後にすべての気持ちを込めて「ありがとう」という言葉を彼女に捧げました。

(記者)

このたびはおめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

今回、知事に正式に任期がスタートしたということで改めてお伺いしたいのですが、以前も質問があったかと思うのですが、選挙中、自民党支部の支部長を務めていながら無所属だと。そういった点から票を投じた方もいらっしゃったかと思うのですが、こういったことに関して改めて見解をお聞きしたいのですが。

(知事)

これは前回も話しましたし、また、一つ一つ言葉足らずだといけないから文書で返答するということで、返答させていただいていますが、ただ一つ、公党の公認がなければ無所属なのです。無所属にしなければいけないのです。それだけは言わせていただきます。もし、それ以上にお聞きしたいことがあったら、どうぞ文書でお聞きください。

(記者)

追加でお願いしたいのですが、無所属というのは法律上は問題ないと思うのですが、全く政党とは関係がないというふうに思って投じた方がいるという……

(知事)

だから、今言ったように、政党のそういう公認だとか推薦がない限り、私がどっちを選ぶではなくて、これは無所属にしなければいけないのです。だから無所属だと、私は言ったのです。

(記者)

無所属だというのをある種前面に掲げていたという選挙活動だったと思う。

(知事)

でも、無所属だから無所属でしょう、と思います。

(記者)

よろしくお願いいたします。就任、おめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

私、選挙期間中から随分お付き合いさせていただいていたのですが、今日、顔つきがちょっと違うかなと思うのですが、何か、県庁に入る際に心がけたところとかいうのはありますか。

(知事)

先ほどもちょっと申しましたが、何しろ、私はこの4年間、徹底的に燃えてやろうと。ものが飛んでいようと何しようと、自分の決めたことはまっしぐらにと。しかし、私は必ず皆さんとの対話を大事にし、なおかつ職員の皆さんと一丸となってやりたい、しなければいけない、そういう気持ちを持ちました。

職員の人というのは、みんな多士済済ですよ。でも、いろいろ皆さんもお立場があっていろんなこともあるでしょうけど。議員時代でも、偉い先生が、例えば東大出だ、どこ出た、万能なしゃべり方をするのですが、人間なんて、みんな万能なんてあり得ないです。私は自分の知らないところは知らないといいます。本当かい、聞かせてくれということは聞かせてくれと言います。私はわからないことを聞くのは恥だと思っていませんから。

自分の持ってない、はっきり言って、今から改めて一から勉強したって、皆さんが何十年勉強していたことに追いつくわけないのです。だったら、今、それだけの才能を持っている人を連れてきて、おい、頼むよと。おれは、こうだよ、ああだよ。最終的には自分が判断すると、決断すると、そういうふうに、どんな豪邸をつくろうと思っても、すばらしいヒノキを持ってきて、さあ、つくれといったって、できるわけないのです。それにはサッシもあるだろうし、窓もあるだろうし、瓦も必要だろうし、要するにいろんなものが集まって豪邸ができるという考えを持っております。ですから、そういう意味も込めまして、皆さんと一緒に頑張れればなと、そういうことを思っております。

(記者)

もう一つ、お願いします。先ほど堂本知事のお話があった際に、福祉関係については評価しているというお話がありました。具体的に言うと、福祉に関係してどこの部分を堂本県政から引き継ぐのかを教えていただきたいのと、一方で財政再建について、先ほどアクアラインの値下げの話がありましたが、それだけでは2兆6,000億円の県債は返せないと思うのですが、そのあたりはどのように具体的にやられるのか、具体的にお話しください。

(知事)

堂本前知事におきましては、具体的にどこがどうだこうだ、僕は総体的です。これからもう一度精査させていただいて、ここの部分がいいのかな、この部分はどうだったかなと、そのように考えさせていただいております。しかし、総体的に非常にご尽力なさったなという印象を受けたものですから、そのように申し上げたつもりでございます。

2兆6,000億円、俺がつくったわけではないです。でも、これは全部なんて返せるわけないのです。でも、私は少なからずとも、これ以上借金は増やしてはいけないという考えでございます。1年や2年ですぐ何ができるといったって、これは非常に難しい。私は1つのスパンとして4年ということを考えています。4年において、少なからずとも、この今より借金は増やさない、そういう目標、そして1円でも2円でもこの借金を減らす、そういう目標を立てております。

アクアラインだけでは、2兆6,000億円はもちろんですよ。でも、わかりませんよ。ひょっとして返せるかもしれない。でも、それと同時に、さっき言ったように、千葉県の物産も含めて、いいところも含め、観光地も含め、いろんな多くの人に知ってもらうことによって、雇用も含め、総合的に考えていくならば、最悪でもこれ以上、借金が増えることはないのではないかな、そのように考えております。

ですから、皆さん、そうでしょう。結婚するときでも、そうでしょう。好きな人と結婚すると。この子と別れることになったらどうしようかとか、別れたときの慰謝料どうしようとか、そんなくだらないことぐじゅぐじゅ考えていたら、結婚なんかできやしないよ。この間、あるテレビで、熱意はわかるのですが、それでも、熱意がなかったら何ができるのだというのですよ。熱意を持ってこそ、物事というのはできるのです。そのように思っています。ですから、幾ら方程式で言ったって、方程式で経済がよくなるのだったら、学者連れてきてやればいいのです。国だって、みんなそれで頭を悩ませているのですから。ですから、私は可能性のあるものをどんどん前向きにトライしていきたい。それと同時に、最悪でも、今より借金を増やしてはいけないと、これだけは私のデッドラインとして残しておるつもりでございます。

(記者)

ご就任、おめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

先ほどアクアラインを財政難解消の一つの手段にしていきたいというお話がありましたが、アクアラインの問題もリニアの問題も県単独ではなかなか判断できない問題です。今後、知事が県の単独事業として真っ先に手をつけていきたいことは何かというのをお聞きしたいと思います。

(知事)

いろいろございますが、即効性のあるものとして、物産も含めて、観光地も含めて、そういうことを多くの人たちに知ってもらうということは大事だと思います。まず、そういうところから入っていこうと思います。そういうところから光が当たり始めれば、いろんなところに波及効果がいくと、そのように思っております。

(記者)

ご自分のトップセールスによる県産品のPRが一番最初に手をつけるべきことであると。

(知事)

それは、どっちが先ということはないです。即効性も含めて、中長期的も一緒にやっていかなければいけない。ですから、今、総理にも会ったり、いろいろな人に会ったりで成功するように動いているわけですから、後は何をやるんだと。はっきり言って、なるべく予算がかからないで、プラスになることを考えなければいけないではないですか。即効性を考えるならば、風光明媚な、また観光地も含め、物産も含め、そういうことをより一層知ってもらうということは大事だと、そのように思っています。中長期的には成田空港も含めて、いろんなアイデアは持っております。それは実際に、もっともっと入ってみて精査してみないと、今、軽々にこれをああする、こうするというのは言えません。

(記者)

就任、おめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

先ほどの選挙中の関係の話の関連ですが、先ほどあった例の政党支部を持っていて、それで無所属で名乗られたというところですが、現状、政党支部の方ですが、先日の会見で活動停止しているという話をおっしゃいましたが、そうすると、少なくとも2008年以降、全く企業、団体から献金を受けてないということでよろしいのでしょうか。

(知事)

それは今、俺はあれだから、ちゃんと調べてご報告します。ただ、前に話したように、私が無所属で出ると決まった以降は解散しようということで、ご案内のとおり、選挙でがちゃがちゃになってしまったものですから、なるべく早くと。これは1~2週間のうち全部清算というか、解散する予定でございます。

(記者)

無所属での活動を決意したというのは、具体的にいつなのですか。

(知事)

出る前です。立候補する前です。

(記者)

つまり、知事、これまでの発言の中で、前回落ちた翌日にすぐに決意されているというお話も、その段階からということ。

(知事)

正式に。

(記者)

出馬会見した。

(知事)

出馬会見する前ですよね。政治というのはいろいろあります。

(記者)

一部の方に告発しようと、公選法違反なり何なりで、今回の森田さんの選挙の過程の取り組みについて、そういう告発しようという動きもあるのですが、それについてはどうですか。

(知事)

それは私どもも法にのっとって対応いたします。

(記者)

知事は、沖永良部島へ11月に行って英気を養ったと、私はそこの出身で平さんと非常に親しいのです。堂本知事の就任のときもお尋ねしたのですが、成田空港の本滑走路の島村さん問題、近々お会いになる予定とか、あるいは解決に向けて何かお考えがあったら一言、お聞かせください。

(知事)

成田空港というものは、真の国際空港、真のハブ化も含めて、その辺が大きなネックになっていると思います。私はまだ就任して1日目でございますので、対話を重視し、粘り強い対応していきたいと、そのように思っております。

(記者)

ご就任、おめでとうございます。

(知事)

ありがとうございます。

(記者)

2点お尋ねしたいのですが、先ほどからお話がある東京支部の関連ですが、就任翌日の会見でドン・キホーテ社からの献金についてお話をされて精査するということと、専門家の方と協議して検討するというお話をされていましたが、その辺はどのような進捗になっておりますか。

(知事)

私も知らなくて本当に驚いたのです。だから、事務局の人間が調べて、ちゃんと法にのっとって対処するようにと、そのように言いました。

(記者)

その辺は法等の兼ね合いとか、まだやられている最中という理解でよろしいですか。

(知事)

そのように言いましたので。

(記者)

どのぐらいで、その辺のところは精査がつくというふうに見通しを持たれていらっしゃいますか。

(知事)

どのぐらいとわからないけども、なるべく早く。

(記者)

やっていきたいということで。

(知事)

はい。

(記者)

もう一つ、支部のところですが、2週間ぐらいで……

(知事)

そのぐらいで解散の手続をとれるようにしたいと思っております。

(記者)

そのまま支部の代表者でおられるという、今現在はということでいいわけですか。2週間ぐらいのうちの対応していきたいと。

(知事)

そうです。

(記者)

もう一点だけ、知事に就任されてお住まいですが、どこにするかは考えていきたいというお話をされていましたが、公舎とか違うマンションとかいろんな選択肢があると思うのですが、その辺はどのようにお考えですか。

(知事)

私は、公舎に正直な話、引っ越しの用意をしていたのですが、引っ越しというか県庁に近いものですから。リフォームも含めて6月まで入れないと言われまして、今は芝山から通っておりますが、東京の方にも今までいろんな仕事の都合上がありましたので、基本的には今、芝山、時々東京へ行く、そんなような感じでございます。

(記者)

原則として芝山の方から・・・・

(知事)

そうです。6月になるまでは。

(記者)

今後ともよろしくお願いします。

(知事)

こちらこそよろしくお願いします。

(記者)

2点お伺いします。先ほどから出ている政党支部の話でまず1点ですが、政党支部で企業団体献金を受けられて、そのお金を資金管理団体に寄附されているという客観的な事実を見て、要は迂回献金なのではないかという指摘も出ていますが、それに対する見解を改めてお伺いしたいのが一つ、もう一つは、県議会での自民党との関係ですが、選挙戦で支援を受けられたということで、先日、祝勝会にお出になって県議の方とポスターに写られたりとか、そういった親密な関係も見え隠れしますが、自民党は過半数を持っているわけで、県議会運営する上で当然、その意見も大事にしなければいけない相手ということになりますが、今後の自民党との関係をお聞かせください。

(知事)

先ほど言いましたように、支部からのお金というのは、活動停止してからは選挙資金に使ったということはございません。ですから、ご疑問があるのでしたら、勘違いして言ったりするとあれなので、文書でちゃんと送ってください。必ず対応いたします。

自民党との関係でございますが、私は何度も言っていますが、私のマニフェスト、私の政策において賛成してくれる人は、ぜひお会いしていただきたいと、そのように言いまして、それは党派を超えて来ていただいております。俺たちは勝手にやっているわけだから、マイクを持たせろとか、どうしろとか、決して言わないと。森田の政策をこうしろとか、そういうことは決して言わないと。そこまでおっしゃってくれているわけですから、私はとやかく言うものではございません。

それは大人同士ですから、そういうパーティーでお世話になりました、ありがとうございましたとか、そんなのを言うのは当たり前のことですから。

それと、そういう応援してくださった人たちが無所属の人も含めて森田を支えようとおっしゃってくださったのですから、私はありがとうございますと、そのようにしゃべったわけでございます。

ありがとうございました。

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