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更新日:令和7(2025)年5月15日
ページ番号:765435
君津健康福祉センターでは、管内各市、給食施設、関係団体、飲食店等と連携を図りながら、管内住民の皆様の食を通じた健康づくりを推進しています。
令和5年度、管内の事業所給食施設において、利用者に減塩していることを伝えず、段階的に味噌汁の塩分濃度を下げ、「味噌汁をこっそり減塩する」モデル事業を実施しました。
その結果、味噌汁の塩分濃度を1.0%から0.7%まで下げて、味噌汁だけで約0.4グラムの減塩を達成できました。
取組前後で、残食や、定食の販売数に変化は無く、給食利用者に実施したアンケートの結果からは、薄味に慣れた、減塩による味の薄さに気が付かなかった可能性が示唆されました。
取組前後でアンケートを実施し、給食利用者の変化を把握します。
塩分濃度0.7%の味噌汁を1カ月提供し続けると…
1施設で食塩 約1.0キログラム味噌に換算すると約8.3キログラムの削減に!
(※味噌汁1杯140ミリリットル、1日130食×20日で計算)
1施設当たりの食塩・味噌の削減量(計算値)
- | 1日あたり *130食で計算 |
1カ月あたり *130食×20日で計算 |
---|---|---|
食塩の削減量 | 52グラム | 1.0キログラム |
味噌の削減量 | 419グラム | 8.3キログラム |
【アンケート結果から】 「味噌汁の濃さ」について 取組前後の比較
施設側で負担が増加したと感じたことはありませんでした (施設への聞き取りから)
君津地域は、県内でも高血圧に該当する方が多い地域であり、食生活面からは、高血圧の原因の一つである食塩を減らす取組が必要です。 給食施設は、特定かつ多数人に継続的に食事を提供する施設です。給食を減塩化することは、毎日給食を食べる利用者の健康づくりに大きく貢献するのです。
千葉県では、『野菜たっぷり』、『食塩ひかえめ』のメニューやサービスの提供、『店内終日全面禁煙』から2つ以上の取組を行う飲食店等を、「健康ちば協力店」として登録し、県民の皆さんが、自ら積極的に健康づくりに取り組めるよう応援しています。
さらに、君津健康福祉センターでは、健康ちば協力店の取組内容や管内健康ちば協力店の一覧を掲載したチラシを作成し、情報発信を行っています。健康づくりを手軽に始める第一歩としてご活用ください。
取組例:野菜がおかわりできるなど、1回の食事で120グラム以上食べられるサービスがある。
取組例:お客様の希望に応じて1食分のメニューを食塩相当量3.0グラム未満に調整できる。
取組例:受動喫煙防止対策として、店内を全面禁煙としている。
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