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更新日:令和4(2022)年8月8日

ページ番号:4518

「自殺」について知ってもらいたいこと

ここでは、自殺についてよく言われていることについていくつか問題を用意してみました。
自殺について正しく理解できているか、是非考えてみてください。
以下の問題はWHO世界自殺レポートの日本語訳を改編して作成しています。

正しいのはどれでしょうか。

  1. 自殺を口にする人は、実際には自殺するつもりはない。
  2. ほとんどの自殺は兆候がなく突然起こる。
  3. 自殺を考えている人は死ぬ決意をしている。
  4. 自殺を考えたことのある人は、将来にわたり自殺を考え続ける。
  5. 精神障害がある人のみが自殺を考える。
  6. 自殺を考えている人に、自殺について話すのはよくない。

(出典:WHO世界自殺レポートの日本語訳から改編)

答えは以下のとおりです。

答えは全て誤りです。
自殺についてよく語られる俗説の多くは誤りです。

  1. 自殺を口にする人は、助けを求めていることがほとんどです。自殺を口にする人の多くは、自殺以外の選択肢はないと感じています。
  2. 多くの自殺には、言葉や行動等に兆候があります。
  3. 自殺を考えている人は、生きたいという気持ちと死んでしまいたいという思いのはざまで揺れ動いています。
  4. 自殺を考えたことのある人は、「死にたい気持ち」を再び抱くことがあるかもしれませんが、「死にたい気持ち」がずっと続くわけではありません。
  5. 自殺する人が必ずしも精神障害を持っているわけではなく、精神障害を持っていても必ずしも自殺するわけではありません。
  6. 自殺について包み隠さず話すことは、むしろ自殺を考えている人に考え直す時間を与えて、自殺の予防につながります。

(出典:WHO世界自殺レポートの日本語訳から改編)

何問正解できたでしょうか。思っていたことと違ったと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
問題をとおし、自殺に対して少しでも理解を深めていただけたならばありがたいです。

 

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