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更新日:令和7(2025)年10月31日
ページ番号:809710
出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。
「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況では、令和5年に日本において発生した日本人の事件を客体とした。
令和6年1月1日から令和6年12月31日
市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。

厚生労働省において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。
(1)表章記号の規約
(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。
(3)用語の解説
| 区分 | 実数 |
実数 |
差 A-B |
率 |
率 |
平均発生間隔 |
平均発生間隔 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出生 |
33,763 | 35,658 |
△1,895 | 5.6 | 5.9 |
15分37秒 | 14分44秒 |
| 死亡 |
75,159 | 73,002 |
2,157 | 12.4 | 12.0 |
7分1秒 | 7分12秒 |
| 乳児死亡 |
53 | 75 |
△22 | 1.6 | 2.1 |
165時間44分9秒 |
116時間48分0秒 |
| 新生児死亡 |
20 | 34 |
△14 | 0.6 | 1.0 |
439時間12分0秒 |
257時間38分49秒 |
| 自然増減 |
△41,396 | △37,344 |
△4,052 |
△6.8 | △6.1 |
- |
- |
| 死産 |
758 | 776 |
△18 |
22.0 | 21.3 |
11時間35分18秒 | 11時間17分19秒 |
| 周産期死亡 |
110 | 133 |
△23 | 3.2 | 3.7 |
79時間51分16秒 |
65時間51分53秒 |
| 婚姻 |
24,093 | 23,251 |
842 | 4.0 | 3.8 |
21分53秒 | 22分36秒 |
| 離婚 |
9,110 | 9,151 |
△41 |
1.50 | 1.50 |
57分51秒 | 57分26秒 |
注1)出生・死亡・自然増減・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。
図1出生率・死亡率・婚姻率・離婚率の推移(PDF:605.2KB)

出生数は33,763人で前年より1,895人減少。
出生率は5.6で前年より0.3ポイント減少。全国の5.7を0.1ポイント下回った。
出生数は、第二次ベビーブーム(昭和48年:82,960人)をピークに減少した後、平成3年(54,187人)から増減を繰り返しながら減少傾向にあり、令和6年は33,763人(全国686,173人)で、前年の35,658人(全国727,288人)より1,895人減少(全国41,115人減少)しました。
出生率は、人口千人に対して(以下「人口千対」という。)5.6(全国5.7)で、前年の5.9(全国6.0)から0.3ポイント減少しました。また、全国の5.7を0.1ポイント下回りました。
| 母の年齢 | 令和 元年 [出生数] |
令和 2年 [出生数] |
令和 3年 [出生数] |
令和 4年 [出生数] |
令和 5年 [出生数] |
令和 6年 [出生数] |
令和2年-令和元年[対前年 増減] |
令和3年- 令和2年[対前年 |
令和4年- 令和3年[対前年 増減] |
令和5年-令和4年 [対前年 |
令和6年-令和5年 [対前年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総数 | 40,799 | 40,168 | 38,426 | 36,966 | 35,658 | 33,763 | △631 | △1,742 | △1,460 | △1,308 | △1,895 |
| 14歳 以下 |
3 | 4 | 2 | 1 | 3 | 1 | 1 | △2 | △ 1 | 2 | △2 |
| 15歳から19歳 | 355 | 323 | 262 | 212 | 176 | 192 | △32 | △61 | △50 | △36 | 16 |
| 20歳から24歳 | 3,158 | 2,837 | 2,439 | 2,145 | 1,844 | 1,751 | △321 | △398 | △294 | △301 | △93 |
| 25歳から29歳 | 10,062 | 10,298 | 9,887 | 9,360 | 8,915 | 8,461 | 236 | △411 | △527 | △445 | △454 |
| 30歳から34歳 | 15,065 | 14,820 | 13,978 | 13,798 | 13,562 | 13,031 | △245 | △842 | △180 | △236 | △531 |
| 35歳から39歳 | 9,554 | 9,554 | 9,403 | 9,114 | 8,769 | 8,041 | 0 | △151 | △289 | △345 | △728 |
| 40歳から44歳 | 2,521 | 2,267 | 2,359 | 2,240 | 2,299 | 2,198 | △254 | 92 | △119 | 59 | △101 |
| 45歳から49歳 | 79 | 64 | 94 | 90 | 89 | 86 | △15 | 30 | △4 | △1 | △3 |
| 50歳以上 | 2 | 1 | 2 | 6 | 1 | 2 | △1 | 1 | 4 | △5 | 1 |
| 不詳 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
注)平成29年以前の値は報告漏れを反映したものではありません。
| 母の年齢 |
14歳 以下 |
15歳から 19歳 |
20歳から 24歳 |
25歳から 29歳 |
30歳から 34歳 |
35歳から 39歳 |
40歳から 44歳 |
45歳から 49歳 |
50歳 以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 構成割合 |
0.0% |
0.6% |
5.2% |
25.1% |
38.6% |
23.8% |
6.5% |
0.3% |
0.0% |
合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数を表す)は、昭和51年に2.0を下回り、平成15年に1.20となったのちに増減を繰り返し、平成28年より減少傾向となっています。
令和6年は1.09で、令和5年1.14より0.05ポイント減少しました。全国の合計特殊出生率は1.15であり、千葉県は41位となっています。(表6)
図2出生数、合計特殊出生率の年次推移(PDF:585.3KB)

死亡数は75,159人で前年より2,157人増加。
死亡率は12.4で前年より0.4ポイント増加。全国の13.3を0.9ポイント下回った。
死亡数は、昭和50年代から増加傾向で推移しており、令和6年は、75,159人(全国1,605,378人)で前年の73,002人(全国1,576,016人)で、2,157人増加(全国29,362人増加)しました。(表5)
死亡率(人口千対)は12.4(全国13.3)で、前年の12.0(全国13.0)から0.4ポイント増加しました。また、全国の13.3を0.9ポイント下回りました。
死因順位をみると、第1位は悪性新生物(死因構成割合24.5%)、第2位は心疾患(15.1%)、第3位は老衰(11.9%)(全国(1)悪性新生物(23.9%)(2)心疾患(14.1%)(3)老衰(12.9%))となっています。
これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、51.5%(全国50.9%)となっています。
| 死因 | [千葉県] |
[千葉県] |
[千葉県] |
[千葉県] |
[全国] |
[全国] |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1悪性新生物 |
18,388 | 24.5 | 18,292 |
25.1 |
384,111 |
23.9 |
| 2心疾患(高血圧性を除く) |
11,317 | 15.1 | 11,228 |
15.4 | 226,388 | 14.1 |
| 3老衰 |
8,970 | 11.9 | 8,062 |
11.0 |
206,887 |
12.9 |
| 4脳血管疾患 |
4,839 | 6.4 | 4,794 |
6.6 | 102,821 | 6.4 |
| 5肺炎 |
4,240 | 5.6 | 3,921 |
5.4 | 80,176 | 5.0 |
| 6誤嚥性肺炎 |
2,776 | 3.7 | 2,733 |
3.7 |
63,667 | 4.0 |
| 7不慮の事故 | 1,712 | 2.3 | 1,608 | 2.2 | 45,743 | 2.8 |
| 8新型コロナウイルス感染症 |
1,582 | 2.1 | 1,693 |
2.3 | 35,865 | 2.2 |
| 9腎不全 |
1,315 | 1.7 | 1,291 |
1.8 |
29,665 | 1.8 |
| 10高血圧性疾患 | 1,288 | 1.7 | 1,119 | 1.5 | 11,799 | 0.7 |
| 11間質性肺疾患 | 1,144 | 1.5 | 1,096 | 1.5 | 24,395 | 1.5 |
| 12血管性及び詳細不明の認知症 | 993 | 1.3 | 941 | 1.3 | 24,666 | 1.5 |
| 13糖尿病 | 986 | 1.3 | 870 | 1.2 | 14,959 | 0.9 |
| 14大動脈瘤及び解離 | 947 | 1.3 | 896 | 1.2 | 20,427 | 1.3 |
| 15自殺 | 930 | 1.2 | 1,026 | 1.4 | 19,608 | 1.2 |
| 16肝疾患 | 855 | 1.1 | 842 | 1.2 | 18,858 | 1.2 |
| 17アルツハイマー病 | 823 | 1.1 | 788 | 1.1 | 25,595 | 1.6 |
| その他 |
12,054 | 16.0 | 11,802 |
16.2 |
269,748 |
16.8 |
| 計 |
75,159 | 100.0 | 73,002 |
100.0 |
1,605,378 | 100.0 |
※各項目で小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。


乳児死亡数は53人で前年より22人減少。
乳児死亡率は1.6で前年より0.5ポイント減少。全国の1.8を0.2ポイント下回った。
乳児死亡数は、53人(全国1,266人)で、前年の75人(全国1,326人)より22人減少しました。
乳児死亡率(出生千対)は1.6(全国1.8)で、前年の2.1(全国1.8)と0.5ポイント減少しました。また、全国の1.8を0.2ポイント下回りました。
(表5・表6)
死産数は758胎で前年より18胎減少。
死産率は22.0で前年より0.7ポイント増加。全国の21.8を0.2ポイント上回った。
死産数は、758胎(全国15,323胎)で、前年の776胎(全国15,534胎)より18胎減少(全国211胎減少)しました。
死産率[出産(出生数+死産数)千対]は22.0(全国21.8)で前年の21.3(全国20.9)から0.7ポイント増加しました。また、全国の21.8を0.2ポイント上回りました。
婚姻件数は24,093組で前年より842組増加。
婚姻率は4.0で前年より0.2ポイント増加。全国の4.0と同数であった。
婚姻数は、平成12年(39,597組)以降減少傾向で推移し、令和6年は、24,093組(全国485,092組)で、前年の23,251組(全国474,741組)より842組増加(全国10,351組増加)しました。
婚姻率(人口千対)は、4.0(全国4.0)で、前年の3.8(全国3.9)から0.2ポイント増加しました。また、全国の4.0と同数でした。
なお、平均初婚年齢は夫31.6歳(全国31.1歳)、妻30.0歳(全国29.8歳)です。(令和5年 夫31.4歳 妻29.9歳(全国 夫31.1歳 妻29.7歳))
(表5・表6)
離婚件数は9,110組で前年より41組減少。
離婚率は1.50で前年と同数であった。全国の1.55を0.05ポイント下回った。
離婚数は、平成14年をピークに減少傾向にあり、令和6年は9,110組(全国185,904組)で、前年の9,151組(全国183,814組)のより41組減少(全国2,090組増加)しました。
離婚率(人口千対)は、1.50(全国1.55)で前年の1.50(全国1.52)と同数でした。また、全国の1.55を0.05ポイント下回りました。
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