ここから本文です。
更新日:令和7(2025)年7月11日
ページ番号:707233
出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。
「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況では、令和5年に日本において発生した日本人の事件を客体とした。
令和5年1月1日から令和5年12月31日
市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。

厚生労働省において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。
(1)表章記号の規約
(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。
(3)用語の解説
| 区分 | 実数 | 実数 | 差 A-B | 率 | 率 | 平均発生間隔 | 平均発生間隔 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出生 | 35,658 | 36,966 | △1,308 | 5.9 | 6.1 | 14分44秒 | 14分13秒 | 
| 死亡 | 73,002 | 72,258 | 744 | 12.0 | 11.8 | 7分12秒 | 7分16秒 | 
| 乳児死亡 | 75 | 69 | 6 | 2.1 | 1.9 | 116時間48分0秒 | 126時間57分23秒 | 
| 新生児死亡 | 34 | 29 | 5 | 1.0 | 0.8 | 257時間38分49秒 | 302時間4分8秒 | 
| 自然増減 | △37,344 | △35,292 | △2,052 | △6.1 | △5.8 | - | - | 
| 死産 | 776 | 753 | 23 | 21.3 | 20.0 | 11時間17分19秒 | 11時間38分0秒 | 
| 周産期死亡 | 133 | 120 | 13 | 3.7 | 3.2 | 65時間51分53秒 | 73時間0分0秒 | 
| 婚姻 | 23,251 | 24,824 | △1,573 | 3.8 | 4.1 | 22分36秒 | 21分10秒 | 
| 離婚 | 9,151 | 8,605 | 546 | 1.50 | 1.41 | 57分26秒 | 1時間1分5秒 | 
注1)出生・死亡・自然増減・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。
図1出生率・死亡率・婚姻率・離婚率の推移(PDF:682.6KB)
  
出生数は35,658人で前年より1,308人減少。
出生率は5.9で前年より0.2ポイント減少。全国の6.0を0.1ポイント下回った。
出生数は、第二次ベビーブーム(昭和48年:82,960人)をピークに減少した後、平成3年(54,187人)から増減を繰り返しながら減少傾向にあり、令和5年は35,658人(全国727,288人)で、前年の36,966人(全国770,759人)より1,308人減少(全国43,471人減少)しました。
出生率は、人口千人に対して(以下「人口千対」という。)5.9(全国6.0)で、前年の6.1(全国6.3)から0.2ポイント減少しました。また、全国の6.0を0.1ポイント下回りました。
| 母の年齢 | 平成 30年 [出生数] | 令和 元年 [出生数] | 令和 2年 [出生数] | 令和 3年 [出生数] | 令和 4年 [出生数] | 令和 5年 [出生数] | 令和元年- 平成30年[対前年 | 令和2年-令和元年[対前年 増減] | 令和3年-令和2年[対前年 増減] | 令和4年-令和3年[対前年 増減] | 令和5年-令和4年 [対前年 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総数 | 43,404 | 40,799 | 40,168 | 38,426 | 36,966 | 35,658 | △2,605 | △631 | △ 1,742 | △ 1,460 | △1,308 | 
| 14歳 以下 | 0 | 3 | 4 | 2 | 1 | 3 | 3 | 1 | △ 2 | △ 1 | 2 | 
| 15歳から19歳 | 354 | 355 | 323 | 262 | 212 | 176 | 1 | △ 32 | △ 61 | △ 50 | △ 36 | 
| 20歳から24歳 | 3,398 | 3,158 | 2,837 | 2,439 | 2,145 | 1,844 | △ 240 | △ 321 | △ 398 | △ 294 | △ 301 | 
| 25歳から29歳 | 10,654 | 10,062 | 10,298 | 9,887 | 9,360 | 8,915 | △ 592 | 236 | △ 411 | △ 527 | △ 445 | 
| 30歳から34歳 | 16,056 | 15,065 | 14,820 | 13,978 | 13,798 | 13,562 | △ 991 | △ 245 | △ 842 | △ 180 | △ 236 | 
| 35歳から39歳 | 10,340 | 9,554 | 9,554 | 9,403 | 9,114 | 8,769 | △ 786 | 0 | △ 151 | △ 289 | △ 345 | 
| 40歳から44歳 | 2,518 | 2,521 | 2,267 | 2,359 | 2,240 | 2,299 | 3 | △ 254 | 92 | △ 119 | 59 | 
| 45歳から49歳 | 78 | 79 | 64 | 94 | 90 | 89 | 1 | △ 15 | 30 | △ 4 | △ 1 | 
| 50歳以上 | 6 | 2 | 1 | 2 | 6 | 1 | △ 4 | △ 1 | 1 | 4 | △ 5 | 
| 不詳 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 
注)平成29年以前の値は報告漏れを反映したものではありません。
| 母の年齢 | 14歳 以下 | 15歳から 19歳 | 20歳から 24歳 | 25歳から 29歳 | 30歳から 34歳 | 35歳から 39歳 | 40歳から 44歳 | 45歳から 49歳 | 50歳 以上 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 構成割合 | 0.0% | 0.5% | 5.2% | 25.0% | 38.0% | 24.6% | 6.4% | 0.2% | 0.0% | 
合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数を表す)は、昭和51年に2.0を下回り、平成15年に1.20となったのちに増減を繰り返し、平成28年より減少傾向となっています。
令和5年は1.14で、令和4年1.18より0.04ポイント減少しました。全国の合計特殊出生率は1.20であり、千葉県は40位となっています。(表6)
図2出生数、合計特殊出生率の年次推移(PDF:662.7KB)
  
死亡数は73,002人で前年より744人増加。
死亡率は12.0で前年より0.2ポイント増加。全国の13.0を1.0ポイント下回った。
死亡数は、昭和50年代から増加傾向で推移しており、令和5年は、73,002人(全国1,576,016人)で前年の72,258人(全国1,569,050人)で、744人増加(全国6,966人増加)しました。(表5)
死亡率(人口千対)は12.0(全国13.0)で、前年の11.8(全国12.9)から0.2ポイント増加しました。また、全国の13.0を1.0ポイント下回りました。
死因順位をみると、第1位は悪性新生物(死因構成割合25.1%)、第2位は心疾患(15.4%)、第3位は老衰(11.0%)(全国(1)悪性新生物(24.3%)(2)心疾患(14.7%)(3)老衰(12.1%))となっています。
これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、51.5%(全国51.0%)となっています。
| 死因 | [千葉県] | [千葉県] | [千葉県] | [千葉県] | [全国] | [全国] | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1悪性新生物 | 18,292 | 25.1 | 18,239 | 25.2 | 382,504 | 24.3 | 
| 2心疾患(高血圧性を除く) | 11,228 | 15.4 | 11,398 | 15.8 | 231,148 | 14.7 | 
| 3老衰 | 8,062 | 11.0 | 7,602 | 10.5 | 189,919 | 12.1 | 
| 4脳血管疾患 | 4,794 | 6.6 | 4,921 | 6.8 | 104,533 | 6.6 | 
| 5肺炎 | 3,921 | 5.4 | 3,749 | 5.2 | 75,753 | 4.8 | 
| 6誤嚥性肺炎 | 2,733 | 3.7 | 2,426 | 3.4 | 60,190 | 3.8 | 
| 7新型コロナウイルス感染症 | 1,693 | 2.3 | - | - | 38,086 | 2.4 | 
| 8不慮の事故 | 1,608 | 2.2 | 1,669 | 2.3 | 44,440 | 2.8 | 
| 9腎不全 | 1,291 | 1.8 | 1,170 | 1.6 | 30,208 | 1.9 | 
| 10高血圧性疾患 | 1,119 | 1.5 | 1,213 | 1.7 | 11,396 | 0.7 | 
| 11間質性肺疾患 | 1,096 | 1.5 | 1,091 | 1.5 | 23,875 | 1.5 | 
| 12自殺 | 1,026 | 1.4 | 1,021 | 1.4 | 21,037 | 1.3 | 
| 13血管性及び詳細不明の認知症 | 941 | 1.3 | 983 | 1.4 | 23,825 | 1.5 | 
| 14大動脈瘤及び解離 | 896 | 1.2 | 909 | 1.3 | 20,033 | 1.3 | 
| 15糖尿病 | 870 | 1.2 | 938 | 1.3 | 15,448 | 1.0 | 
| 16肝疾患 | 842 | 1.2 | 785 | 1.1 | 18,638 | 1.2 | 
| 17アルツハイマー病 | 788 | 1.1 | 788 | 1.1 | 25,453 | 1.6 | 
| 18慢性閉塞性肺疾患 | 730 | 1.0 | 747 | 1.0 | 16,941 | 1.1 | 
| その他 | 11,072 | 15.2 | 12,609 | 17.4 | 242,589 | 15.4 | 
| 計 | 73,002 | 100.0 | 72,258 | 100.0 | 1,576,016 | 100.0 | 
※各項目で小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。

  
乳児死亡数は75人で前年より6人増加。
乳児死亡率は2.1で前年より0.2ポイント増加。全国の1.8を0.3ポイント上回った。
乳児死亡数は、75人(全国1,326人)で、前年の69人(全国1,356人)より6人増加しました。
乳児死亡率(出生千対)は2.1(全国1.8)で、前年の1.9(全国1.8)と0.2ポイント増加しました。また、全国の1.8を0.3ポイント上回りました。
(表5・表6)
死産数は776胎で前年より23胎増加。
死産率は21.3で前年より1.3ポイント増加。全国の20.9を0.4ポイント上回った。
死産数は、776胎(全国15,534胎)で、前年の753胎(全国15,179胎)より23胎増加(全国355胎増加)しました。
死産率[出産(出生数+死産数)千対]は21.3(全国20.9)で前年の20.0(全国19.3)から1.3ポイント増加しました。また、全国の20.9を0.4ポイント上回りました。
婚姻件数は23,251組で前年より1,573組減少。
婚姻率は3.8で前年より0.3ポイント減少。全国の3.9を0.1ポイント下回った。
婚姻数は、平成12年(39,597組)以降減少傾向で推移し、令和5年は、23,251組(全国474,741組)で、前年の24,824組(全国504,930組)より1,573組減少(全国30,189組減少)しました。
婚姻率(人口千対)は、3.8(全国3.9)で、前年の4.1(全国4.1)から0.3ポイント減少しました。また、全国の3.9を0.1ポイント下回りました。
なお、平均初婚年齢は夫31.4歳(全国31.1歳)、妻29.9歳(全国29.7歳)です。(令和4年 夫31.5歳 妻29.9歳(全国 夫31.1歳 妻29.7歳))
(表5・表6)
離婚件数は9,151組で前年より546組増加。
離婚率は1.50で前年より0.09ポイント増加。全国の1.52を0.02ポイント下回った。
離婚数は、平成14年をピークに減少傾向にあり、令和5年は9,151組(全国183,814組)で、前年の8,605組(全国179,099組)のより546組増加(全国4,715組増加)しました。
離婚率(人口千対)は、1.50(全国1.52)で前年の1.41(全国1.47)から0.09ポイント増加しました。また、全国の1.52を0.02ポイント下回りました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください