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更新日:令和4(2022)年6月30日

ページ番号:518592

令和3年人口動態統計の概況(概数)

人口動態調査の概要

1調査の目的

出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。

2調査の対象

「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況では、令和元年に日本において発生した日本人の事件を客体とした。

3調査の期間

令和3年1月1日から令和3年12月31日

4調査の方法及び報告経路

市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。

調査の方法及び報告経路

5結果の集計

厚生労働省において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。

利用上の注意

(1)表章記号の規約

  • 計数のない場合-
  • 統計項目のありえない場合・
  • 計数不明又は計数を表章することが不適当な場合…
  • 比率が微小(0.05未満)の場合0.0
  • 減少数(率)の場合△

(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。

(3)用語の解説

  • 自然増減・・・・・・・・・出生数から死亡数を減じたもの
  • 乳児死亡・・・・・・・・・生後1年未満の死亡
  • 新生児死亡・・・・・・・生後4週未満の死亡
  • 早期新生児死亡・・・生後1週未満の死亡
  • 死産・・・・・・・・・・・・・妊娠満12週以後の死児の出産
  • 周産期死亡・・・・・・・妊娠満22週以後の死産に早期新生児死亡を加えたもの
  • 合計特殊出生率・・・15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもの
    (1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当)

結果の概要

総覧

表1 人口動態総覧

区 分  実数(人) 差  平均発生間隔(時間:分:秒)
令和3年(A) 令和2年(B) A-B 令和3年 令和2年 令和3年 令和2年
出生 38,425 40,168 △1,743 6.3 6.5 13分41秒 13分6秒
死亡 65,209 62,101 3,108 10.7 10.1

8分4秒

8分28秒
乳児死亡 78 84

△6

2.0 2.1 112時間18分28秒 104時間17分9秒
新生児死亡 28 40 △12 0.7 1.0 312時間51分26秒 219時間0分0秒
自然増減 △26,784 △ 21,933 △4,851 △4.4 △ 3.6 - -
死産 744 835 △91 19.0 20.4 11時間46分28秒 10時間29分28秒
周産期死亡 127 161 △34 3.3 4.0 68時間58分35秒 54時間24分36秒
婚姻 24,230 24,994 △764 4.0 4.1 21分42秒 21分2秒
離婚 9,012 9,187 △175 1.47 1.50 58分20秒 57分13秒

注1)出生・死亡・自然増減・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。

 

図1 出生率・死亡率・婚姻率・離婚率の推移

図1 出生率・死亡率・公印率・離婚率の推移

出生

出生数は38,425人で前年より1,743人減少。
出生率は6.3で前年より0.2ポイント減少。全国の6.6を0.3ポイント下回った。

  • 出生数は、第二次ベビーブーム(昭和48年:82,960人)をピークに減少した後、平成3年(54,187人)から増減を繰り返しながら減少傾向にあり、令和3年は38,425人(全国811,604人)で、前年の40,168人(全国840,832人)より1,743人減少(全国29,228人減少)しました。
  • 出生率は、人口千人に対して(以下「人口千対」という。)6.3(全国6.6)で、前年の6.5(全国6.8)から0.2ポイント減少しました。また、全国の6.6を0.3ポイント下回りました。

表2 母の年齢(5歳階級)別にみた出生数

区分  出生数 対前年増減
母の年齢 28年 29年 30年

令和元年

令和2年 令和3年 29年 -28年 30年-29年 令和元年-30年 令和2年-令和元年

令和3年 -令和2年

総数 45,387 44,054 43,404 40,798 40,168   3,8425   △ 1,333 △ 650 △ 2,606 △ 630 △ 1,743
 ~14歳 3 3 0 3 4 2 0 △ 3 3 1 △ 2
15~19歳 465 381 354 355 323 262 △ 84 △ 27 1 △ 32 △ 61
20~24歳 3,538 3,329 3,398 3,158 2,837 2,439 △ 209 69 △ 240 △ 321 △ 398
25~29歳 11,144 11,067 10,654 10,062 10,298

9,887

△ 77 △ 413 △ 592 236 △ 411
30~34歳 16,663 16,348 16,056 15,065 14,820 13,977 △ 315 △ 292 △ 991 △ 245 △ 843
35~39歳 10,826 10,245 10,340 9,553 9,554 9,403 △ 581 95 △ 787 1 △ 151
40~44歳 2,663 2,610 2,518 2,521 2,267 2,359 △ 53 △ 92 3 △ 254 92
45~49歳 79 70 78 79 64 94 △ 9 8 1 △ 15 30
50歳以上 6 1 6 2 1 2 △ 5 5 △ 4 △ 1 1
不詳 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注)平成29年以前の値は報告漏れを反映したものではありません。

 

表3 母の年齢(5歳階級)別にみた出生数の構成割合

母の年齢 14歳以下 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳 50歳以上
構成割合 0.0% 0.7% 6.3% 25.7% 36.4% 24.5% 6.1% 0.2% 0.0%
  • 合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数を表す)は、昭和51年に2.0を下回り、平成15年に1.20となったのちに平成16年から上昇し、平成22年以降はほぼ横ばいで推移しています。
  • 令和3年は1.21で、前年(1.28)から0.07ポイント減少しています。全国の合計特殊出生率は1.30であり、千葉県は44位となっています。(表6)

 

図2 出生数、合計特殊出生率の年次推移

図2 出生数、合計特殊出生率の年次推移

死亡

死亡数は65,209人で前年より3,108人増加。
死亡率は10.7で前年より0.6ポイント増加。全国の11.7を1.0ポイント下回った。

  • 死亡数は、昭和50年代から増加傾向で推移しており、令和3年は、65,209人(全国1,439,809人)で、前年の62,101人(全国1,372,648人)より3,108人増加(全国67,161人減少)しました。 
  • 死亡率(人口千対)は10.7(全国11.7)で、前年の10.1(全国11.1)から0.6ポイント増加しました。全国の11.7を1.0ポイント下回りました。 
  • 死因順位をみると、第1位は悪性新生物(死因構成割合27.3%)、第2位は心疾患(15.6%)、第3位は老衰(9.8%)(全国<1>悪性新生物(26.5%)<2>心疾患(14.9%)<3>老衰(10.6%))となっています。

  • これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、52.7%(全国52.0%)となっています。

表4 主要死因別死亡数及び構成割合

死因 令和3年(千葉県) 令和2年(千葉県) 令和3年(全国)
総数 総数 総数
死亡数 構成割合 死亡数 構成割合 死亡数 構成割合
1 悪性新生物 17,808 27.3% 17,706 28.5% 381,497 26.5%
2 心疾患 10,165 15.6% 9,662 15.6% 214,623 14.9%
3 老衰 6,394 9.8% 5,758 9.3% 152,024 10.6%
4 脳血管疾患 4,667 7.2% 4,556 7.3% 104,588 7.3%
5 肺炎 3,636 5.6% 3,953 6.4% 73,190 5.1%
6 誤嚥性肺炎 2,062 3.2% 1,696 2.7% 49,489 3.4%
7 不慮の事故 1,410 2.2% 1,425 2.3% 38,296 2.7%
8 腎不全 1,138 1.7% 1,065 1.7%

28,686

2.0%
9 自殺 977 1.5% 1,049 1.7% 20,282 1.4%
10 新型コロナウイルス 922 1.4% - - 16,756 1.2%
11 血管性及び詳細不明の認知症 856 1.3% 807 1.3%

22,343

1.6%
12 糖尿病 754 1.2% 747 1.2% 14,348 1.0%
13 アルツハイマー病 694 1.1% 624 1.0% 22,960 1.6%
14 その他 13,726 21.0% 13,053 21.0% 300,727 20.9%

※各項目で小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。

 

図3 死因別死亡割合・対全国比較

図3 死因別死亡割合・対全国比較

図4  主な死因の年次推移

図4 主な死因の年次推移

  • 乳児死亡数は、78人(全国1,398人)で、前年の84人(全国1,512人)より6人減少(全国114人減少)しました。

  • 乳児死亡率(出生千対)は2.0(全国1.7)で、前年の2.1(全国1.8)から0.1ポイント増加しました。また、全国の1.7を0.3ポイント上回りました。

(表5・表6)

死産

死産数は744胎で前年より91胎減少。
死産率は19.0で前年より1.4ポイント減少。全国の19.7を0.7ポイント下回った。

  • 死産数は、744胎(全国16,277胎)で、前年の835胎(全国17,286胎)より91胎減少(全国1,009胎減少)しました。
  • 死産率[出産(出生数+死産数)千対]は19.0(全国19.7)で前年の20.4(全国20.1)から1.4ポイント減少しました。また、全国の19.7を0.7ポイント下回りました。

婚姻

婚姻数は24,230組で前年より764組減少。
婚姻率は4.0で、前年より0.1ポイント減少。全国の4.1を0.1ポイント下回った。

  • 婚姻数は、平成12年(39,597組)以降減少傾向で推移し、令和3年は、24,230組(全国501,116組)で、前年の24,994組(全国525,490組)より764組減少(全国 24,374組減少)しました。

  • 婚姻率(人口千対)は、4.0(全国4.1)で、前年の4.1(全国4.3)から0.1ポイント減少しました。また、全国の4.1を0.1ポイント下回りました。

  • なお、平均初婚年齢は夫31.3歳(全国31.0歳)、妻29.7歳(全国29.5歳)です。(令和2年 夫31.3歳 妻29.6歳(全国 夫31.0歳 妻29.4歳))

(表5・表6)

離婚

離婚数は9,012組で前年より175組減少。
離婚率は1.47で前年より0.03ポイント減少。全国の1.50を0.03ポイント下回った。

  • 離婚数は、平成14年をピークに減少傾向にあり、令和3年は9,012組(全国184,386組)で、前年の9,187組(全国193,251組)より175組減少(全国8,865組減少)しました。

  • 離婚率(人口千対)は、1.47(全国1.50)で前年の1.50(全国1.57)から0.03ポイント減少しました。また、全国の1.50を0.03ポイント下回りました。

(表5・表6)

エクセルファイルのダウンロード

表5人口動態総覧・年次推移(エクセル:30.8KB)

表6人口動態総覧・対全国比較(エクセル:19.9KB)

表7主要死因別死亡数及び死亡率(人口10万対)(エクセル:17.8KB)

 

合計特殊出生率について

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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