千葉県福祉人材確保・定着推進方針(令和7年度から令和11年度)
発表日:令和7年5月23日
健康福祉部健康福祉指導課
県では、福祉・介護人材の確保・定着に向けた総合的な指針として、平成26年3月と令和2年3月に「千葉県福祉人材確保・定着推進方針」を策定し、県内の関係団体等と連携・協働して様々な取組を実施してきました。
しかし、福祉・介護分野の人材不足は依然として深刻な状況にあることから、県内の関係団体等の意見を踏まえ、新たな「千葉県福祉人材確保・定着方針」を策定しました。
方針概要
方針期間
方針の目指す方向性
- 福祉・介護サービスについては、今後、高齢・障害・児童のいずれの分野においても、支援を要する方の増加に応じたサービス量の増加とともに、支援を要する方の実情に応じた多様なニーズに対するきめ細かな対応が求められています。
- その一方で、少子高齢化の進展に伴い、生産年齢人口が減少し、労働力の確保が一層困難になることが予想されます。
- そこで、「人材の確保」「人材の育成」「人材の定着」の3つの柱に基づき、総合的に取組みを進めることにより、将来にわたり必要とされる福祉・介護サービスが安定的に提供されるよう、これを支える福祉・介護人材の確保を図っていきます。
取組方針
人材の確保 「福祉・介護分野への就業を促進」
- 福祉・介護職に関する理解の促進
・福祉・介護職のやりがいや魅力の情報発信
・福祉教育拠点校を中心とした福祉教育の充実
- 多様な人材の参入促進
・若者・女性・高齢者等を対象とした研修や職場体験によるきっかけづくり
・福祉・介護職の離職者や有資格者の復職支援
- 外国人介護人材の活用
・県内で介護職員として就労を目指す外国人や外国人を受け入れる介護施設等に対する就業促進や定着に向けた支援
人材の育成 「福祉・介護関係の資格取得や職員のキャリアアップ等を支援」
- 福祉・介護関係の資格取得支援
・介護福祉士等を養成するための学費等の貸付
・介護分野への就業希望者等を対象とした資格取得の支援
- 福祉・介護職員のスキルアップ等支援
・福祉・介護人材の知識や技術の向上を図るための研修等の実施
・福祉・介護人材のキャリアアップに向けた取組を実施する事業者等への支援
人材の定着 「福祉・介護従事者が長く働き続けられるよう働きやすい環境を整備」
- 福祉・介護現場における業務改善
・業務の仕分けや介護ロボット・ICTの導入等の業務改善に取り組む介護事業者への支援
・介護事業者や障害者支援施設等を対象とした介護ロボット・ICT機器等の導入に係る経費への支援
- 福祉・介護現場における働きやすい環境整備
・福祉・介護職員に対するメンタルヘルスサポートの実施
・ハラスメント等による離職を防ぐための管理者向け労務研修や相談支援の実施
- 福祉・介護職員の処遇改善・事業者の経営改善
・介護報酬及び障害福祉サービス等報酬におけるさらなる処遇改善に向けた国への働きかけ
・事業者の経営安定化に向けた相談等の実施
千葉県福祉人材確保・定着推進方針(令和7年度から令和11年度)
千葉県福祉人材確保・定着推進方針(令和7年度から令和11年度)【全文】(PDF:1,273.5KB)
千葉県福祉人材確保・定着推進方針(令和7年度から令和11年度)【全文】(ワード:936.1KB)
千葉県福祉人材確保・定着推進方針(令和7年度から令和11年度)【概要】(PDF:237.5KB)
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