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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年3月22日

ページ番号:563844

人権問題について(令和4年度第4回インターネットアンケート調査の結果)

発表日:令和5年3月22日
健康福祉部健康福祉政策課

1.調査の目的

県では、平成27年2月に「千葉県人権施策基本指針」を改定し、すべての県民の人権が尊重される元気な千葉県を目指して各種の人権啓発活動に取り組むとともに、県政のあらゆる分野で人権尊重の視点に立った施策を推進しています。

本調査では、「障害のある人」、「外国人」、「性的少数者(LGBT等)」の人権問題を取り上げ、指針や施策の方向性を検討するための資料として活用することを目的として、皆様のご意見を伺いました。

《用語解説》

LGBT等

レズビアン(女性として女性が好きな人)、ゲイ(男性として男性が好きな人)、バイセクシュアル(異性と同性どちらも惹かれることがある人)、トランスジェンダー(自認する性と、生まれたときに割り当てられた性別が一致しない人) のアルファベットの頭文字を組み合わせた言葉で、性的少数者を表す言葉の1つとして使われます。LGBT以外にも様々な性の在り方があります。

2.調査の実施状況

(1)調査対象

アンケート調査協力員300人

(2)調査時期

令和5年1月20日(金曜日)から1月29日(日曜日)

(3)調査方法

インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答

(4)回答状況

アンケート調査協力員300人のうち260人が回答(回答率86.7%)

(5)調査項目

問1.「障害のある人」の人権問題について伺います。

あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか。

問2.それはどのような内容ですか。

問3.「外国人」の人権問題について伺います。

あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか。

問4.それはどのような内容ですか。

問5.「性的少数者(LGBT等)」の人権問題について伺います。

あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか。

問6.それはどのような内容ですか。

問7.その他、人権問題について、ご意見、ご要望があればお聞かせください。

4.調査結果

問1.「障害のある人」の人権問題について伺います。あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか。(1つだけ選択)(回答者数:260人)

問1グラフ

「障害のある人」の人権問題について差別や人権侵害を受けたと感じたことがあるか尋ねたところ、『たびたび感じた』6.5%と『たまに感じることがあった』28.8%を合わせた『感じた』が35.3%と3割台半ばでした。令和元年度の調査では『感じた』が29.5%であり、5.8ポイント増加しました。

一方、『ほとんど感じることはなかった』48.8%と『まったく感じなかった』9.6%を合わせた『感じなかった』が58.4%と約6割でした。令和元年度の調査では『感じなかった』が65.2%であり、6.8ポイント減少しました。

問2.【問1で、差別や人権侵害があると感じた方に聞きました。】それはどのような内容ですか。(あてはまるものすべて選択)(回答者数:92人)

問2グラフ(PNG:251.5KB)

差別や人権侵害を受けた内容を尋ねたところ、『相手の態度や発言で傷つけられる』が57.6%と最も多く、次いで『あらぬうわさ、悪口で名誉・信用を傷つけられる』が39.1%でした。

また、『その他』の答えの中には、『受け取れる情報が制限されている』、『学生の頃、障害のある生徒をからかったり馬鹿にしたりする人がいた』等の回答がありました。 

問3.「外国人」の人権について伺います。あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか。(1つだけ選択)(回答者数:260人)

問3グラフ

「外国人」の人権問題について差別や人権侵害を受けたと感じたことがあるか尋ねたところ、『たびたび感じた』5.4%と『たまに感じることがあった』17.3%を合わせた『感じた』が22.7%と約2割でした。令和元年度の調査では『感じた』が22.2%であり、0.5ポイント増加しました。

一方、『ほとんど感じることはなかった』51.5%と『まったく感じなかった』16.2%を合わせた『感じなかった』が67.7%と約7割でした。令和元年度の調査では『感じなかった』が69.2%であり、1.5ポイント減少しました。

問4.【問3で、差別や人権侵害があると感じた方に聞きました。】それはどのような内容ですか。(あてはまるものすべて選択)(回答者数:59人)

問4グラフ(PNG:244.1KB)

※ヘイトスピーチ…特定の国等の出身者又はその子孫であることのみを理由に、日本社会から追い出そうとしたり危害を加えようとしたりする一方的な言動

差別や人権侵害を受けた内容を尋ねたところ、『地域において他の住民と違う扱いを受ける』が47.5%と最も多く、次いで『あらぬうわさ、悪口やヘイトスピーチで名誉・信用を傷つけられる』が45.8%でした。

問5.「性的少数者」の人権について伺います。あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか。(1つだけ選択)(回答者数:260人)

問5グラフ

「性的少数者」の人権問題について差別や人権侵害を受けたと感じたことがあるか尋ねたところ、『たびたび感じた』3.5%と『たまに感じることがあった』13.8%を合わせた『感じた』が17.3%と約2割でした。令和元年度の調査では『感じた』が9.8%であり、7.5ポイント増加しました。

一方、『ほとんど感じることはなかった』45.4%と『まったく感じなかった』21.9%を合わせた『感じなかった』が67.3%と約7割でした。令和元年度の調査では『感じなかった』が71.9%であり、4.6ポイント増加しました。

問6.【問5で、差別や人権侵害があると感じた方に聞きました。】それはどのような内容ですか。(あてはまるものすべて選択)(回答者数:45人)

問6グラフ(PNG:262.8KB)

差別や人権侵害を受けた内容を尋ねたところ、『相手の態度や発言で傷つけられる』が55.6%と最も多く、次いで『あらぬうわさ、悪口で名誉・信用を傷つけられる』が46.7%でした。

また、『その他』の答えの中には、『当人がその場からいなくなってから周りの人が気持ち悪いといった発言をしているのを聞いた』、『アンケートなどの説明文で男性、女性の2つのみしか選択肢や文中にない時』等の回答がありました。

問7.その他、人権問題について、ご意見、ご要望があればお聞かせください。(回答者数:89人)

(寄せられたご意見・ご要望には次のようなものがありました。)

(1)これからの人権問題に必要なこと

  • 個々人ががんばって克服しないとならないし、がんばっても恥ずかしくない雰囲気になることが必要だし願ってます。
  • 障害者の判断能力不足、外国人の言語能力不足などに付け込み、騙したり、ぼったくったりする現場を見た。周囲のサポートが必要だ。
  • 子どものうちから教育するべき。知識のない子どもの一言だけで嫌な思いをする。
  • 小学校等若いうちからこういった内容に触れることが重要ではないか。職場等での研修必須にする等情報に触れる機会を増やすことが助かると思います。
  • 誰しも年齢を重ねると認知症(自己での判断能力が健常者に比較して劣るケースがあり)を含む障がいを持つことになる可能性を抱えており、多様性を認めあう社会になるように誰しも努力する必要性があり、行政(国→都道府県→市町村)がその先頭に立ち国民に啓蒙活動及びリーダーシップの活動に立つことが必要と考える。
  • 周囲の人に言える状況ではなく一人で抱え込んでいる人達が多いと思います。周囲の人達への研修を年に最低でも2回は実施して理解を深める必要があると思います。特に自分達50代以上と、極端に保守的な若い世代に対して。
  • 日本は島国であり、昔から他国との接触が少なかったせいか外国人(移民)に対するアレルギーがあるようだ。ほかの先進国と比べて移民の受入が極端に少ない。少子化対策が叫ばれているなか当座の人手不足の解決策は外国人に頼らざるを得ないと思う。技能実習生に関しても色々問題があるが日本に喜んで来てくれるシステムが必要である。日本の没落を回避するにはあらゆる面で外国人の活用が必要になってくると感じる。
  • 差別を受けやすい「障害のある人」、「外国人」、「性的少数者」に対する配慮はもちろん必要ですが、これらの方々の他にも「女性」、「子供」、「高齢者」なども差別を受けやすく、これらの方々の人権に対する配慮も必要だと思います。
  • 知っている、関心がある人達にとっては理解が進んでいるとは思いますが、人権問題はいろいろな場面で問題となるもので、全体として、周知され理解されているかは、疑問なところがあるので、県民だより等を通して、継続的に(例えば、県民だよりの特定のスペースに、毎月、人権問題に関する記事を載せる等)、広報して、理解の拡散に注力してはどうかと思います。
  • 教育現場における子どもたちの人権について取り組んでいただきたいです。生徒間のいじめや、いわゆるブラック校則等学校内での人権侵害は何故だか軽視されがちのように思います。無意味な校則、ルールの見直しや、いじめを受けた生徒だけでなくいじめをした生徒に対する心のケア等、学校のあり方を見直し子どもたちがより健やかな学校生活を送れるよう対応していただきたいです。
  • (1)ネット上で、NPO法人の不適切会計が話題になっている。今後、より適切な委託、監督強化が必要。(2)成人は問題の認識が進みにくいので、まだ心が柔和な児童・思春期での働きかけが重要。特に小中学校レベルでの教育・啓発が重要。(3)人権啓発ビデオやパンフレット類は、編集が無難で優等生的なため、生の気持ち・感情を喚起にしくい。補足として、既存のアニメ、ドラマ、マンガなどを視聴、閲覧しやすくしてはどうか。たとえば、アニメ『聲の形』の視聴会など。(ネットフリックスにあるので、その紹介等もよいだろう。)
  • 外国人の技能実習生を受け入れる際には、韓国のように現地で、日本人が厳しい審査をした上で受け入れるべきと思う。地方で安い賃金で働かせている現状は、本来の目的とはかけ離れていると考える。
  • 人権について、幼少から「人はどのような違いがあっても、大切に尊重されるべきである」事を年齢に応じた方法で指導していくのが、良いと思います。
  • 一人一人のあるがままの姿を受け入れたり援助することが大切だと思う。
  • 人権問題は、意識の問題である部分も大きく、義務教育の間に正しい理解を学ぶ必要があると思います。
  • 人権問題に直面する機会が少ない多数派の健常な市井人にとって、障碍者、外国人、性的少数者それぞれが直面している人権侵害は人権問題として認識されていない可能性があるのではないか。人権問題という大きな命題よりも、身近な場面で生じる問題を啓蒙できるようなYouTube寸劇などを活用して問題事例を認識させていく取り組みが必要ではないか。
  • 私たちは、一人ひとりが人権を尊重され、幸せに生きる権利を持っているはずです。しかし、同和問題は基本的人権が侵害されるという、古くて新しいわが国固有の重大な社会問題です。私がまだ小学生の頃、被差別部落の子どもたちと遊んでいると、近所の人から「あの子は部落の子だから遊ばない方がいいよ!」と注意されたことがあり、そのことを親に問いただしても曖昧に言葉を濁すだけでした。成長するにつれて、大きな人権問題であることを理解するに至りましたが、未だに差別が続いていることに驚きを禁じ得ません。同和問題を始めとする人権教育と啓発を今後一層推進する必要があると強く思います。
  • 外国人が日本で何か問題を起こした場合には、日本政府が国としてその損害を補償するなど、外国人を日本の社会に受け入れやすい仕組みが必要です。
  • 学校、企業等での講習・セミナーの実施が必要では。
  • 人権問題は無くす事が重要であると思っている。通関でのトラブルほか新聞やテレビで紹介していることが無くなるようにしないと駄目だと確信している。やはり個人、家庭、社会が改めて認識する必要があると思っている。
  • 「差別意識は持っていないから大丈夫」と自認している人であっても、無意識に差別的な言動をすることが多々あるので、そういう方への啓発も必要だと思います。各自が認識していない差別を自覚させること、つまり、「アンコンシャス・バイアス」の気づきを促す取り組みも必要だと思うのです。「誰もが無意識に人権を侵害している可能性がある」ことを啓発してはいかがでしょうか。
  • 無知に因る思い込みが差別を助長させているので、改めて教育現場で講習や研修を再実施した方が良いと思います。
  • 基本的考え方として、人はそれぞれ違う個性を持っており、お互いを認め合うことが大切だと思われる。
  • 国、地方自治体に関わらず、不断の広報活動を希望します。
  • ジェンダー差別があると思うし、早くなくしてほしい。例えば、選択的夫婦別姓制度を早く実現してほしいし、住民票の世帯主も夫婦である場合、夫が世帯主になっていることが圧倒的に多いのではないか。世帯主というものがどうして必要なのか分からない。私の国民保険証も世帯主である夫宛に送られてくる。違和感がある。県や市の行政の管理職も圧倒的に男性が多いと思う。意識的に女性登用を進めていってほしい。
  • 性的少数者の婚姻問題が進展することを願います。
  • 片親(特に母親)に育てられている子供の人権が蔑ろにされているように感じる。行政がもっと関与すべきです。
  • 人権問題を広く周知するイベントを定期的に開催してほしいと思いました。また、「障害のある人」、「外国人」、「性的少数者」について詳しくまとめた冊子を市で配布してほしいです。
  • 自分は小学校の頃からチビチビと馬鹿にされてきた。外見を馬鹿にされたこともあった。中には先生から信じられないような人を小馬鹿にした発言が出たこともあった。人を差別するということは逆にいつ立場が変わるかも知れないということです。自分のコンプレックスをエネルギーに変えて、見返してやると誓い、努力した。そして今の自分がある。差別のない国、街作りが肝要だ!
  • 身近に障碍者がおり、支え手の負担を考えると、支え手の家族に対する経済的な援助が必要と思う。公共交通機関での送り迎えなど好奇と嫌悪をひしひしと感じるので車の維持が必要だし、適切な看護ができる施設などの利用には経済的な裏付けが必要。支え手は労働の対価を自身の生活と障碍者療養のために使用するとほぼ残らない。何のために生きているのかわからない生活を受け入れるしかないね。それでも収入があればいいけど、無いと共倒れ。他人の助力はあまりあてにできない。障碍者でも受け入れる社会になると良いとは思うが、身近に障碍者がいなければ受け入れたくないと思う人もいる。多少の経済的援助と社会の理解の広がりがあると良い。
  • 差別的な言動はどうしても目立ちますが、実際にはごく少数なのかなと。また、100%すべての人に理解を求めるというのも非現実的なのかなと。撲滅は難しいが、差別はいけないんだと広報し続けることで社会の空気が形成されていくとは思うので、広報し続けることは大事なのかなと。
  • 自分が少数者であったらという発想ができるように子供の時から啓発する。
  • 「すべての県民の人権が尊重されるべき」という考えで、今後も対応していきたいと思います。
  • これから日本は、人口がどんどん減っていく状況にあり、外国人との交流が増え、多文化社会に突入していく。早く多くの機会をとらえて、日本人の意識改革を図り、外国人、他民族の文化を吸収していく必要があり、行政も積極的に取り組む必要がある。
  • 学校を起点とした教育が必要だと思います。多様性について語られるようになってきたが、まだまだ啓発が足りないと思います。
  • 手話を少し勉強し、サークルにも一時入ってましたが、千葉県では他県に比べ、聾者への対応、対策がかなり遅れているように感じる。県知事、市長等が代われば対応も変わる状況ではまだまだと思います。少子化対策も大事だけど、障害者への更なる対策を期待したい。
  • 人種問題など、親が子供に対し正しい教育をすればいいのにと思うときがあります。
  • 表現として「人」の前に、比較する「言葉」をなくす。
  • 私自信精神疾患を患っており、かつゲイです。性的少数者ゆえに精神疾患になってしまったと思います。周りから認められず行政からも家族と扱われずとても悲しい思いを沢山してきました。市町村によってはパートナーシップ制度を導入しているところもあります。ですが地元の市町村では実施されていません。是非千葉県としてパートナーシップを行い少しでも周りの方に同性愛者に対する理解を深めてほしいです。
  • 学校での教宣活動の推進。
  • 住民への不断の啓蒙活動が必要です。
  • 国会議員がLGBTに対する差別発言を公然としていることを政府自らが厳罰に処してほしい。
  • 小さい頃から色々な人何いることを知る機会があれば良いと思います。

(2)人権問題に関して現状懸念していること

  • 「人権」に関して、行政/地域/各個人の応じ方についてのキャンペーン等は良く目にするが、施策や対応の成果がどうなっているのかがどうもよく分からない。例えば障害者雇用などは数値で説明されることがあるが、その他は見える化が難しいことではあるが、どう進んでいるのかが分かりにくい。機微な問題も含んでいてスポットを当てにくいこともあるだろうが。
  • こどもへの説明が難しい。
  • 「障害のある人」害ではありません。がいにしてください。
  • 頭では分かっていても、感覚的に無意識に差別をしていることもあり、難しい問題だと思います。身近にもっと増えればある程度は自然に受け入れられるかもしれませんが、難しいことに変わりはないと思います。病気と同じように自分がかかってみると本当に親身になれるのかなあ?
  • 差別や偏見など、その人がどのような考え方を持つかは、生まれ育った家庭環境が大きく影響すると感じます。子どもに一番影響を与えるのは親です。親が差別的態度を取ったり偏った考え方を持っていれば当然子どもは影響を受けます。
  • 高齢者がゆえに、言葉が雑になったり、相手を低く見たような声掛けは一人の人間として許せない。ショッピングで、現金支払いが多い高齢者がモタモタしていると、キャッシュレスを常用しているであろう人から嫌な顔をされる(キャッシュレスを推奨している行政にも、もう少し心遣いをしてほしい)。
  • 身近に直接、人権問題を感じたことはなかったが、新聞やテレビニュースなどで、差別などを受け苦しんでいる人々がいることを知り、とても悲しく残念におもう。特に東南アジアから来ている介護や建築現場などの実習生たちのことが、ニュースにでると、せっかく日本を選んで来てくれたのに…と、悲しく思います。同じ人間として、平等であるべきだと思う。
  • 技能実習生の扱いについては、もっと考えるべきだと思う。安価な労働力と考えるのは、日本人の労働力にも通じるところがあると思う。非正規労働者の扱いとか。
  • 行政の職員の中でも人権問題で人種差別的な発言が見られる。民間では研修や自己啓発活動などで、身をもって感じているが、行政の職員は人権問題について意識改革が足りない。
  • 実母が薬の副作用による後天性の聴覚障害者でした。今よりも啓発活動や教育の行き届かない時代でしたから、本人は辛い思いもしたことだろうと思います。自分の境遇から差別はしていないつもりですが100%の自信はありません。
  • 外国人が増えることで、外国人の差別に対する不満が広がり、外国人による暴動のようなものが、日本国内でも起こる不安を持ちます。あまり、増えて欲しくないのが本音です。
  • 日本人の人権より外国人の人権のほうが重要に感じる。とくにテレビ。
  • 子供が通っている幼稚園や、学校にも障害がある人や外国人がいます。かといって、子供たちはみんな同じように接していて、見た目や他の人と違うなどとは特別思ってはいないようです。子供のうちからそういった環境が普通であればなにも差別がうまれることなく成長するんだなと実感しています。今差別があるのは、今までにそういった人たちに関わってこなかった人たちが、自分と違うということに違和感を持って、自ら差別を生み出しているのかなと思います。難しいとは思いますが、そのような人たちの固定概念がなくなれば、人権問題はもっとスムーズになるのかなと思います。
  • ひどい言葉を投げかけている本人が、そのことに気づいていないのも問題だが、その周辺にいる誰もがうまく是正できないでいることや、その改善方法について誰もが知恵を持っていないのも現実。できることから実践するためにも、具体的な改善事例を多く紹介して欲しいし、ことあるごとに目につくようにして欲しい。
  • 介護施設で“わたしは、介護のプロなのだ。わたしの言うとおりにしなさい”とか“家族で面倒みられないから施設に…施設の言うとおりにしてください”など、家族の人権・入所者の人権を尊重しない…。
  • 差別や偏見を受けた場合 相談しても何もかわらなかった。相手に制裁を希望しても動いてくれないなら最悪自分で相手に制裁を科する事も考えた。
  • 高齢者・女性・おばさん等不本意な扱いを受けている人は他にもたくさんいる。人権問題は全員に関わること。人は一人ひとり皆違う特別な存在。範囲を狭めないでほしい。
  • 表面に現れにくく難しい問題だと認識している。
  • 会社ですが、声の大きい人間の言うことが通りやすい風潮である。おとなしいが真面目で、こつこつと頑張るタイプの人間は、認めてもらえていない。
  • 障がい者には、いつなるかも分からない「明日は我が身」障がい者に優しい街であるべきだ。
  • 親族より暴力を受けた。同人より人権の否定、侮辱、嫌がらせ、不当な金銭等の要求をされ続けている。弁護士を通しているが費用がかかるが解決にいたらない。無料で相談出来る場が少ない。解決が出来ない。
  • 会社の規則と銘打って個々の意見・提案を軽んじられる。
  • 自分自身が差別の目を持っていることに気が付かない事があります。新聞や本から学びたいと思っています。
  • 障がいのある人に対しては普通人なら気を付けて、いたわっている。但し、そのような人の権利意識が強すぎて大変不快に思う時がある。
  • 出自、性別等により差別があってはならない原理原則とは別に、個々人間の関係性の中で発生する結果的な差別に対して、適切な解が見いだせない。
  • 外国の人で、肌の色が黒いと自分の中で偏見を感じます。なるべく近所のアパートに住んでる人には挨拶してます。
  • 人間が問題であり、人間がいる限り、問題は解決しないと思います。
  • 私自身に対して感じることはほとんどありませんがSNSでは目にしたり不特定多数の方がいる場面では差別を感じることがあります。そんなこと言わなくていいのにと、思いながらもそれを止めることができないこともあります。そんなことがない世の中になってみんなが気持ちよく過ごせるといいなと思います。
  • 人は自分とは違う少数の者を蔑視する傾向にある。日本という島国での単一民族での長い営みのためか、多人数の中で同調することで、諍いを避けようとするためか、わからないが。ただし、今の若い人達のほうが、そういった壁を感じない柔らかさがあるような気がする。将来の日本を考えて、個々の価値観の違いを積極的に認めて行くべきだと思う。
  • コロナ禍になり、家族や仕事以外の人々と関わることが少なくあまり感じなくなってきている。
  • 外見ではわからない障害者が多い。マークを付けたくない人もいます。難しい問題だと思います。とにかく差別をしない。人類みな兄弟。
  • 若い人よりも高齢者の方が人権問題について理解がないように感じる。
  • 差別のない社会など色々言われているが結局は自分が当事者にならないと分からないと思うし少数派の意見は通らないが当たり前の世の中、差別などの人権問題はなくならないと思う。

(3)その他

  • 身の回りでは人権問題に関わる差別、人権侵害を感じることはない。
  • 人権侵害という言葉がなくなるような世界にしていきたいです。
  • 近年はこのような差別が少ないもしくは無くなってきたように感じます。自宅の近所にも外国人の方が増えてきましたが、差別意識はないと思います。
  • あまり必要性を感じない。
  • 千葉県ホームページで、人権のページがあることを初めて知りました。
  • 千葉では障害者が不利な事は感じられない。
  • 居住地域では実感することがないので、身近な課題に感じていない。
  • マスコミの報道等で人権問題について見聞きするがコロナで人と接する機会がないので今のところ実際に身近で差別を感じる事がない。
  • 大変難しい問題で論ずることができません。何らかの支援をしたいとは思っています。
  • 自分や、自分の周りではあまり感じない問題ですが、苦しんでいる、困っている人がいるということは把握しています。なるべく偏見は持たないよう努めたいです。
  • 身近にありませんので特に感じたことはありません。
  • 昭和の時代から考えると今は人権についてよく取り上げられ障害や性的少数者は隠すような風潮からオープンになった。それは当然のことであり今までが異常であったのだと、60代間近の自分でさえ思うようになった。
  • 御本人自身、自分を信じて明るく生きて欲しいです。

たくさんのご意見ありがとうございました。

今回の調査では、身近で差別や人権侵害があるか尋ねた結果、「障害のある人」については3割台半ば、「外国人」については2割を超え、「性的少数者」については約2割が『感じた』との意見がありました。令和元年度の調査結果と比較して、いずれのテーマにおいても若干の増加傾向が見られ、より多くの方が差別や人権侵害があると感じていることが明らかになりました。

県では、今回皆様からいただいたご意見も参考に、「すべての県民の人権が尊重される元気な千葉県」を目指して、人権施策を推進してまいります。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉政策課人権室

電話番号:043-223-2348

ファックス番号:043-222-9023

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