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更新日:令和8(2026)年4月10日
ページ番号:822251
千葉県では、これからの社会を担っていく若い世代の方々が、自ら課題を見つけ、挑戦し、失敗をおそれず行動できる資質を身に着けられるよう、アントレプレナーシップ向上を支援するとともに、起業機運の醸成を図るため、高校生・大学生等を対象とした起業家育成プログラムU25編を実施しました。
令和7年度は、市川市を会場とし、「市川市を舞台に、地域の課題を分析し、未来の社会が求める独創的なビジネスプランを立案せよ!」をミッションに、参加者は自分たちの視点で市川市を捉え、地域の課題や魅力・資源を踏まえたビジネスプランの立案に取り組みました。
高校生・大学生の29名
それぞれの興味関心が似ていたり、異なる強みを活かすことができる参加者同士で7チームを組成し、各チームが自分たちでビジネスプランの立案に取り組みました。
まず、「なぜアントレプレナーシップを学ぶのか?」について、タクトピア株式会社 創業者・代表取締役の長井様からお話をいただくとともに、プログラム全体のオリエンテーションを受けました。
次に、市川市のことをよく知るために、市川市役所経済観光部商工課様から市川市が進めている政策や課題等についてお話いただきました。
その後、フィールドワークとして、道の駅いちかわを訪問し、駅長から「今から使えて、ずっと使える!問いの立て方」というテーマで、ご講演をいただくとともに、道の駅を見学し、地域の課題発見や地域資源の発見に関するヒントを数多くいただきました。



千葉商科大学の会場に戻り、市川市で事業を実施している3名の事業者(宮内農園 宮内様、株式会社アノニギワヰ 山岡様、税理士 須山様)の方々から、お話をお伺いし、起業のベースとなる課題発見につながる有益な情報を多数得ることができました。



最後に、本日インプットした情報の振り返りや全体共有を通して、問題を言語化する重要性を学びました。
2日目は、まず、フィールドワークとして、株式会社京成ストアを訪問し、地域に密着した取組、地域に支持される事業展開に関するお話をいただき、店内を見学しました。



その後、任意のグループに分かれて中心市街地などのフィールドワークを行いました。商店街で働いている方や住民の方々などにインタビューも敢行し、地域課題の発見や地域資源を発見するための有意義な活動を行うことができました。



千葉商科大学の会場に戻り、フィールドワークを通して浮かび上がった地域課題や資源の共有を行いました。その中から、自分が取り組みたいテーマやペルソナ(※)の絞り込みなどを行い、取組テーマが似ている者同士でチームを組みました。
※ペルソナとは、自分たちの商品やサービスを利用する顧客モデルのことを言います。本プログラムでは、ペルソナを出来る限り具体的に想定します。年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、家族構成、趣味、特技、価値観、ライフスタイルなど実際に実在しているかのようにリアリティのある仮想の顧客を具体的に想定し、自分たちのアイデアがそのペルソナのニーズに応えられているかを確認しながら、アイデアの深度化を図ります。



チームで取り組む課題が、本当に地域で必要とされているのかどうかを確認するため、次回のプログラムまでにそれぞれが定性的、定量的なエビデンスを調査してくることを宿題としました。
中間発表では、千葉商科大学人間社会学部の勅使河原教授及び税理士の須山様からフィードバックをいただき、チームの課題が明確になりました。



その後、プロダクトの検討、課題等の再整理及び役割分担などを行いました。ペルソナの困りごとの仮説が正しいかどうかを確認するため、次回のプログラムまでに、それぞれがペルソナにインタビューをして、ニーズの仮説が本当かどうか検証してくることとしました。
4日目は、オンラインでの開催とし、まずは、チーム内での現状や各自が実施してきたペルソナへのインタビュー結果を共有し、チーム内の情報を整理しました。その上で、他チームに進捗状況を報告し、相互にフィードバックを与え合うことでより客観的な視点で自チームの現状を把握し、改善点を確認することができました。
また、起業において、お金に関する知識は必須であるため、様々なビジネスモデルのパターンや収支計画の立て方などの講義を受けた上で、自分たちのプロダクトに関する収益モデルの作成を行いました。

5日目は、ピッチに関する講義を受けた後、それぞれのチームが最終発表に向けて、原稿、スライド、プロトタイプ、収支計画等の作成について、細かく準備する1日となりました。
発表準備ができたチームから、課題、ペルソナ、収益、アイデア、試作品及び発表という6つの観点についてメンター(注)からチェックを受け、試作品、発表スライド及び発表内容等の改善点が細かく洗い出されました。
(注)メンターとは、対話を通じて助言を行う相談者のことを言います。本プログラムにおいては、検討に対するフィードバックに加え、起業家の卵にとって必要な思考への気づきや取組継続のための意欲向上などの支援をいただきました。
チェックを受けた後、密度の濃いディスカッションが始まるチームもあれば、リハーサルに臨むチームもあり、進捗状況は様々でしたが、最終発表本番に向け、準備が進んでいきました。



最終発表会は、以下のフォーマットで行いました。
最優秀提案には、「寺院等の老朽倒木を活用したアクセサリー等の作成ワークショップ」が選ばれました。


市川市の問題に向き合い、新しいビジネスアイデアを構築した参加者は、最後に一緒に頑張ってきたチームメンバーへメッセージを送り合い、プログラムを通して学んだことやこれからどんな自分になっていきたいかを共有して、プログラムを修了しました。
今回のプログラムを通じて培った起業家精神(アントレプレナーシップ)が、参加者の皆さんの今後に役に立つことを期待しています。
参加者のみなさんから寄せられた主な意見・感想は以下のとおりでした。
最優秀提案に選ばれたチームが、プログラムの中で作成したプランで、千葉県が主催するCHIBAビジコン2025に応募した結果、5社(岩渕薬品株式会社、株式会社京葉銀行、株式会社千葉興業銀行、株式会社パシフィックプロジェクト、幕張PLAY株式会社)からサポーター賞(注)を授賞しました。
注:サポーター賞:地元の金融機関、新聞社、IT企業などが、千葉県内の地域課題解決や活性化につながる新たな起業家を支援することを目的とし、独自の基準で選出・表彰する特別賞です。

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