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更新日:令和8(2026)年4月10日

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2025ちば起業家育成プログラム小中学生編第1弾(体験先企業:房日新聞社&道の駅グリーンファーム館山)

 千葉県では、これからの社会を担っていく小学生・中学生を対象に、アントレプレナーシップ向上を支援するとともに、起業機運の醸成を図るため、起業家育成プログラム小中学生編を実施しました。

 令和7年度の第1弾の取組として、有限会社房州日日新聞社及び道の駅グリーンファーム館山に御協力いただき、「じぶんの視点で館山(安房地域)の魅力を発見し、地元の人の願いをかなえるビジネスアイデアを考えよう!」をミッションとするプログラムを実施しました。

 本プログラムでは、参加者が数名程度のグループに分かれて模擬会社の設立を行います。そしてプログラム内で使用する通貨を設定し、企業活動を行う上でのコストを意識しながら、体験先企業から提示を受けたテーマを踏まえてビジネスアイデアの検討を進めていくこととしています。

プログラム実施状況

1日目(起業について学ぼう・体験先企業を知ろう)

 

 まず、プログラム全体のオリエンテーションを行い、プログラムに参加する上で大事なこととして「やり直しOK!失敗してOK!」「正解よりも、自分の気持ちを大切に!」「考えるよりも、まずやってみよう!」というルールを共有し、プログラムの趣旨や目標を明確にしました。

 

 そして、参加者同士での自己紹介や仲間のことを知るためのゲームなどを行って、お互いに緊張をほぐしたり、仲間のことを知るためのアイスブレイクを行いました。

 次にタクトピア株式会社 創業者・代表取締役の長井様から「起業家みたいな生き方のススメ」というテーマで、起業家とは何か、起業して生きることはどういうことなのかについてお話いただきました。

 また、会社のしくみや会社の設立に必要となる知識を得るための講義を受け、起業の流れを学びました。

講義の様子

 

その後、有限会社房州日日新聞社の本間社長から、房州日日新聞社がどんな仕事をしていて、どんな会社なのかなどの説明を受けるとともに、安房地域の課題や可能性についてお話いただき、「地域の魅力や課題を自分の視点で見つけ人々を幸せにするビジネスアイデアをチームで考えて発表してください!」というミッションを提示されました。

講義の様子

 さらに、館山市で進めている政策を知るために、館山市役所雇用商工課の島本課長から「館山リノベーションまちづくり×起業家育成プログラム」についてお話をいただくとともに、館山市役所食のまちづくり推進課の吉原係長から「道の駅グリーンファーム館山」について、お話をいただきました。

 

   フィールドワークとして、館山市が実施した「館山リノベーションまちづくり×起業家育成プログラム」の卒業生で実際に起業している方を訪問し、お話を聞きました。

フィールドワークの様子

フィールドワークの様子

 

フィールドワークの様子

フィールドワークの様子

 

 その後、道の駅グリーンファーム館山を訪問し、施設の見学を行うとともに、施設で働いている人やお客さんにインタビューを行いました。

フィールドワークの様子

フィールドワークの様子

 フィールドワークを通じて、館山にはどんなくらしがあるのか、どんな資源があるのか、どんな困りごとや願いがあるのか、たくさんの情報を集めました。

 

   最後に、会場に戻り、フィールドワークで得た情報を共有し、それぞれが今日学んだことや明日挑戦したいことを整理しました。

講義の様子

 

2日目(起業について学び、ビジネスアイデアを考えよう)

 2日目は、まず参加者はチームごとに分かれ、それぞれのチームにおいて定款や商号(会社名)の作成、会社登記を行い、模擬会社を立ち上げるプロセスを体験し、活動を開始。チームメンバーで、模擬会社がどんな課題に取り組むのか検討しました。

 「誰が、どう困っているのか」について考え、「何があったら、その困りごとを解決できるのか」、その検討するアイデアの深度化を図るため、模造紙や付箋を駆使しながら、チーム内で議論を深めました。

 本プログラムでは、各模擬会社にメンター(参加者の活動をサポートする支援員)を配属することとしており、参加者と近い距離で様々な相談に乗り、参加者の気付きを促しました。

グループワークの様子

打合せの様子

打合せの様子

打合せの様子

 
 また、本プログラムでは、自分たちの商品やサービスを利用する顧客モデル(ペルソナ)を具体的に想定します。
年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、家族構成、趣味、特技、価値観、ライフスタイルなど実際に実在しているかのようにリアリティのある仮想の顧客を想定し、自分たちのアイデアがその顧客モデル(ペルソナ)のニーズに応えられているかを確認しながら、アイデアの深度化を図ります。

 チームで考えたアイデアが、本当に必要とされているのか、顧客モデル(ペルソナ)の設定が正しいかなどを確かめるため、改めて街に出て、インタビューを含むフィールドワークを行いました。

フィールドワークの様子

フィールドワークの様子

 

 その後、各社はフィールドワークの結果を整理・共有し、次回のプログラムまでに各自考えてくることややってくることを話し合いました。

ブレインストーミングの様子

打合せの様子

 

 

3日目(体験先企業とアイデアを考えよう)

 3日目は、これまでに検討したビジネスアイデアをさらに発展させるため、情報を整理し、ペルソナのニーズを細かく分析し、追加のフィールドワークや地域関係者との意見交換(カベウチ)を行いました。

 意見交換(カベウチ)では、有限会社房州日日新聞社の本間社長や地域で活躍されている方々からフィードバックをいただき、チームの課題が明確になりました。

中間発表の様子

カベウチの様子

カベウチの様子

カベウチの様子

 その後、チームごとにアイデアの改善を進めるとともに、試作品の制作などを通じて提案内容を具体化しました。そして、最終発表に向けて、提案の内容や伝え方を整理し、プレゼンテーションの準備を進めました。

 

4日目(完成したアイデアを発表しよう)

 最終日となる4日目は、これまでの活動の成果として最終発表を実施しました。

 午前中は、チームごとに発表内容の最終調整やリハーサルを行いました。

打合せの様子

リハーサルの様子

 

最終発表の準備

最終発表の準備

最終発表

最終発表会は、以下のフォーマットで行いました。

 
  • 検討テーマを提示していただいた有限会社房州日日新聞社に対してプレゼンテーション
  • 審査員は、千葉県・館山市長・有限会社房州日日新聞社代表取締役・地域おこし協力隊の4名
  • 発表5分間+質疑応答
  • 評価のポイントは以下の5点
    • 館山の困りごと・願い・資源を自分たちの視点で見つけているか。
    • 実際に見聞きしたことが土台となっているか。
    • 自分たちが取り組む理由や実現可能性が伝わるか。
    • 地域へのインパクト、地域の未来が伝わるか。
    • 分かりやすい発表か。

各チームの発表

模擬会社名 企画コンセプト
NAGIO株式会社 海を綺麗にするボランティア活動の促進イベントを通じて、安房地域に観光客を呼び込む
TATE株式会社

週末の一泊二日で安房地域を満喫する企画旅行を通じて、安房地域の新たな魅力を届ける 

 

 各チームは、地域資源を活かした提案や独自の視点によるアイデアを発表し、講評を受けながら学びを深めました。4日間の活動を通じて、参加者は地域課題を題材とした起業体験を実践的に学ぶ機会となりました。

最終発表の様子

表彰式の様子す。

 

決算作業

 プレゼンテーションの結果、各模擬会社はそれぞれの売上を得ました。

 

 この4日間での活動により発生したコスト(費用)と売上をもとに、決算作業に取り組み、黒字となった模擬会社には法人税を納めていただきました。 その後、生産作業を行い、1日目に出資したコイン(模擬金銭)の額がどのように変化したかを確認しました。

講義の様子

振り返りの様子

振り返り

 館山市の問題に向き合い、新しいビジネスアイデアを構築した参加者は、最後に一緒に頑張ってきたチームメンバーへメッセージを送り合い、プログラムを通して学んだことやこれからどんな自分になっていきたいかを共有して、プログラムを修了しました。

 今回のプログラムを通じて培った起業家精神(アントレプレナーシップ)が、参加者の皆さんの今後に役に立つことを期待しています。

 

参加者のみなさんから寄せられた主な意見・感想は以下のとおりでした。

  • 無理そう…って思ったことも、少し見方を変えれば意外と実現可能だったりすることを学んだ。
  • 今回出た案に挑戦したい。
  • 館山のことを調べたから館山のいいところと悪いところを知った。
  • 学校でこのような学習をしたら良いと思う。
  • もっと大きなプロジェクトにしてほしい。

 

お問い合わせ

所属課室:商工労働部経営支援課経営支援班

電話番号:043-223-2712

ファックス番号:043-227-4757

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