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更新日:令和5(2023)年12月15日

ページ番号:578771

実証窓口の活用事例(2)「地域ぐるみで取り組む「ドローンを活用した新スマート物流SkyHub(R)」の構築」

実証窓口の活用事例(2)「地域ぐるみで取り組む「ドローンを活用した新スマート物流SkyHub(R)」の構築」

【事業実施主体】

  • 株式会社NEXT DELIVERY

【連携企業】

  • 株式会社エアロネクスト
  • セイノーホールディングス株式会社
  • KDDIスマートドローン株式会社
  • 住友商事株式会社

【概要】 

 勝浦市で社会実装を進めている「ドローンを活用した物流の最適化」を他の地域に広げたいと、セイノーホールディングス株式会社から相談がありました。

 同社は、株式会社エアロネクストと株式会社ACSLが共同開発した日本初量産型物流専用ドローン等を活用した新スマート物流「SkyHub(R)」の導入を全国の自治体で進めています。

 「SkyHub(R)」は、域内に設置する物流の集約拠点を起点とした最適な共同配送により、買い物・医療弱者等の地域の社会課題解決を図る配送サービスと、喫緊、物流業界に迫る2024年問題(自動車運転業務の時間外労働の規制強化に伴い、稼働時間の減少、ドライバーの不足から過疎地域からモノが届けられなくなる(制限が加わる)など)への対策としても効果的です。

 配送手段のひとつとして、平時よりドローンを活用することで、遠隔地への配送効率が高まるとともに、災害時における被災状況の把握や救援物資の輸送も可能となります。また、電気自動車と組み合わせることによりクリーンな物流も実現します。

 また、勝浦市の事例を他の地域で横展開するため、ドローンの施策に意欲的な自治体である君津市とのマッチングを行いました。これを受けて君津市では、セイノーホールディングス株式会社との連携について、前向きに検討が進められています。

【利用者の声】

  • これまでは自治体の担当部局が分からず、相談するまで時間がかかっていたが、実証実験ワンストップ窓口を利用することで相談先を案内してもらえただけではなく、その先の意見交換の調整までつないでもらえて、役に立った。
  • 問い合わせ段階の入口を間違えると事業の実現可能性が損なわれてしまうが、県という行政を通すことによって、相手方も安心感を持て、その後の展開も円滑に行き易くなるので、県のマッチング機能は良いと思う。

(写真)参考:社会実装化した勝浦市の先行事例

       寿司と地元銘酒「腰古井」をドローン宅配(R5.1.18)
※「SkyHub(R)」は、株式会社エアロネクストの商標です。

お問い合わせ

所属課室:商工労働部経済政策課政策室

電話番号:043-223-2703

ファックス番号:043-222-0447

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