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ホーム > しごと・産業・観光 > 観光・特産品 > 県産品・伝統的工芸品 > 千葉県指定伝統的工芸品 > 令和6年度千葉県伝統的工芸品の指定について
更新日:令和7(2025)年4月30日
ページ番号:760261
県では、千葉県の風土と生活の中で育まれ、受け継がれてきた伝統的工芸品産業を振興し、地域経済の発展に資するとともに、工芸品を普及し、県民生活に豊かさと潤いを与えることを目的に、昭和59年度に独自の伝統的工芸品指定制度を創設し、令和5年度末までに201件を指定してきたところです。令和6年度は新たに4件を指定することといたしました。
日時:令和7年2月26日(水曜日)午前10時00分
場所:知事公舎
品目 |
製作者 |
市町村 |
---|---|---|
衣裳着人形 |
相澤 宏文(あいざわ ひろふみ) |
印西市 |
佐原太鼓 |
東 龍彦(あずま たつひこ) | 香取市 |
房州切子 | 中村 俊一(なかむら しゅんいち) | 館山市 |
手描襖絵 | 島田 由子(しまだ よしこ) | 柏市 |
品目
衣裳着人形
(いしょうぎにんぎょう)
製作者
相澤 宏文
(あいざわ ひろふみ)
概要
衣裳着人形は、子供の成長を願い、季節行事として親しまれ続けてきた桃の節句に飾る「雛人形」です。
相澤さんは、人形の胴を作る胴師です。織元に赴き厳選した京都西陣正絹布地で作成した美しい衣裳が特色であり、手足の振付で優雅な表情を表現しています。
品目
佐原太鼓
(さわらだいこ)
製作者
東 龍彦
(あずま たつひこ)
概要
東さんは平成11年度に県の伝統的工芸品に指定された「佐原太鼓」の製作者であり、父でもある「新治」さんから伝統技術、技法を受け継ぎ、五代目としてその保存・向上に意欲的に取り組んでいます。
小鼓や大鼓、大太鼓など各種の和太鼓の本体・皮のなめし・張り等全工程の希少な技術を修得しています。
品目
房州切子
(ぼうしゅうきりこ)
製作者
中村 俊一
(なかむら しゅんいち)
概要
房州切子とは、元々切子灯籠と呼ばれ、新盆の時に墓や仏壇に飾られる灯籠のことです。材料作りから丸1年をかけて作られ、親族や近しい人から、故人への哀悼の意を込めて贈られる特別な工芸品です。
中村さんは、地元に古くから伝わる文化と技術を無くしたくない想いから、房州切子職人を目指しました。
品目
手描襖絵
(てがきふすまえ)
製作者
島田 由子
(しまだ よしこ)
概要
襖絵師として、伝統技法の手描きによる襖絵を受注製作しています。
現代そして未来の生活空間に活きる「手描襖絵」を探求し伝統のバトンを繋げるとともに、「手描襖絵」が日本独自の工芸品として海外市場にも発信していくことができるよう研鑽を積んでいます。
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