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更新日:令和7(2025)年6月3日
ページ番号:18
2以上の市町村の公共下水道から流れてくる下水を広域的に集めて、終末処理場で浄化し、公共用水域に放流する大規模な下水道を流域下水道といいます。
流域下水道の整備によって、広い範囲にわたって下水道の整備が行われ、水域の水質は効果的に保全されます。
流域下水道が完備すると
などに大きな効果を発揮します。
昭和40年代、東京から50キロメートル圏にある印旛沼は、その流域の急速な開発と都市化により水質が悪化し、貴重な水資源の保全を迫られていました。
そこで、主として印旛沼流域を対象とする印旛沼流域下水道が、昭和43年12月に都市計画決定され、県が建設を進めてきました。

印旛沼流域下水道は、13市町の生活排水や工場排水を、千葉市美浜区磯辺の「花見川終末処理場」と、千葉市美浜区豊砂と習志野市芝園にまたがる「花見川第二終末処理場」とで処理しています。
花見川終末処理場は昭和49年4月に、花見川第二終末処理場は平成6年6月にそれぞれ供用開始しました。
また、下水道の多目的利用として、次の事業を行っています。
さらに、花見川終末処理場の水処理施設の上部空間を「美浜ふれあい広場」として開放しています。
| 区分 |
全体計画 |
現況 |
|---|---|---|
| 処理面積 |
24,073ヘクタール |
18,165.7ヘクタール |
| 処理人口 |
1,308,100人 |
1,326,062人 |
| 処理能力 |
花見川終末処理場 (処理能力) 花見川第二終末処理場 (処理能力) |
花見川終末処理場 (令和5年度実績) 花見川第二終末処理場 (令和5年度実績) |
| 管渠延長 |
217.6キロメートル |
166.4キロメートル |
| 中継ポンプ場 |
11ヶ所 |
10ヶ所 |
| 終末処理場 |
2ヶ所 |
2ヶ所 |
| 排除方式 |
分流式 |
分流式 |
| 処理方式 |
凝集剤併用型循環式硝化脱窒法+急速砂ろ過法 |
標準活性汚泥法他 |
| 処理場 |
花見川終末処理場 約21ヘクタール 花見川第二終末処理場 約24ヘクタール |
花見川終末処理場 約21ヘクタール 花見川第二終末処理場 約24ヘクタール |
| 計画目標年度 |
令和31年度 |
------------- |
| 関連市町村 | 13市町(12市1町)
|
14市町(13市1町)
|
| その他接続関係 | 成田国際空港株式会社 |
同左 |

| 幹線名 |
全体計画 |
供用 |
管径 |
|---|---|---|---|
| 東部幹線 |
42.7 |
42.7 |
φ800から3,200 |
| 東部第二幹線 |
29.3 |
29.3 |
φ700から2,200 |
| 東部第三幹線 |
31.4 |
0.0 |
φ800から1,350 |
| 西部幹線 |
31.6 |
31.6 |
φ800から3,300 |
| 西部第二幹線 |
19.5 |
9.6 |
φ1,000から1,800 |
| 鹿島幹線 |
9.5 |
9.5 |
φ1,000から1,500 |
| 手繰幹線 |
5.4 |
5.4 |
φ700から900 |
| 印西幹線 |
8.3 |
8.3 |
φ1,000から2,000 |
| 桑納幹線 |
4.5 |
4.5 |
φ1,100から1,650 |
| 八街幹線 |
4.1 |
4.1 |
φ700から1,500 |
| 磯辺幹線 | 3.1 | 3.1 | φ900 |
| 富里幹線 | 2.9 | 2.9 | φ800から1200 |
| 印旛沼-江戸川左岸連絡幹線 |
25.3 |
15.4 |
φ1,350から2,000 |
| 豊砂幹線 |
2.9 |
2.9 |
φ1,350 |
| 菊田川放流幹線 |
1.6 |
1.6 |
φ1,650から2,000 |
| 浜田川放流幹線 |
1.8 |
0.0 |
φ2,000から3,000 |
| 合計 |
223.9 |
170.9 |
|
印旛沼流域下水道の幹線について、掘削工事等を行う場合は印旛沼下水道事務所管理課までお問い合わせください。

| ポンプ場名 |
現状(令和6年3月末現在) |
|---|---|
| 成田ポンプ場 |
|
| 酒々井ポンプ場 |
|
| 鹿島ポンプ場 |
|
| 手繰ポンプ場 |
|
| 平戸ポンプ場 |
|
| 八千代ポンプ場 |
|
| 柏井ポンプ場 |
|
| 物井ポンプ場 |
|
| 習志野ポンプ場 |
|

| 施設名 |
現状(令和6年3月末現在) |
|---|---|
| 水処理施設 |
8系列 |
| 沈砂池 |
4.2メートル×18.0メートル:6池 |
| 揚水ポンプ |
|
| 前反応槽 |
4.0メートル×52.2メートル×1池:4系列 |
| 最初沈殿池 |
|
| 反応槽 |
|
| 最終沈殿池 |
|
| 送風機 |
|
| 塩素混和池 |
4.0メートル×34.3メートル×2回路:8池 |
| 汚泥濃縮槽 |
重力濃縮φ13.0メートル:3槽 |
| 汚泥濃縮機 |
遠心濃縮 |
| 汚泥脱水機 |
|
| 汚泥焼却炉 |
|
| 太陽光発電設備 | 年間発電電力量 8,889キロワット時 (令和5年度実績) |

| 施設名 |
現状(令和6年3月末現在) |
|---|---|
| 水処理施設 |
3系列 |
| 沈砂池 |
3.6メートル×22.0メートル×2水路:1.5池 |
| 揚水ポンプ |
|
| 最初沈殿池 |
|
| 反応槽 |
|
| 最終沈殿池 |
|
| 送風機 |
|
| 塩素混和池 |
9.6メートル×19.0メートル×2階:1池 |
| 汚泥濃縮槽 |
重力濃縮Φ15.0メートル:2槽 |
| 汚泥濃縮機 |
遠心濃縮 |
| 汚泥脱水機 |
|
| 汚泥焼却炉 |
日量150トン:2基 |
| 場内中継ポンプ場 |
|
| 放流ポンプ棟 |
φ1,000ミリメートル×154立方メートル毎分:2台(菊田川放流用) |
| 急速ろ過棟 |
|
| 太陽光発電設備 |
年間発電電力量
|
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