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更新日:令和4(2022)年5月30日
ページ番号:17
千葉県では、生活環境の改善や公共用水域の水質保全だけではなく、下水処理水が持つ熱エネルギーの再利用や下水高度処理水の供給、河川還元など、多目的活用を図ることに努めています。
花見川終末処理場の標準活性汚泥法によって得られた二次処理水を、さらに高度処理し、再利用水として供給するものです。幕張新都心の一部地区を対象に供給しています。その用途は次のとおりです。(平成元年度より供用開始)
給水能力(日最大) |
4,120立方メートル |
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給水対象施設(公共施設) |
3施設 |
給水対象施設(民間施設) |
5施設 |
給水実績(日平均) |
439立方メートル |
花見川終末処理場の下水処理水は、年間を通じて水温は15~25℃と外気温に比較して安定しており、常時一定量の供給が可能です。
そこで、下水処理水の一部を、東京都市サービス株式会社が幕張新都心で実施する地域冷暖房事業の熱源として供給しています。(平成3年度より供用開始)
送水能力(日最大) |
200,000立方メートル |
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給水区域 |
幕張新都心地区の一部(約49ヘクタール) |
送水実績(日平均) |
64,279立方メートル |
船橋市の中央部に位置する海老川水系では、都市化の進展に伴い河川流量の減少や、水質の悪化などが心配されています。
このため県では、行政・市民・NPO等の連携と協働により策定された「海老川流域水循環再生構想」に基づき、花見川第二終末処理場で浄化した下水高度処理水の長津川及び飯山満川への還元放流を開始しました。(平成19年10月より供用開始)
花見川第二終末処理場から西部第二幹線内に設置された送水管により習志野ポンプ場へ圧送し、更に習志野ポンプ場のポンプにて印旛沼・江戸川左岸連絡幹線内に設置された送水管より各河川へ放流しています。
河川還元の効果を確認するため、平成31年4月12日より送水業務を中止しています。
送水日 |
原則 平日週2回 |
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送水時間 |
午前9時~午後5時 |
最大送水量 |
長津川0.124立方メートル/秒 |
送水実績 | 860,870立方メートル |
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