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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和7年6月定例会商工労働常任委員会県内調査報告書
更新日:令和7(2025)年7月18日
ページ番号:789035
令和7年6月17日
千葉県議会議長 瀧田 敏幸様
商工労働常任委員長 高橋 秀典
本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。
記
(1)日時:令和7年6月17日(火曜日)13時10分から15時41分
(2)調査項目:カーボンニュートラルの実現に向けた実証実験について
(3)経過
初めに、JFEスチール株式会社東日本製鉄の本館にて東日本製鉄所長からあいさつがあった後、会社紹介の映像視聴及び概要等について説明を受けた。
その後、千葉地区内の実証試験施設の視察を行った後、本館に戻り意見交換及び質疑応答を行った。
(4)概要説明
JFEスチール株式会社は、2003年に旧日本鋼管株式会社と旧川崎製鉄株式会社が統合して誕生した会社であり、日本国内に東日本製鉄所(千葉、京浜地区)と西日本製鉄所(倉敷、福山地区)を持ち、令和6年時点で粗鋼生産量世界14位、国内2位となっている。
「グリーンイノベーション基金事業/製鉄プロセスにおける水素活用プロジェクト」を他社と共同で受託し、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた超革新的技術の開発を推進しているところである。
カーボンリサイクル高炉をはじめとした実証試験を行うための各種設備をJFEスチール株式会社東日本製鉄所(千葉地区)に建設し、現在試験を実施している。
(5)主な質疑応答
問:カーボンニュートラルに向けて、高炉の技術革新によって、どの程度まで達成できるものなのか。
答:カーボンリサイクル高炉では、CO2を循環させることで50%の削減を目指している。残りのCO2は、CCUSなどを活用することでカーボンニュートラルを目指していく。
問:日本全体の戦略としては、高炉を活かしつつ補助的に電気炉を使用していくという形でやっていくのか、それとも、すべて電気炉に置き換わっていくのか。
答:電気炉の生産で利用できるスクラップの量よりも、世の中で必要な鉄の量の方が圧倒的に多いので、現状では高炉による製鉄が必要となる。
職名 |
氏名 |
会派 |
---|---|---|
委員長 | 高橋秀典 | 自民党 |
副委員長 | 川村博章 |
自民党 |
委員 | 小高伸太 | 自民党 |
委員 | 田中幸太郎 | 自民党 |
委員 | 西ケ谷正士 | 自民党 |
委員 | 鈴木 均 | 立憲民 |
委員 | 山下洋輔 | 立憲民 |
委員 | 篠田哲弥 | 公明党 |
委員 | 松澤武人 | 無所属 |
所属・職名 |
氏名 |
備考 |
---|---|---|
商工労働部長 |
関 雄二 |
- |
商工労働部カーボンニュートラル推進課長 | 原 一民 | - |
商工労働部経済政策課副課長 | 宮崎寿文 | 議事課主幹(併任) |
議会事務局政務調査課副主査 | 菅原淳子 |
- |
議会事務局総務課主事 | 林 竜 | - |
場所 |
着 |
発 |
備考 |
---|---|---|---|
県議会 | - | 12時58分 | - |
JFEスチール株式会社 |
13時10分 |
15時41分 |
調査 |
県議会 | 16時 |
- | - |
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