千葉県ホームページへ

ここから本文です。

千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和7年12月定例会農林水産常任委員会県内調査報告書

更新日:令和8(2026)年2月16日

ページ番号:832963

令和7年12月定例会農林水産常任委員会県内調査報告書

令和7年12月11日

千葉県議会議長 武田 正光

農林水産常任委員長 高橋 秀典

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

  1. 用務:農林水産常任委員会県内調査
  2. 調査先:
    (1)銚子市漁業協同組合第3卸売市場・銚子漁港(銚子市)
    (2)千葉県漁業協同組合連合会銚子水産加工センター(銚子市)
  3. 期間:令和7年12月11日(木曜日)
  4. 概要:以下のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

1 銚子市漁業協同組合第3卸売市場・銚子漁港(銚子市)

(1)日時:令和7年12月11日(木曜日)14時22分から15時15分

(2)調査項目:漁港施設整備状況及び高度衛生管理型荷さばき施設の整備による産地間競争力の強化について

(3)経過
 
移動のバス内で、農林水産部水産局水産課長及び漁港課長から概要説明があり、銚子市漁業協同組合第3卸売市場に到着後、施設視察の後、会議室にて施設の紹介映像を視聴し、同漁協副組合長及び役員から説明を受けた。
 その後、移動のバス内で、漁港課長から銚子漁港の-6.0m西岸壁の整備について説明を受けながら、車窓から調査を行った。

(4)施設概要
 銚子漁港には、主にはえ縄漁業で漁獲されるマグロやカジキを取り扱う銚子市漁業協同組合第1卸売市場、まき網漁業で漁獲されるサバやイワシなどを取り扱う第2卸売市場、一本釣りのキンメダイや、底びき網で漁獲されるヒラメやヤリイカのほか、サンマなどの魚介類を取り扱う第3卸売市場の3つの市場があり、第3卸売市場は、第1卸売市場と同様に鳥や雨風の侵入を防止する閉鎖型にするとともに、EUが求める衛生管理基準に対応した専用区画の設置のほか、全国に先駆けてスマートフォンを使った電子入札システムを導入するなど最新の施設として、令和6年11月に全面供用を開始した。
 銚子漁港は、水産業の振興上特に重要な漁港として全国で13漁港が指定されている特定第3種漁港の一つであり、その役割を十分に果たせるよう機能強化を進める必要があることから、漁船の大型化に対応した岸壁等の整備、泊地の静穏度確保など、現場のニーズに対応した整備計画を平成30年9月に策定し、現在は、黒生地区を中心に整備を進めているところであり、第3卸売市場と一体的に整備をした-6.0m西岸壁は令和6年9月末に完成したものである。
 なお、第3卸売市場は、地震などの災害時に銚子市漁業協同組合が開設する他の卸売市場の機能を補完することを想定しているため、岸壁については、一般的な岸壁よりも耐震性を強化して整備するとともに、卸売市場の衛生管理の高度化に伴い、汚水は背面に設置した排水溝により一次処理施設に導き、浄化を行ってから排水するよう勾配をつけて岸壁を整備し、汚水対策を施している。

(5)主な質疑応答
問:高度衛生管理型荷さばき施設の整備に係る補助金の状況についてはどうか。

答:水産庁の補助金を活用しており、補助額は3分の2である。銚子漁港は水産振興が特に必要とされる特定第3種漁港のため、他の漁港より少し高い補助率の設定となっており、そこに県が上乗せし補助することとなる。

問:市場のDX化により、雇用面や若手の育成についてはどうか。
答:以前より職員も減少しているため、第1から第3市場を朝から順に移動しながら協力して業務を行っている状況の中ではあるが、DXによる効率化を図ることで業務運営が可能となっている。現在は少子化で大学進学も増え、高卒の人材確保は困難となっており、大卒についても実家が遠方の学生が多いため就職して2から3年で辞めてしまうケースもよくある。毎年のように市場の休日は増やしているが、週休2日を好む若い世代とのマッチングに苦慮している。

問:汚水を背面側に集めるとのことだが、どのような目的か。また、処理は市場の処理施設と合わせて処理しているのか。
答:船からの陸揚げ作業時などの排水は、従来の施設では、海側へ勾配をつけて直接排水していたが、高度衛生処理型施設では環境への負荷軽減のため、一度処理をしてから排水している。なお、汚水処理は市場施設と同じ排水処理施設で処理をしている。

2 千葉県漁業協同組合連合会銚子水産加工センター(銚子市)

(1)日時:令和7年12月11日(木曜日)15時27分から16時15分

(2)調査項目:県産水産物の付加価値向上と消費者ニーズに対応した加工品開発について

(3)経過
 
移動のバス内で農林水産部水産局水産課長から概要説明があり、銚子水産加工センターに到着後、研修室において施設の紹介映像を視聴し、その後施設内を視察しながら、同センター長及び調査役から説明を受けた。

(4)施設概要
 千葉県漁業協同組合連合会の銚子水産加工センターは、防衛省や県の補助事業などを活用して、平成30年からの3か年事業で整備を進め、令和3年2月に運用を開始した。
 施設は、スチームコンベクションオーブンや高温高圧釜などを備え、調理済みの加工品やレトルト品など、消費者の簡便化志向に合った、温めてすぐに食べられるような加工品の製造が可能であるほか、凍結設備全てに自然冷媒が採用されるなど、環境にも配慮したものとなっている。
 また、原料や製品を保管する冷凍庫には自動ラックを採用しており、在庫品の速やかな入出庫が可能であり、さらに、出荷に当たっては成田国際空港まで約50キロという優れた立地条件にあることから、今後は海外への加工品の輸出拡大も期待される。
 なお、令和4年3月には、食品安全マネジメントシステムの国際規格を取得するなど、施設だけでなく運用面においても衛生管理の強化に取り組んでいる。

(5)主な質疑応答
問:加工した製品はどこへ販売しているのか。

答:首都圏を中心とした生活協同組合が主な販売先となっており、全体の約3分の2を占めている。

問:従業員に海外の方はいるか。
答:職員と従業員43名のうち、ベトナムの技能実習生が5名と、フィリピンの従業員が3名いる。

問:銚子に水揚げされる魚については、全て加工の対応が可能か。
答:大きな魚を処理できる機器を備えていないので、大型のマグロなどは加工できないが、4キロ程度の魚までであれば加工できる。

問:防衛省の補助事業とはどのようなものか。
答:自衛隊が訓練海域を設定したことにより航行や操業に影響が生じる漁業者を対象とした補助事業である。

参加者名簿

委員

職名

氏名

会派

委員長

高橋 秀典

自民党
副委員長 木名瀬 訓光 自民党
委員 酒井 茂英 自民党
委員 伊藤 昌弘 自民党
委員 高橋 祐子 自民党
委員 竹内 圭司 立憲民
委員 秋林 貴史 公明党
委員 谷田川 充丈 千政団
委員 折本 龍則 有 志

随行

所属・職名

氏名

備考

農林水産部長

高橋 輝子

-

農林水産部水産局長 石黒 宏昭 -
農林水産部農林水産政策課長 齋藤 和義 -
農林水産部水産課長 宮嶋 義行 -
農林水産部漁港課長 中古 盛之 -
農林水産部農林水産政策課副課長 芝原 直樹 議事課主幹(併任)
議会事務局総務課班長

鈴木 由香

-
議会事務局政議事課主事 小野 蒼依 -

日程表

12月11日

場所

備考

県議会 - 12時20分 -
銚子市漁協第3卸売市場、銚子漁港 14時22分 15時15分 調査

千葉県漁連銚子水産加工センター

15時27分 16時15分 調査
県議会

18時30分

- -

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

・議員個人あてのメール、ご意見、ご質問はお受けできません。
・請願・陳情はこのフォームからはお受けできません。「ご案内・情報」から「請願・陳情」のページをご確認ください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

最近閲覧したページ 機能の説明