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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和4年度商工労働常任委員会県外調査報告書

更新日:令和5(2023)年1月20日

ページ番号:556994

令和4年度商工労働常任委員会県外調査報告書

令和4年11月25日

千葉県議会議長彰 様


商工労働常任委員長豆倉

本委員会が県外調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

  1. 用務:商工労働常任委員会県外調査
  2. 調査先

    (1)安心院町グリーンツーリズム研究会(大分県宇佐市)
    (2)株式会社オオヤブデイリーファーム(熊本県合志市)
    (3)熊本城(熊本県熊本市)
    (4)くまモンスクエア(熊本県熊本市)
    (5)シークルーズグランピング熊本天草(熊本県上天草市)

  3. 期間:令和4年10月24日(月曜日)~10月26日(水曜日)
  4. 概要:以下のとおり

調査の概要について

1安心院町グリーンツーリズム研究会(大分県宇佐市)

(1)日時:令和4年10月24日(月曜日)13時49分~15時41分

(2)調査項目:グリーンツーリズムの取組について

(3)経過
初めに、千葉県議会商工労働常任委員会伊豆倉委員長が調査協力に対するお礼のあいさつを行った。次に、宇佐市安心院支所長の歓迎のあいさつが行われ、続いて、NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会代表からあいさつが行われた。
あいさつの後、同代表から概要説明があり、質疑応答が行われた。
その後、同代表及び同研究会職員の案内により、農泊家庭及びワイナリーの見学を行った。
最後に、伊豆倉委員長がお礼のあいさつを行った。

(4)概要説明
(ア)安心院町グリーンツーリズム研究会について
本研究会は、全国で初めて「農村民泊(農泊)」に取り組み、「グリーンツーリズム」の先駆けとして注目され、今年で26年になる。
コロナ禍以前は、国内外から年間延べ1万人の方々を受け入れ、年間収入は約4,600万円を超えていた。
コロナ禍では、受け入れ人数も激減したが、地域のリゾートホテルと連携した宿泊パックやスッポンの自生地でもあるため、スッポン料理の体験パック等を新たに用意し、農泊運営を行っている。
(イ)グリーンツーリズムの取組について
農村民泊(農泊)とは、料理作り、食事を通じて農村生活を体験することができるものである。農村家庭で家族同様に夕食を共にする等のコミュニケーションによる「心の交流」ができることが最大の魅力である。
また、農村にとっては、お金をかけずに始められ、新たな収入を得ることのできる貴重な成長産業である。農産物の直売等の売上にも好影響を与えたりと地方創生の鍵となると考えている。
(ウ)グリーンツーリズムの課題について
今後さらに発展させていくためには、休暇制度の改革、バカンス法の制定が必要である。バカンス法なしに日本の農泊の本格的確立、農村の再生は難しいと考えており、大分県や宇佐市の議会においては国へ意見書の提出等を行っている。また、本研究会としても、首相に直接訴える等の行動を起こしているところである。
(エ)ワイナリー(安心院葡萄酒工房)について
安心院町は、西日本有数のブドウの産地であり、そのブドウを有効活用するため、6次産業化にも取り組んでいる先進的な地域である。
本工房は、そのような安心院町からの誘致もあったため、別の場所から安心院町へ移転し、ワイナリーを開業した。
当初は海外のブドウも使っていたが、現在は地産のブドウのみを使用し、年間約15万本を製造している。

(5)主な質疑応答
問:農泊を受け入れる側の意識改革は、どのように行っているのか。

答:農泊の受入れについて、対価としてお金を得られるようにすること、産業にすることが重要であると考える。そのためにも、研修が大事になってくると考え、行っているところである。
問:農泊は教育・学校関係が多いのか。子供達の農泊に対する印象はどうか。
答:インバウンドと教育旅行がメインであったが、コロナ禍の現在は、教育・学校関係が多い。
子供達の農泊に対する印象は、優しくしてもらったという感想が50%である。自分を肯定することができる大切な体験になっていると感じている。
問:年間延べ1万人の方々を受け入れているが、予約受付等はどのように行っているのか。
答:本研究会において、予約受付から予約確定まで行っている。そのほか、本研究会では農泊家庭への研修等も行っている。

2株式会オオヤブデイリーファーム(熊本県合志市)

(1)日時:令和4年10月25日(火曜日)9時57分~11時30分

(2)調査項目:地域資源活用の取組について

(3)経過
初めに、千葉県議会商工労働常任委員会伊豆倉委員長から調査協力に対するお礼のあいさつを行い、続いて、(株)オオヤブデイリーファーム代表取締役から歓迎のあいさつが行われた。
あいさつの後、同代表取締役から概要説明があり、質疑応答が行われた。
その後、同代表取締役の案内により、施設の見学を行った。
最後に、伊豆倉委員長がお礼のあいさつを行った。

(4)概要説明
(ア)製造業を開始することに至るまでの経緯
世の中の情勢により生乳の生産調整が起こり、酪農家の収入は激減、さらに酪農環境の悪化も重なったことで酪農家としての危機感を感じたと同時に何とかして牛の命が輝く場所を作りたいという強い思いが起こり、一念発起して酪農をしながら製造業という新たな業種を始めることとした。そのような状況の中、好きなことを巻き込みながら仕事をすることができていることは、新業種を進めていく上での力になっていると考える。
(イ)地域資源活用の取組について
自ら牧場運営する強みである「飼養管理と遺伝改良」により、牧場オリジナルの高品質なミルク等を提案することができることから、自家産堆肥で畑を作り、無化学肥料でトウモロコシを栽培する等の環境づくりにこだわった。
その上で、約100頭の乳牛を飼養し、そのミルクを最大限生かし、「選ばれる理由」にこだわった製品を追求した。
その結果、大手メーカーとの差別化を明確にするための付加価値の高いヨーグルト(乳成分の高さが一目でわかり、発酵を工夫することで毎日熟成しながら乳酸菌が増えていくもの)を独自製法により開発した。併せて、直売も行う等により地域の活性化に繋がることとなった。
また、一方で酪農教育ファーム認証牧場として、搾乳体験やバター作り体験、トウモロコシ畑迷路等を通して「命の温かさと命(食)の循環」を体感してもらう活動を開始し、毎年修学旅行やクラスレクリエーション等で子供達を受け入れる等の地域と共存した牧場運営を行っている。
このような取組が評価され、6次産業化優良事例表彰において農林水産大臣賞等を受賞した。

(5)主な質疑応答
問:消費者に「選ばれる」ために、一番大事なポイントは何か。

答:酪農家にしかできない搾りたてのミルクの可能性を探り、それが生かせる製品作り、さらにはそれを知ってもらうことが大切である。ストーリー仕立てで思いを伝える等の上手な広告をし、応援される企業になることだと考える。
問:商品開発等を行うにあたり、どのように関連する事業者と繋がることができたのか。
答:自分が動かないと状況は変えられないため、自ら情報を集め、アポイントメントをとり、教えてもらった中の一部が実を結んでいく。また、いろいろな人に発信していると繋げてくれる。
自ら出歩いて出会っていくことが大事であり、アクションを起こすことが大事であると感じている。
問:行政支援についてどう思うか。
答:中小企業基盤整備機構や国はいろいろな仕組を用意してくれており、準備に多くの時間やお金をかけられないため、補助金等の使えるものは使うことができ、役立った。

3本城(熊本県熊本市)

(1)日時:令和4年10月25日(火曜日)13時22分~15時

(2)調査項目:観光振興の取組について

(3)経過
初めに、千葉県議会商工労働常任委員会伊豆倉委員長から調査協力に対するお礼のあいさつを行い、続いて、熊本城総合事務所副所長から歓迎のあいさつが行われた。
あいさつの後、熊本城総合事務所副所長から概要説明があり、質疑応答が行われた。その後、同副所長の案内により熊本城の見学を行った。
最後に伊豆倉委員長がお礼のあいさつを行った。

(4)概要説明
熊本城は関ケ原の戦いの頃に加藤清正によって現在の位置に築城され始め、慶長12年(1607年)に完成した。城の形式は平山城である。規模は周囲5.3km、面積約98haであり、そのうち約57haが国指定特別史跡である。
平成28年熊本地震で、石垣の崩落や建造物の倒壊など、甚大な被害を受けた。令和元年に特別公開がスタートしたが、復旧作業は現在も継続している。
(ア)平成28年熊本地震による熊本城の被害
国指定重要文化財建造物13棟全て、県指定重要文化財建造物1棟、石垣は全体の3割、地盤は70箇所、再現・復元建造物20棟全て、公園施設26棟などに被害があった。本震の発生時が深夜であったため幸い人的被害はなかった。
(イ)熊本城の位置付け
熊本城は文化財・特別史跡、都市公園、観光施設の3つの役割を担っている施設である。指定歴史遺産としての価値、防災拠点として指定されているというオープンスペースとしての価値、年間170万人を集客する重要な観光資源としての価値がある。熊本地震からの復興の象徴のひとつとして、文化財的価値の保全を基本としながら、都市公園機能の回復、観光資源としての再生を目指し、効率的・計画的な復旧と戦略的な公開・活用の両立を目指している。
(ウ)熊本城復旧基本計画
2018年に策定して計画期間は2018年度から2037年度までの20年間と長期である。2018年度から2022年度の5年間を短期として位置付けており、この短期5年間を検証し、2022年度内に計画を見直す予定である。
(エ)復旧過程の段階的公開と活用
2019年10月5日から大天守外観復旧完成に合わせて、特別公開第1弾を実施した。工事用スロープが来場者用の動線であり、工事の無い日曜日・祝日限定で実施した。
2020年6月1日からは、特別見学通路の完成に伴い、特別公開第2弾を実施した。地上約6mの高さから、天守閣や二様の石垣、重要文化財櫓群などをはじめとした熊本城の姿を、間近からこれまでと違う視点で見学できるようになった。また、復旧工事が行われている平日、土曜日も観覧が可能となった。
特別見学通路は、特別史跡内への新たな構造物の設置はハードルが高い中、文化財の被害状況や復旧状況を観覧することが熊本城の本質的な価値や魅力の理解につながるとして、復旧までの設置が認められた。20年間の仮設物であり、20年後には撤去されるものである。
(オ)現在の復旧状況
天守閣が直ったので復旧はかなり進んだと思われがちであるが、33の建物のうち2棟しか直っていない状況である。各箇所で調査・設計等は動いており、今後復旧工事を行っていく。

(5)主な質疑応答
問:特別見学通路は仮設物として設置されており、20年後撤去されるとのことである。かなり大きなものであるがどのように設置されているのか。

答:熊本城は特別史跡であり、掘削等ができない。特別見学通路の基礎部分を見ると確認できるがコンクリートと地面の間にシートを挟み込んで設置されている。
問:地震が発生した際の耐震性は問題ないのか。
答:設計会社で耐震性を計算した上で設置されており問題ない。

4くまモンスクエア(熊本県熊本市)

(1)日時:令和4年10月25日(火曜日)15時35分~16時35分

(2)調査項目:観光振興の取組について

(3)経過
初めに、千葉県議会商工労働常任委員会伊豆倉委員長から調査協力に対するお礼のあいさつを行い、続いて、熊本県くまモングループ課長から歓迎のあいさつが行われた。
次に、くまモングループ課長から概要説明があり、質疑応答が行われた。
その後、施設の見学を行った。
最後に、伊豆倉委員長がお礼のあいさつを行った。

(4)概要説明
くまモンスクエアは、熊本県の営業部長兼しあわせ部長として全国や海外を飛び回っている「くまモン」の活動拠点である。くまモンの情報や熊本県の観光・物産情報を発信している。2013年7月に開館し、コロナ前は年間約55万人の来館があった。2019年においては来館者全体の約25%が海外からの来館者であった。
(ア)くまモン誕生・KANSAI戦略
熊本県の身近にある驚き幸せを県外の方に伝えていく「くまもとサプライズ」という観光キャンペーンのロゴデザインのおまけとしてキャラクターの提供を受けたのをきっかけにくまモンが誕生した。
関西・中国地方(KANSAI地域)、特に全国の自治体がPRにしのぎを削る大阪で、熊本の認知度向上を図るため、くまモンを利用してインパクト重視のプロモーションを展開した。具体的には、口コミを期待した参加型プロモーション、話題拡散の段階に応じたPR展開、ストーリーを持たせたパブリシティ獲得の3つを軸としてプロモーションを展開した。
(イ)くまモンと熊本県を結び付ける
くまモン人気が高まる中、くまモン=熊本県のキャラクターであることを結び付けるため、くまモンと熊本の風景を結ぶ、熊本を印象付けるキャッチコピー、熊本を絡めたストーリー作りを3本柱にくまモンを中心とした観光プロモーションを展開した。
(ウ)楽市楽座(イラスト無料許諾)
くまモン関連商品の普及・拡大戦略として、熊本県のPRに繋がるもの、熊本県産品のPR・販促に繋がるものという要件はあるが、くまモンのイラスト利用料を無料とした。当初、県内中小事業者のみに開放していたが、後に県外事業者にも開放した。このことにより、全国にくまモン関連商品が拡大し、認知度もさらに向上した。
この楽市楽座方式と呼ばれる無償でのイラスト許諾制度によるくまモン関連商品の売上は、累計1兆1,341億円(2011年から2021年)となった。売上のうち8割が食品関係である。2021年の売上1,500億円のうち海外の売上は67億円で全体規模は小さいが毎年伸びている状況である。
(エ)イラスト利用の海外解禁
くまモン(熊本)の認知度・好感度を世界クラスで高めるため、県内企業のみに認めていた海外におけるくまモンイラスト利用を、2018年から有料で海外企業にも解禁した。海外企業の利用としては、中国、香港が多い状況である。海外企業に対しては有料とした主な理由は、不正利用対策である。
(オ)くまモンランド化構想
熊本県全体がくまモンの魅力あふれる場所となり、世界中からヒト、モノ、企業(ビジネスの活性化)が集まる地域を目指すものである。その実現に当たり、コロナ後における人々の働き方や生活習慣、価値観の変容等を踏まえ、IоTやDX技術を積極的に活用し、リアル(現実)、ヴァーチャル(仮想)双方の世界でくまモンに出会える、くまモンと触れ合える機会の創出=共有空間の拡大を図っていく。

(5)主な質疑応答
問:熊本県の魅力を発信するために、まず熊本県民の方に熊本の良いところを知ってもらうという話があった。熊本県民の方と話をすると熊本は良いところだという声をよく聞く。どのように熊本の良いところを熊本県民の方に周知したのか。

答:政策として積極的に行ったわけではないが、くまモンという共通の話題、アイコンができたこと、くまモンがいるからと県民が言えるようになったところが大きいのではないかと思う。
問:千葉県ではディズニーランド、熊本県では熊本城や阿蘇というとても認知されている場所があり、そこからいかに次の場所に観光客を呼び込めるかが大事だと思うが、そのプロモーションはどのようにしているのか。
答:これまでは、広報のフックが阿蘇であったが、広報のフックをくまモンに変え、くまモンに観光地をぶらさげて広報をするようにした。

5シークルーズグランピング熊本天草(熊本県上天草市)

(1)日時:令和4年10月26日(水曜日)9時55分~11時30分

(2)調査項目:グランピングの取組について

(3)経過
初めに、千葉県議会商工労働常任委員会伊豆倉委員長から調査協力に対するお礼のあいさつを行い、続いて、株式会社シークルーズ代表取締役から歓迎のあいさつが行われた。
あいさつの後、同代表取締役から概要説明があり、質疑応答が行われた。
その後、同代表取締役の案内により、宿泊施設の見学を行った。
最後に、伊豆倉委員長がお礼のあいさつを行った。

(4)概要説明
(ア)シークルーズグランピング熊本天草の立地地域の観光概況について
シークルーズグランピング熊本天草が立地する上天草市前島地区は、当社が2009年から運営している定期航路「天草宝島ライン」とJRの接続運航を開始したことにより、劇的に変化した。博多、熊本方面からのアクセスも公共交通の導線が整備されたことによって、格段に向上し、天草の海の玄関口である前島地区の開発に繋がっている。
観光面の地区整備の実例として、同地区の国民宿舎跡地には地元民間企業が5.5億円をかけ観光施設「リゾラテラス天草」を建設し、同施設隣接地には当社が指定管理者となっている「ミオカミーノ天草」を上天草市が整備した。それぞれ人気観光スポットとなっている。2023年以降にもリゾート型ワーケーション施設やラグジュアリーホテルの開業などが予定されている。
上天草における観光開発が成功したポイントは、まず一つ目に、海沿いの立地で眺望にこだわったこと、二つ目に、民間が主導で開発し行政はサポートに徹したこと、三つ目に、過去に開発に失敗した土地の再活用を行ったこと、四つ目に、女性・若者を意識したデザインを重視したこと、最後の五つ目は、一点集中で投資を行ったことが挙げられる。
(イ)シークルーズグランピング熊本天草について
シークルーズグランピング熊本天草は計画から開業まで10か月という異例の短期間でグランピング施設を建設している。コロナ禍で観光部門の売上が前年比35%に激減するなど、新たな事業の創出が必要と考えられる中、グランピング(魅力的なキャンプ)に活路を見出した。
観光戦略としては、今後過疎化が進展し人口減が進むことを踏まえて、単に客数を増やす戦略は取らず、客単価を上げて、観光消費額自体を増やす戦略を取っている。
グランピング施設は、前島港から車で2分でアクセスでき、全室オーシャンビュー、国立公園の自然景観を意識した空間づくりをしている。なお、一般的なグランピング施設では水回りを中央施設に一元化するのが普通だが、当施設ではコロナ対策を意識し、各コテージに水回りを備えた独立した構成としている。
当施設を開発した中で工夫した点として、まず一つ目に、工期を分けて部分開業を早期に行い収入を確保したこと、二つ目に、環境省と計画時から内容を擦り合わせ早期認可を得たこと、三つ目に、コンサルタントのノウハウを活用したこと、四つ目に、法解釈についても施設営業に支障が出ないよう十分に検討したこと、最後の五つ目は、サービスの簡略化による省人化を図ったことが挙げられる。

(5)主な質疑応答
問:代表取締役は入社して早くに取締役となっておられるが、特別な理由などはあるのか。

答:父が創業者という固有の事情もあるが、上天草地域の特色として、後継者が30代、遅くても40代前半の時期には、現経営者から事業継承するという風潮があり、私は38歳で社長になった。若いうちに事業を受け継ぐことで、先代とのスムーズな情報共有を行うことができると考える。
問:郊外で企業誘致をする際の課題は、雇用をどう確保するかだが、どう運営されているのか。
答:地元住民によいイメージを持っていただき、その企業で働きたいと思ってもらうことが重要である。私自身が代表として各地で観光に関して講演などを行うことでも、就業希望者の掘り起こしができていると考えている。
問:積極的に投資を行っている印象を受けたが、どのように投資を進めたのか。
答:当社の場合でいえば、資本が潤沢にあったわけではなく、むしろ開発を進めながら徐々に資本を増やして投資を進めたということが大きい。
問:何もない場所に、一つの核となる施設ができると、それを核に人は集まってくるものか。
答:そう考えている。この地域でいえば、民間主導で進めて、少人数による素早い意思決定がなされたことが、よかったと思っている。地元の経営者同士の交流も盛んであり、健全な地域発展を続けていると考える。

参加者名簿

《委員》

職名 氏名 会派
委員長

伊豆倉雄太

自民党

委員 小高伸太 自民党

委員

實川

自民党

委員

天野行雄

立憲民主・千葉民主の会

委員

赤間正明

公明党

委員

田沼隆志

無所属

《随行》

所属・職名 氏名 備考
商工労働部長 野村宗作  
商工労働部経済政策課長

高橋輝子

 
商工労働部経済政策課副課長 石島竹雄 議事課主幹(併任)

議会事務局総務課班長

西村奈邦子  

議会事務局議事課副主査

藤崎悠一  

日程表

月日

場所

備考

10月24日

羽田空港

 

10時15分

JAL663

大分空港

11時55分

 

 

安心院町グリーンツーリズム研究会

13時49分

15時41分

調査

宿舎

 

 

 

10月25日

宿舎

 

 

 

株式会社オオヤブデイリーファーム

9時57分

11時30分

調査

熊本城 13時22分 15時00分 調査

くまモンスクエア

15時35分

16時35分

調査

宿舎

 

   

10月26日

宿舎

 

 

 

シークルーズグランピング熊本天草

9時55分

11時30分

調査

阿蘇くまもと空港

 

15時45分

JAL632

羽田空港

17時15分

 

 

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

・議員個人あてのメール、ご意見、ご質問はお受けできません。
・請願・陳情はこのフォームからはお受けできません。「ご案内・情報」から「請願・陳情」のページをご確認ください。

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