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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和4年12月定例会文教常任委員会県内調査報告書

更新日:令和5(2023)年1月4日

ページ番号:556228

令和4年12月定例会文教常任委員会県内調査報告書

令和4年12月14日

千葉県議会議長彰 様

文教常任委員長

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

  1. 用務:文教常任委員会県内調査
  2. 調査先:千葉県立千葉工業高等学校(千葉市中央区)
  3. 期間:令和4年12月14日(水曜日)
  4. 概要:以下のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

千葉県立千葉工業高等学校(千葉市中央区)

(1)日時:令和4年12月14日(水曜日)14時15分~16時00分

(2)調査項目:工業教育におけるコンソーシアムの運営状況及び、デジタル化対応産業教育装置の整備状況について

(3)経過
初めに、移動中の車内で、「工業系高校人材育成コンソーシアム千葉」の概要について教育政策課副参事から、「千葉県の工業教育」について学習指導課長から説明を受けた。
到着後、学校長から工業教育におけるコンソーシアムの運営状況等についての説明を受けた。
その後、情報技術科実習棟及び理数工学科実習室等においてデジタル化対応産業教育装置の整備状況について視察を行い、質疑応答を行った。

(4)概要説明
工業教育におけるコンソーシアムの運営状況等について
工業系高校人材育成コンソーシアム千葉の年間の活動は、総会を6月と2月、ワーキンググループ会議を年1回行っている。
なお、ワーキンググループ会議では、活動の目的達成に向けた課題や取組を設定するための検討・情報共有を行っており、会員である大学や専門学校、企業からは、工業高校の諸課題などについてアドバイスや取組に係る支援をいただいている。
また、取組として大きく3つの事業を行っている。
1 実践力育成事業

  • 課題研究職員研修会
    課題研究という科目は、ものづくりだけではなく、研究の部分も含まれていることから、その研究のプロセスに関する考え方について、コンソーシアムの大学教員を講師として毎年研修を行っている。
  • 授業支援
    企業、大学などの専門性を生かした授業の実施について支援いただいている。取組の1つには、企業から、学校にはない施設設備などを借りて、実習をしており、令和3年度は、鋳造の実習設備を借りて実施した。
    その他、大学から出前授業をしてもらい、また反対に高校生が大学を訪問して大学の学びを受けるなど、実践的な教育に協力いただいている。
  • 課題研究発表会
    各学校の中から選抜された県内工業高校の生徒が集まり、発表会を実施している。これまでは、現代産業科学館などに集まり実施していたが、コロナ禍のためオンラインで実施するなど、内容を変更しながら行っている。発表会では、専門学校や大学、企業に生徒の発表している姿を見ていただき、意見などをいただいている。

2 就職活動支援事業
色々な企業とのネットワークを生かしながら、インターンシップなどに協力いただいている。

3 情報発信・広報事業
工業高校の魅力を発信するため、コンソーシアム通信やポスターなどを作成し、中学校などに配付している。

上記3つの事業の他、県外先進校の視察を実施しており、県外の様子を見ながら千葉県の工業教育について、訪問先等から意見をいただくことがあった。
これまでの実績としては、平成28年度に、千葉大学に飛び入学している生徒がおり、課題研究で取り組んできた学びが生かされた成果であり、コンソーシアムの連携・協力によるものだと思われる。
今後の検討事項については、ワーキンググループの中で工業高校についての諸課題について意見交換をしているところであり、最近では、大学進学に関して工業科の教育課程にあった指定校推薦や総合型入試選抜の入試制度について意見交換を行った。指定校推薦などは、普通高校を念頭に置いていることから、工業科目が多く普通科目の履修が少ない中での進学ができるような仕組みを検討していく話し合いが行われた。
事務局としての今後の課題は、企業からは人材が足りないという声がある中、専門高校に進学する中学生が少ない状況であり、定員割れをしている学科も ある。中学校訪問や出前授業、出身中学校に生徒を派遣するなどの取組をしているところであるが、今後は、中学校への呼びかけを増やしたいと考えている。今後も、コンソーシアムから色々と意見をいただきながら取組を行っていく。
デジタル化対応産業教育装置の整備状況について
5つある学科ごとの実習棟や実習工場を回り、電子顕微鏡や3Dプリンタ実習装置、平面研削盤、模擬送電線実験装置など、デジタル化対応産業教育装置の操作方法や装置を活かした学習内容について説明を受けた。

(5)主な質疑応答

問:生徒の人数及び男女比率はどうか。
答:全校生徒は664人おり、そのうち女子生徒の割合は6%程度で39人在籍している。
定時制では、77人おり、そのうち女子生徒は1人在籍している。

問:学校を卒業後、進学又は就職している割合はどうか。また、地元企業へ就職している割合及びそれを促すための取組内容はどうか。
答:進学が4割、就職が6割となっている。地元への就職については、生徒の希望を第一に考えつつ、地元企業への就職も勧めている。
当校近くにある鉄鋼大手企業については、鉄の価格高騰や中国が増産しすぎた関係から、今年度は高校への求人は控えた状況である。

問:技術は日々進化しているが、機械設備の導入の方向性はどうか。
答:昭和30年代・40年代の機械を職員がメンテナンスをしながら、現在も使っている。一度導入したら長期間使用するため、新たに導入することは難しい。
最新の機械は変化が激しいので、最新の状況を見ながら方向性を決めつつ要望していきたい。

問:コンソーシアムを作った意味では、人材育成のための交流をどのように考えているのか。
答:企業の方を学校に招き、学校では指導できない内容を出前授業にて説明してもらっている。また、学校にない設備の活用に当たっては、会社に訪問させてもらい授業をしている。これについては、各学校のつながりとコンソーシアムの連携利用において依頼している。各学科の授業計画に基づき、期間を設けて行っている。
主に内容を自由に決められる課題研究にて、活用している。

参加者名簿

委員

職名

氏名

会派

委員長

茂呂

自民党

副委員長

鈴木ひろ子

自民党
委員

吉本 充

自民党
委員 伊藤昌弘 自民党
委員

斉藤

自民党
委員 田中幸太郎 自民党
委員 安藤じゅん子 立憲民主・千葉民主の会
委員 平田悦子 立憲民主・千葉民主の会
委員 田村耕作 公明党
委員 岩波初美 千翔会

随行

所属・職名

氏名

備考

教育長

冨塚昌子

 

企画管理部教育政策課副参事兼高校改革推進室長 島崎一広  
教育振興部学習指導課長 石川康浩  
企画管理部財務課副課長 戸倉俊彦 議事課主幹(併任)
議会事務局議事課主査

葛岡綾子

 
議会事務局政務調査課主事 一見智也  

日程表

月日

場所

備考

12月14日 県議会   14時00分  
千葉県立千葉工業高等学校 14時15分 16時00分 調査
県議会

16時16分

   

 

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

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