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更新日:令和6(2024)年4月26日

ページ番号:22082

文書館Q&A

よくある質問

(文書館Q&A)

公文書の収集・整理・閲覧について

Q、文書館では、どのような公文書を保存しているのですか。

A、県の各機関が作成した行政文書のうち、次に掲げる歴史的な資料

  • 県の機関等の組織及び機能並びに政策の検討・決定・実施等に関する重要な情報が記録されたもの
  • 県民の権利及び義務に関するもの
  • 県民を取り巻く社会環境・自然環境等に関するもの
  • 県の歴史、文化、芸術、事件等に関するもの
  • 県・地域社会として記録を共有すべき歴史的に重要な政策であって、社会的な影響が大きく、県全体として対応し、その教訓が将来に生かされるような政策事項に関するもの
  • 昭和27年度までに当該業務の主務課で作成・取得されたもの

Q、移管された文書は、いつから閲覧できるのですか。

A、整理・修復等を行い、目録が公開された文書が御覧になれます。

Q、文書館に移管された公文書は、どのように整理されるのですか。

A、次のような手順で整理します。

  1. くん蒸・・・文書を消毒します。
  2. 仮配架・・・整理・利用しやすいように完結年度順、組織順に書庫に配架します。
  3. 簿冊・件名カードの作成・・・利用者が検索しやすいように、簿冊名やその内容をカードに記入します。
  4. 閲覧可否の判定・・・目録を公表した文書のうち、人権を侵害するおそれがあるもの、その他閲覧に供すべきでないと判断されたものは閲覧対象外となります。
  5. 一般公開・・・一般公開されます。

公文書の閲覧と情報公開制度について

Q、文書館における公文書の閲覧と情報公開制度による行政文書の公開とは、どのような関係にあるのですか。

A、両者とも、県民の方々が県の作成した文章を「見る」という点では同じですが、制度が設けられた趣旨が異なるため、内容にも差異があります。
情報公開制度とは、「千葉県情報公開条例」に基づいて県が保有する行政文書を県民の方々などからの請求に応じて、原則として開示するとともに、県が保有する情報を広報紙(誌)やインターネットなどを通じて積極的に公表、提供していく制度です。県庁総務部審査情報課が総合窓口として相談・請求の受付などを行っています。

これに対して、文書館においては、県民の方々の県政に対する理解を深め、利便を図るため歴史的価値ある公文書を整理・保存し県民の方々に利用していただくとともに、県の施策や県勢等に関する行政情報を提供しています。公文書の閲覧は4階の閲覧室で、行政資料の閲覧は2階の行政資料室で、行政資料の販売は1階で行っています。

古文書の収集・整理・閲覧について

Q、どのように古文書を受け入れているのですか。

A、文書館では、千葉県内に残されている古文書などの歴史資料の散逸や消滅を防止し後世に継承していくため、これらの資料を、本人の申出により寄贈や寄託の方法で受け入れ、保存しています。古文書を所蔵しておられる方や情報をお持ちの方は、御一報ください。

Q、寄託とは、どういう方法ですか。

A、この場合の寄託とは、個人等で所有している古文書を文書館に預け、その保存や管理を任せることをいいます。

Q、寄託した文書は返していただけるのですか。

A、返還の御要望があればお返しいたします。

Q、古文書を閲覧することはできますか。

A、文書館では、約597,000点の古文書を寄贈、寄託などにより収蔵しておりますが、そのうち約371,000点について閲覧することができます。

古文書の手入れについて

Q、古文書を虫干ししたいのですが、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

A、古文書は、直射日光にあてますと紫外線・熱線等の影響により傷みます。
また、夏期・降雨時等の湿度の高い時に行いますと、かえって湿気を吸い悪い影響を受けます。
1年に1度ぐらい、天気の良い、乾燥した日に、日陰で行うのが良いでしょう。

Q、古文書を補修したいのですが、どのような糊を使えば良いのでしょうか。

A、生麸糊(しょうふのり)が良いようです。一般に使用されている糊(化学のり)は、年を経ると変色したり、固くなったりしてかえって古文書を傷めることがあるようです。また、表具店などに依頼なさる場合でも「生麸糊で」、「古文書の周囲を切りそろえないで」とお話した方が良いでしょう。修復の専門業者に依頼することをお勧めします。

障害者サービスについて

Q、障害者に対応した設備はありますか。

A、車椅子用トイレ、障害者対応エレベーター、専用駐車スペース、貸出用車椅子等があります。

Q、視覚障害者にも利用できる資料はありますか。

A、文書館行政資料室では次のような資料を作成しています。

  • 点訳資料
    文書館利用案内、企画展図録、上映ビデオ目録、健康・薬物乱用防止啓発ソフト貸出目録、新着案内、千葉県史「通史編古代2」「通史編近現代1」等。
    一部の点訳資料のダウンロード
  • 音訳資料(朗読CD)
    利用案内、企画展図録等。
  • 拡大文字資料
    利用案内、千葉県史紹介

Q、視覚障害者の利用時の対応についておしえてください。

A、文書館資料の検索やコピーサービスの代行、必要な部分の読み上げなどを実施しております。また、企画展を見学する方に対しては、担当の職員が説明し、展示物に触れていただくなど個別に対応するほか、企画展図録の点字版の配布及び音訳版(朗読CD)の館内利用もできます。

施設見学について

Q、文書館を見学することはできますか。

A、文書館の施設見学を御希望の団体等に対し、館内案内を行っています。御希望の場合には、事前に申請方法などについて文書館管理課までお問い合わせください。

問い合わせ先:文書館管理課(電話:043-227-7555)

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お問い合わせ

所属課室:総務部文書館管理課

電話番号:043-227-7555

ファックス番号:043-227-7550

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