ここから本文です。
更新日:令和6(2024)年2月28日
ページ番号:596227
夷隅地域の農林水産業や農林水産物の魅力を多くの方に知っていただくため「夷隅の農山漁村風景俳句大会」を開催することとしました。
本年度は第2回となります。前回にもまして多くの御応募が頂けますようお待ちしています。
また、このページでは夷隅地域の農林水産物や農山漁村風景も紹介していますので、ぜひご覧ください。
(現在風景はありません。今後順次追加して行きます。)
夷隅の農山村風景俳句大会について
夷隅の農山村の風景や産物
勝浦市、いすみ市、大多喜町、御宿町の農山漁村の風景や農林水産物(同加工品を含む)をテーマに詠んだ句でオリジナルのもの。
季語の使用は「春、夏、秋、冬、正月」どの季節の季語でも自由です。
ひとり合計5句までとします。
はがき応募は令和5年11月30日(当日消印有効)
Web(電子申請サービス)からの応募は令和5年12月15日23時59分となります。
※Webからの応募の場合は締切日まで何度でも修正が可能です。
郵便番号 298-0212 夷隅郡大多喜町猿稲14 夷隅農業事務所企画振興課内 夷隅の農山漁村風景俳句大会係
作品(5句まで)、住所、氏名(あれば俳号)、電話番号
こちらから御応募ください。電子申請サービス
昭和24年生 公益社団法人俳人協会理事長 千葉県俳句作家協会会長
「沖」主宰 句集『騎士』、『神鵜』など
昭和21年生 千葉県俳句作家協会理事長 千葉県現代俳句協会副幹事長
「岳」同人 句集『風恋』
昭和23年生 千葉県俳句作家協会事務局長
「鴫俳句会」代表 句集『ジェンダー論』、『鼓動』
たくさんの御応募(320名,1268句の応募をいただきました。)ありがとうございました。
その中から、次のとおり優秀作3句と佳作15句が決定しました。
なお、入賞作については令和6年3月11日から同29日まで、千葉県庁1階のパネル展示スペースで掲示します。
天高しどこも第六交響曲(東國人 作)
選者講評 第六交響曲と言えば、有名なベートーベンの「田園交響曲」が思い浮かぶ。曲は小鳥のさえずり、小川のせせらぎや嵐の場面などを感じさせる楽曲で、まさにいすみ地方の田園風景にぴったりである。
蓬莱やいすみの海を競り落とす (もふもふ 作)
選者講評 蓬莱とは、三宝に白紙や昆布などを敷き、橙・海老など縁起物を盛った新年の飾り物。立派な蓬莱が飾られた初競りで、夷隅の海に上がった数多の魚介類を競り落とす。それらを「海を競り落とす」といった大胆な発想がユニークである。競りの風景が想像でき、夷隅の真っ青な海が見えてくる。
逃げ足の早き蛸から競りはじむ(菜穂 作)
選者講評 夷隅の農山漁村風景俳句大会は第二回目を迎え、臨場感のある句も多々拝見しました。 優秀句は、朝の競り風景がいきいきと描かれ、蛸の動きのある様が眼前し、特に「逃げ足の早き」の措辞が諧味も感じられ良かったです。
潮鳴りは海の鼓動や岬の秋(富永美南 作)
稲穂波舟のごとくに一輌車(酒井良司 作)
天高し夷隅は自然の万華鏡(小池富美子 作)
潮踏みの神輿投げ上ぐ勢かな(鈴木基之 作)
冬銀河地球にいてもいいですか(伊都 作)
初鰹目玉大きく糶られゆく (石橋誠 作)
木守柿婚の荷の行く田んぼ道 (平野みち代作)
新米を炊けば太平洋の風 (高橋十草 作)
海中公園鼻の先まで鯛が来て (石橋誠 作)
朝市の婆さりさりと梨を剥く (石橋誠 作)
初鰹目玉大きく糶られゆく (石橋誠 作)
月照らす御宿浜でプロポーズ (横手敏夫 作)
伊勢海老の椀をはみ出す潮汁 (鎌田光恵 作)
蓮根堀り足を抜くとき胸ひねる (奥井あき 作)
植えし田にごんごん上総の水逸る (奥井あき 作)
なお、全応募者の中から抽選で30名にWチャンス賞としてチーバくんグッズ(手拭いとクリアファイル)をお送りしました
※Wチャンス賞は発送をもって発表に代えさせて頂きます。
夷隅には魅力的な風景や農林水産物などが沢山ありますので、逐次紹介していきます。
事務所の車庫のツタも色づき始めました。(11月12日撮影)
事務所から見る大多喜城です。太陽がお城の向こうに沈んで行きます。(11月12日撮影)
すずかけの木も少しづつ紅葉し始めました。(11月14日撮影)
銀杏の木も少しだけ黄色くなってきました。(11月14日撮影)
夷隅地域にはブルーベリー農園も多くありますが、この時季はブルーベリーも紅葉しています。(11月19日撮影)
日当たりの良いところは紅葉が見頃となっています。(11月19日撮影)
足元に目をやればマンリョウの実も赤くなり始めています。(11月19日撮影)
虫たちも冬ごもりの準備でしょうか?
空を見上げれば里山に冬の月が昇っています。(11月19日撮影)
銀杏が見頃となっています。(11月24日撮影)
足元には落ち葉の絨毯が広がっています。(11月24日撮影)
まだまだ紅葉が見られます。夷隅にお越しください。ウェルカム。(11月24日撮影)
事務所のツタも紅葉しました。(11月28日撮影)
事務所の銀杏も色づき始めました。(11月28日撮影)
12月も半ばですが、まだまだ見頃の紅葉もあります。(12月10日撮影)
千葉県夷隅地域は、太平洋側の海岸地域と森林が広がる緑豊かな里山に囲まれた中山間地域からなり、自然を生かした農業が展開され、酪農業も盛んに行われています。夷隅地域にはチーズ工房が多数存在し、どの工房もチーズ作りに対して強い想いを抱いて取り組んでいます。
国内の酪農の9割がホルスタインといわれる中、ジャージー牛でチーズを作っている工房です。飼料となる牧草から自分たちで作り、一年中牛たちを放牧。搾乳は毎日手搾りで朝晩2回。牛たちのリズムに合わせた搾乳、チーズ作りをモットーとしています。スイスへ留学していた先代から引き継がれたスイスの昔ながらの伝統手法で作られるチーズをぜひお試しあれ。
環境に配慮した循環型酪農を行っており、粗飼料はほぼ100%自給。約150頭の乳牛を飼育し、搾りたての牛乳を使って作られるチーズは、農家単位で牛を育て、職人が手作りするという、フロマージュフェルミエ(仏語で「農家のチーズ」の意)の考えがベースとなっています。工房では、チーズをたっぷり使ったピザや新鮮な牛乳で作ったジェラートが楽しめます。
チーズ製造を始めた当初は、成牛を20頭ほど飼養し、自家産の生乳でチーズを製造していましたが、現在はチーズ作りに専念するため、近隣の酪農家の生乳を用いてチーズ製造を行っています。ご夫婦が作るチーズは塩分控えめで、赤ちゃんからお年寄りまで安心して食べられるやさしい味わいとなっており、くせがなく食べやすいので家族の食卓にぴったりです。
千葉県は全国でも有数の早場米産地で、夷隅地域では令和2年度にデビューした千葉県の独自品種の「粒すけ」や、全国で盛んに栽培されている「コシヒカリ」、千葉県独自品種の「ふさこがね」、「ふさおとめ」の主に4品種を栽培しています。
太平洋に面した温暖な気候で育まれた、夷隅のお米をぜひご賞味ください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください