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更新日:令和4(2022)年2月14日

ページ番号:723

平成27年度ちば食育ボランティア研修会事例発表(ちば食育ボランティア)

食育活動の概要

ちば食育ボランティア鈴木淑子さん(千葉市)

地域のサークルで知り合った友達2人と長年の構想を実らせ、平成26年4月に「幼児サークル」を立ち上げました。

対象は、未就園児の子供たち(2歳くらい)とママ・パパです。

幼稚園に入る前の親子は、家庭外での接点を持つ機会が少ないようですが、この頃は乳児から幼児に成長する大切な時期で、親も「これでいいのかしら?」と不安になることも多いように思います。

そこで就園前の親子の交流の場を提供しようと、近所の公民館の調理室と休憩室を借りて「幼児サークル」を月に1回のペースで開催しています。

毎月の活動は、子供たちがいろいろな体験をできるように、ママ・パパは気兼ねなくおしゃべりができるように、3人の講師それぞれが得意な分野を生かして企画しています。

友達は絵本の読み聞かせとリトミック、私は野菜ソムリエや千葉市ヘルスメイトの経験を活かし食べ物クイズやクッキングを担当しています。

旬の素材を生かした、簡単でちょっとおしゃれな料理を紹介しながら、栄養素や選び方、品種の違いなどについて体験を交えて楽しく学べるようにしています。具材を混ぜたり生地をこねたり、子供たちと一緒にクッキングに参加してもらうことは親子のコミュニケーションにもつながります。

食に関する様々な情報があふれていますが、何が正しいか見極める力が必要と考え、参加している皆さんに伝えるときには、行政から得た情報をもとに出典を確認するようにしています。また、アレルギーの有無を確認し、メニューにはなるべく卵や牛乳を使わないように心掛けています。

自分の得意分野を生かしながら、これからも楽しく続けていきたいと思います。

幼児サークルベジタブルきっずのみなさんです

野菜の絵本の読み聞かせをしているところです

親子で調理実習をしているところです

できあがった料理、茄子の軍艦、茄子の照り焼きサンドなどです

ちば食育ボランティア植村和子さん(いすみ市)

子どもたちへの食育活動を始めたきっかけは、5人の孫たち。孫の世話をしながら、子どもたちが元気に育つためには「食」がとても大切だと思いました。そこで、「食の大切さ」を直接子どもたちに伝えていきたい、という思いからボランティア活動を始めました。

手づくりの紙芝居や人形、自分で作詞した野菜の歌。知り合いの声楽家さんの伴奏を録音して持参したり、一緒に出かけて生伴奏や生歌を披露してもらったり。子どもたちが飽きずに、楽しみながら参加できるように工夫しています。

また、子どもたちの心をつかむための魔法のことばは、5人の孫達から教えてもらいます。「ラッスンゴレライ」「ダメよ~ダメダメ」…妖怪体操はとても盛り上がります。

ボランティア活動を始めるにあたっては、地元の保育所に「子どもたちに食の大切さを伝えたいので、時間を作ってもらえませんか」とお願いに回りました。その中の保育所から依頼があり、何度も打合せを重ねて実現しました。スタートから2年目となる今では、13箇所で活動しています。

子どもたちのためにと始めた活動ですが、子どもたちの笑顔や元気な姿に触れると、自分もパワーをもらっていることを実感します。

これからの課題は、レパートリーを増やすこと。リピートしてくれる保育所も出てきたので、内容が重ならないように考えていくことです。

これからも自分の得意なことを生かして、無理なく、楽しく活動していきたいと思います。

オリジナル紙芝居を見せているところ

エプロンシアター「大きなかぶ」で、子どもたちと一緒に大きなかぶを引き抜いた場面

大根を手に持って、保育園の子どもたちに野菜クイズをしているところ

子どもたちから、ありがとうの手作り花束を渡されているところ

お問い合わせ

所属課室:農林水産部環境農業推進課食育推進班

電話番号:043-223-3092

ファックス番号:043-201-2623

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