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更新日:令和4(2022)年11月28日

ページ番号:2826

第1回議事録:冒頭(「障害のある人に対する情報保障のためのガイドライン」改定のための会議)

議事録

(司会:川口室長)
ただいまから、第1回「障害のある人に対する情報保障のためのガイドライン」改定のための会議を開始いたします。わたくしは、この会議の事務局を務めます、障害福祉課障害者権利擁護室長の川口と申します。よろしくお願いいたします。

《資料確認》

(司会)
議事に入る前に、皆様にお願いがございます。この会議には、視覚障害の方、聴覚障害の方が参加されています。御発言の前にお名前をおっしゃっていただくことで、どなたが発言されているのか伝わりやすくなりますので、御協力をお願いいたします。
また、皆様に発言が聞きとりやすくなるよう、はっきりと、また早口になりすぎないようお話しいただければと思います。
それではまず、事務局として障害福祉課長の古屋からご挨拶申し上げます。

(障害福祉課長)
障害福祉課長の古屋です。
「障害のある人に対する情報保障のためのガイドライン」は、平成21年に策定されました。このコンセプトとしては、障害のある人の情報保障を確保するという目的で作られたものですが、平成21年に策定されてから6年が経過している状況です。この6年の間に、御案内のように、障害者差別解消法の施行、あるいは直近ですと6月の県議会で手話言語条例が制定されるなどしているところです。また、この策定後に震災などが発生し、その際の対応といったことにもフォローが必要という状況です。また6年の間に情報機器の発達などもあり、発達障害のある方への対応について、どういったことをすべきかということも、書き込むべきことが出てきています。
今回こういった様々な部分を踏まえて、改定することとしまして、障害者条例に基づく推進会議で見直しを決定したところです。本日お集まりの委員の皆様方には、いろいろと発表していただいたりお手伝いいただいたりということも多いと思いますが、率直な御意見をいただきまして、よりよいガイドライン作りに御協力いただければと思っております。本日はよろしくお願いいたします。

(司会)
司会の川口です。次に、事務局の職員を簡単に紹介いたします。
まず、司会を務めております、私、川口でございます。私は今年の4月から、この障害者権利擁護推進室にまいりました。当室は障害者差別を解消するための法律及び条例並びに障害者虐待防止法を担当しております。
改めましてどうぞよろしくお願いいたします。
次に、事務局の担当者の霜崎でございます。

(事務局:霜崎)
障害者権利擁護推進室の霜崎です。よろしくお願いいたします。
昨年度まで2年間、同じ障害福祉課の計画推進班で、主に障害者計画を担当していました。
今年度はこの情報保障ガイドラインの見直しを主に担当しています。このガイドラインはできてから6年以上経っていまして、せっかくいいことが書いてあるのですが、ちょっと情報が古かったり、県の職員に存在が浸透していなかったりして、非常にもったいないと前々から思っていました。今回この担当になりまして、せっかく見直しをするのですから、皆様をはじめとして大勢の方々からお知恵を出していただいて、役に立つガイドラインを作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(司会)
司会の川口です。
委員の皆様方にも自己紹介を兼ねまして一言ずついただければと思います。
名簿順に、まず石井委員、お願いいたします。

(石井委員)
石井です。舞浜コーポレーションの石井と申します。私は株式会社オリエンタルランドの特例子会社である舞浜コーポレーションに15年くらい出向していまして、そこで障害のある人の関係の仕事をしています。調整委員も6年くらい務めまして、このたびこの会議の委員を仰せつかりましたので、よろしくお願いいたします。

(司会)
司会の川口でございます。
次に、植野委員でございますが、ただいまおいでになるのが少し遅れていますので、御紹介させていただきます。
次に、金子委員、お願いいたします。

(金子委員)
はじめまして。私は船橋市にあります社会福祉法人あかねの金子と申します。施設名がワークアイ・船橋とワークアイ・ジョブサポート。就労関係をやっております。私どもの施設には多様な障害のある方がいらっしゃいます。3障害の方たちと働いておりますので、今回の情報保障のことについてお話しました。いっぱい意見を言いたいとのことでしたけど、それを何か参考にさせていただきたいと思います。私も視覚障害者の当事者です。どうぞよろしくお願いいたします。

(司会)
司会の川口です。次に、平下委員、お願いいたします。

(平下)
千葉県中途失聴者・難聴者協会の平下と申します。植野さんのほうは聴覚障害者の協会になりますけど、私たちの団体は、難聴者、それから中途失聴者の団体です。前回の策定の時には、理事長の宮野が担当しました。今回は見直しということで、副理事長の平下が担当するということでまいりました。よろしくお願いいたします。

(司会)
司会の川口です。次に、星野委員、お願いいたします。

(星野委員)
NPO法人千葉盲ろう者友の会の星野厚志、盲ろう者です。先ほど川口室長様よりお話がありましたように、盲ろう者は皆さんの話を、通訳者から通訳を受けながら聞きますので、きょう私は指点字通訳を使っておりますので、話す前に自分の名前を言ってからその後話を始めていただき、ゆっくり話していただけますようお願いいたします。どうぞよろしくお願いします。

(司会)
司会の川口です。次に、御園委員、お願いいたします。

(御園委員)
千葉県視覚障害者福祉協会の御園と申します。私は視覚障害で全盲です。今回は、当協会において情報担当理事を務めている関係で、委員として出席させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

(司会)
司会の川口です。次に、村山委員、お願いいたします。

(村山委員)
村山と申します。千葉県手をつなぐ育成会の役員をしております。前回策定の折には会長の田上が委員が参加しておると思います。手をつなぐ育成会は知的障害のある人の家族の会です。どうしても常に本人ではなく親や支援の方が代理で発言することが多いのですね。ですので、この情報のためのガイドラインの中で、どれだけ知的障害者本人に成り代わってお伝えできるかどうか、不安ですが、いろいろな手立てがある中で、どうしても親や支援者が身近な通訳者になっているという現状があって、それをなかなか打破できず社会に託すというところの困難さが非常にありますので、この情報保障ガイドラインだけでなく、支援者という立場の方々をたくさん増やすということと両方やっていかないと情報保障にならない、本人からの発出もできないので、いろいろ苦慮しているところですが、そのなかでもできるだけ発言したいと思っていますのでよろしくお願いします。

(司会)
司会の川口です。最後に、若菜委員、お願いいたします。

(若菜委員)
千葉県立中央図書館の若菜と申します。普段は図書館において録音図書、私も視覚障害を持っている当事者ではあるのですが、活字を録音した録音図書を製作する仕事に携わっております。図書館というのは、千葉県民全員を対象にしたサービスを行っておりまして、不特定多数の利用がございます。視覚障害をお持ちの方、知的障害をお持ちの方、様々な身体障害をお持ちの方。様々な方に利用していただいております。通常活字であれば見える方は手にとって見ていただくということがたやすいことではあるのですが、活字による読書が難しい方に対して録音図書であったり何かしらの文字以外の情報で本の情報を提供するということを日々行っております。本日はこのような会議の委員を担当させていただくことになりまして光栄に思っております。よろしくお願いいたします。

(司会)
司会の川口です。皆様ありがとうございました。
なお、亀山委員、與那嶺委員におかれましては、御都合により欠席される旨、連絡をいただいております。
続きまして、議事に進んでまいります。
まず、議題1「現行の情報保障ガイドラインの概要」について、事務局から御説明いたします。

 

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所属課室:健康福祉部障害者福祉推進課共生社会推進室

電話番号:043-223-2338

ファックス番号:043-221-3977

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