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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年8月15日

ページ番号:531712

【レジオネラ症】感染症予防のための情報提供について(令和4年8月15日発表)

発表日:令和4年8月15日
千葉県健康福祉部疾病対策課
043-223-2574

令和4年6月3日に市川市内の医療機関に入院し、市川保健所に発生の届出があった患者が、同年8月5日にレジオネラ肺炎により死亡した。

感染者の概要

県内の発生状況(レジオネラ症)

  2018年 2019年 2020年 2021年 2022年※
千葉県

101

101 97 84 40
全国 2,142 2,314 2,059 2,112 1,069

※2022年の千葉県分は8月15日現在(本件を含む)、全国分は7月31日現在。

県民の皆様へ

  • レジオネラ症の感染源となりうる冷却塔、循環式浴槽(24時間風呂・温泉利用施設・ジャグジー等)、循環式給湯、加湿器(超音波加湿器)の衛生的な管理を行い、菌の増殖を防止しましょう。
  • 適切な抗菌薬の投与により治療可能ですが、治療が遅れると重症化し、死亡することもあります。有症状の場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。特に、重喫煙者、透析患者、糖尿病等の患者はリスクが高いとされていますのでご注意ください。

【参考】レジオネラ症とは

レジオネラ属菌による細菌感染症で、その病型は劇症型の肺炎と一過性のポンティアック熱がある。

感染経路

  • 土壌、冷却塔水、プール、池、噴水、温泉水、24時間風呂に分布する病原体のエアロゾル吸入、誤嚥による経気管、気管支的感染。
  • 人から人への感染はない。

病原体

  • レジオネラ属菌、特にレジオネラ・ニューモフィラによることが多い。

潜伏期間

  • レジオネラ肺炎の場合、2~10日(平均4~5日)
  • ポンティアック熱の場合、1~2日(平均38時間)

症状

  • レジオネラ肺炎の場合、発熱、咳、喀痰、呼吸困難等
  • ポンティアック熱の場合、発熱、咳、筋肉痛、頭痛。(呼吸器症状は軽微)

治療

  • レジオネラ肺炎の場合、抗菌薬療法
  • ポンティアック熱の場合、対症療法、抗菌薬療法は不要

参考

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部疾病対策課感染症予防班

電話番号:043-223-2691

ファックス番号:043-224-8910

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