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更新日:令和5(2023)年8月31日
ページ番号:4894
平成24年8月
災害に備えた、アレルギーに関する調査は、アレルギー疾患をお持ちの方々の実態等を把握し、
今後アレルギー疾患対策の基礎資料とするため実施しました。
今回、調査結果がまとまりましたので、関係の皆様に御参考にしていただければ幸いです。
東日本大震災による避難生活では、食物アレルギーのある子どもが食べられるものがない、アトピー性皮膚炎やぜんそく症状の悪化などの様々な問題事例が報告されています。
また、アレルギー疾患は、患者数が多く症状にも個人差が大きいという特徴がありますが、適切に対応することで災害時においても症状を悪化させない工夫が出来ると考えています。
今回、災害に備えたアレルギー性疾患への対応を推進するため、皆様のご意見やご提案をお伺いすることを目的に、アンケート調査を実施することにいたしました。
なお、県では、アレルギーに関する電話相談やホームページによる情報提供をしていますので、ご利用ください。
千葉県アレルギー相談センター電話相談043-223-2677
(1)調査対象・・・アレルギー疾患をお持ちの方、またはそのご家族等
(2)調査時期・・・平成24年1月31日(火曜日)から3月16日(金曜日)
(3)調査方法・・・インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答
(4)回答数・・・・・73人
回答者の居住地域は、千葉・葛南・北総地域が88%を占めており、30代、40代の女性が大多数を占めていました。
アレルギー疾患がある方は、2歳から小学生が74%を占め、回答者からの続柄は子供が93%でした。
「現在治療中のアレルギー疾患の中で災害対策を考える上で重要な疾患は何か」との質問に対して、「食物アレルギー」と回答した方は、82%でした。以下、「アトピー性皮膚炎」10%、「気管支喘息」4%、「アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)」1%でした。
食物アレルギーのある方で、厳重制限を行っている食物は、「卵」「乳」が多かったです。
災害時、主治医の医療機関名、重要な連絡先など病気に関する重要情報をすぐ持ち出せるようにしている方は、66.7%でした。
災害時用に薬剤を用意している方は、58.0%でした。
なお、準備した根拠としては、「主治医から勧められた」「アレルギーの会等のお知らせ」と回答した方が多かったです。
アレルギー食を備蓄している方は、71.0%で、内容は「アルファ化米」「レトルトのカレー」「水」「もち」「缶詰」「ドライフルーツ」の順に多く、「アレルギー用ミルク」の回答もありました。
また、自由記載の「問11現在お住まいの市町村に災害に対しての要望はありますか。また、どのようなことですか。」「問12災害時アレルギー疾患対応に関するご意見をご自由にご入力ください。」についても、多数の意見が寄せられました。
※参考
千葉地域 | (千葉市,市原市) |
---|---|
葛南地域 | (市川市,船橋市,習志野市,八千代市,浦安市) |
東葛飾地域 | (松戸市,野田市,柏市,流山市,我孫子市,鎌ケ谷市) |
北総地域 | (銚子市,成田市,佐倉市,旭市,四街道市,八街市,印西市,白井市,富里市,匝瑳市, 香取市,酒々井町,栄町,神崎町,多古町,東庄町) |
東上総地域 | (茂原市,東金市,勝浦市,山武市,いすみ市,大網白里町,九十九里町,芝山町, 横芝光町,一宮町,睦沢町,長生村,白子町,長柄町,長南町,大多喜町,御宿町) |
南房総地域 | (館山市,木更津市,鴨川市,君津市,富津市,袖ケ浦市,南房総市,鋸南町) |
問1あなたが、心配するアレルギー疾患があるかたはどなたですか。(一つ選択)n=73
その他は、1名回答があり、「医師のため対象は患者」でした。
4孫(男)、5孫(女)、6配偶者、7親は0件でした。
問2上記の方の年齢を教えてください。(一つ選択)n=73
1歳代が4名、2歳代が3名、3歳が3名、4歳代が8名、5歳代が5名、6歳代が2名、
それ以外の年齢で回答があった方は、「24歳1名」「36歳1名」「46歳1名」でした。
問3(必須)上記の方の現在治療中のアレルギー疾患の中で、災害対策を考える上に重要な疾患を一つ教えてください。
食物アレルギーの方が、60件と多かったです。
その他の方で回答のあった内容は、「食物アレルギーですが現在は解除中、しかし、経過観察中」とのことでした。
問4(1)(A)-1食べた後に、次の重症な症状が出たり、対応をしたことがありますか。(件数)
その他の内容は、
問4(1)(A)-2その食品は何ですか。(いくつでも)
その他の内容は、
などです。
問4(1)(A)-3その重症な症状が起きたのはいつですか。(一つ選択)
問4(1)(B)-1食べた後に次の中毒症状の症状がでたことがありますか。(いくつでも)(件数)
その他の内容は、
問4(1)(B)-2その食品は、何ですか。(いくつでも)
その他の内容は、
などです。
問4(1)(C)-1次の局所的な症状が出たことがありますか。(いくつでも)(件数)
問4(1)(C)-2その食品は何ですか。(いくつでも)
その他の内容は、
などです。
問4(2)医師から、「厳重に制限しましょう」と指導されている食品はありますか。(いくつでも)
その他の内容は、
などです。
問4(3)医師から症状が重症ではないが、「念のために制限しましょう」と指導されている食品はありますか。(いくつでも)
その他の内容は、
などです。
問4(4)食物経口負荷試験を受けたことがありますか。(一つ選択)
問4(5)上の回答で「いいえ」と回答した方は、食物経口負荷試験を受けたいと思いますか。(一つ選択)
問5(1)災害時、主治医の医療機関名、重要な連絡先など病気に関する重要情報をすぐ持ち出せるようにしていますか。(一つ選択)
問5(2)アレルギー食を備蓄していますか。(一つ選択)
上記、備蓄している食品はどのような内容で、何日分ですか。
など、アレルギー対応食もあったが、全体的には白米等、どのような方にも食べられる食品が多かった。
問5(3)定期的に使用している薬剤、緊急時に使用する薬剤を災害用に用意していますか(一つ選択)
問5(4)喘息発作時の対応薬(吸入器等)を災害用に用意していますか。(一つ選択)
問5(5)上記、「3の薬剤」「4の対応薬(吸入器等)」をすぐに持ち出せるようにしてありますか。(一つ選択)
問5(6)マスクを用意していますか。(一つ選択)
問6その他の災害時準備についてご記入ください。
などで、アレルギー関係に特化しているよりも、一般的な災害時準備品が多かったです。
問7.「問5で「3.…薬剤を…用意している。と回答した方におたずねします。緊急時のために、普段から用意している薬はどのようなものですか。(いくつでも)
その他の回答は、「エピペン」1件、ありました。
問8その準備は何を基準(根拠)に進めましたか。(いくつでも)
その他の内容は、
などでした。
問9(1)(必須)エピペンを処方されていますか。(一つ選択)
問9(2)エピペンをお持ちの方は、エピペンを処方された経緯について教えてください。(一つ選択)
問9(3)あなたは緊急時にエピペンを打てると考えていますか。(一つ選択)
問9(4)患者本人は緊急時に、エピペンを打てるように教育を受けていますか。(一つ選択)
問9(5)エピペンを常に持ち出せるようにしてありますか。(一つ選択)
問9(6)エピペンを打つのは、技術的に難しいと思いますか。(一つ選択)
問9(7)エピペンを打つタイミングを逃がさないための判断は、難しいと思いますか。(一つ選択)
問9(8)エピペンで、誤って指をさすなどの事故(重症例では指の壊死)が起きていることは知っていますか。(一つ選択)
問9(9)避難所はエピペンを用意しておくべきと考えますか。(一つ選択)
問10(必須)現在お住まいの市町村に災害時のアレルギー疾患の対応について確認したことがありますか。(一つ選択)
問11現在お住まいの市町村に災害に対しての要望はありますか。また、どのようなことですか。(200字以内)(別ページ参照)
問12災害時アレルギー疾患対応に関するご意見をご自由にご入力ください。(200字以内)(別ページ参照)
★このアンケートに関するご意見、ご要望は、原則として、そのまま掲載させていただきました。
たくさんのご意見ありがとうございました。皆さんからいただいたご意見は、今後、アレルギー対策の検討に役立ててまいります。
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