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更新日:令和5(2023)年3月27日
ページ番号:16350
平成21年8月5日に開催した羽田再拡張事業に関する県・市町村に関する連絡協議会において、千葉県及び関係25市町村は、国土交通省から以下2点について説明を受けました。
これを受け、県及び関係市町村は国土交通省に対し、「深夜早朝時間帯について、23時台前半も含めた海上ルート化」及び「神奈川・都心北上ルートの撤回について更なる説明」を求める申入れを行い、早急な対応を求めました。
その後、平成22年9月4日及び平成22年2月1日、県及び関係市町村は、国土交通省から深夜早朝時間帯の飛行ルートについて再提案を受けました。
平成21年8月26日付け千葉県知事(羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会)発国土交通省航空局長あて
羽田再拡張後の飛行ルートについての申入書
平成21年8月5日に開催した、「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」において、貴省から提案のあった「羽田再拡張後の飛行ルート」について、その後、同連絡協議会において検討してまいりました。
その結果、「深夜早朝時間帯の飛行ルート案」については、これまで再三にわたり海上ルート化の実現を要請してきたにもかかわらず、依然として23時台に千葉市上空を通過することとなっており、県民の生活環境への影響を考慮すると、今回の提案は到底受け入れることはできません。
また、横田空域の削減による安全運航上の問題から撤回を求められた「神奈川・都心北上ルート」については、同ルートが首都圏における騒音共有という目的から設定されたルートであることに鑑み、撤回理由である安全運航上の問題などについて、十分に検証する必要がある、との結論となりました。
つきましては、「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」の総意として、別記のとおり申入れますので、早急に誠意ある対応を図っていただきたくお願い申し上げます。
記
昼間時間帯から深夜早朝時間帯への移行に関する必要性から、再拡張後も23時台に本県陸域を飛行したいとの意向であるが、再拡張後の処理能力の向上を踏まえつつ、管制技術や運航上の工夫等、総合的に再検討することによって、再拡張後直ちに、深夜早朝時間帯について海上ルート化を実現するとともに、その際の本県に生じる騒音影響を具体的に明らかにすること。
本県としても、航空機の安全運航の確保が最優先の課題であることは十分認識している。
しかしながら、先の「連絡協議会」での説明は十分とはいえず、今後早急に、横田空域の削減によって生じた神奈川・都心北上ルートの安全運航上の問題や、本県における同ルート撤回による影響、横田空域削減による騒音影響の変化などを具体的かつ詳細に明らかにすること。
富津岬上空に至るまで、千葉県上空をレーダー誘導することもあるが、その場合は高度6,000ft以上を確保する。
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