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更新日:令和3(2021)年12月1日

ページ番号:6310

『ちば文化資産候補』香取地域

番号 ちば文化資産
候補の名称
候補の概要

所在

市町村

候補の写真
85 阿玉台貝塚 阿玉台貝塚は、明治27年(1894年)から東京帝国大学の八木奘三郎らによって発掘調査が行われてきた貝塚です。この貝塚から発見された土器は、約4000年前の縄文時代中期前半を代表するもので、「阿玉台土器」と命名され、関東地方の土器編年の標式資料です。 香取市

85阿玉台貝塚

千葉県

86 伊能忠敬旧宅 日本で初めて正確な測量地図を作製した伊能忠敬にゆかりのある旧宅です。伊能家は代々佐原の名主を務め、酒造業や米穀売買を家業としていました。通りに面した店舗と奥の主屋、土蔵で構成されています。現在は無料で公開されています。 香取市

86伊能忠敬旧宅

提供(公社)千葉県観光物産協会

87 加藤洲十二橋 水郷随一の名勝として知られる加藤洲十二橋は、利根川と常陸利根川に挟まれた広大な水田地帯の一角にあります。かつて住民は、縦横に張り巡らされた水路をつたって舟で行き来していましたが、加藤洲の水路には家と家を結ぶ簡単な橋が12本架かっていたため十二橋と呼ばれています。 香取市

87加藤洲十二橋

香取市提供

88 香取市佐原伝統的建造物群保存地区 香取市の中心部、佐原地区の小野川と香取街道が交差する地域にある、伝統的建造物が立ち並ぶ景観を今に伝える地区です。江戸時代中期から利根川下流域の舟運の物資集散地として繁栄しました。地区には江戸時代の商家や明治時代の洋風レンガ建築が残されています。また小野川には物資を陸に揚げるための「だし」と呼ばれる施設が残り、当時の面影を伝えています。 香取市

88香取市佐原伝統的建造物群保存地区

千葉県

89 香取神宮と式年神幸祭 祭神は日本書紀に記載のある経津主大神(フツヌシノオオカミ)(別名伊波比主命(イワイヌシノミコト))で、古代から東国の武神として信仰を集めた古社です。境内には多くの文化財や伝承などがあり、長い歴史を伝えています。毎年4月には約800年前より伝わる香取神宮神幸祭が行われ、また、12年に一度、午年に行われる「式年神幸祭」には、3000人もの氏子が甲冑など歴史的装束で大行列を組み、香取神宮や佐原の町内を2日間巡行します。次回は2026年4月に開催されます。 香取市

89香取神宮と式年神幸祭

千葉県

90 佐原の山車行事 舟運の要衝佐原は、小野川東岸を本宿、西岸を新宿といいます。佐原の山車行事は各鎮守社祭礼の「つけ祭り」が競い合って発展した行事です。本宿は7月に10町内、新宿は10月に14町内で、大人形を載せた山車が、佐原囃子の調べにのって勇壮に巡行します。2016年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。 香取市

90佐原の山車行事

千葉県

91 側高神社 側高神社は、香取神宮第一の摂社で、記録によると香取神宮の式年遷宮と同時に造り替えや修理等を行う慣例があったと考えられます。本殿は寛文5年(1665年)の建立で、構造形式は一間社流造、屋根は銅板葺。毎年1月に奇祭・「ひげなで祭り」が行われます。 香取市

91側高神社

千葉県

92 山倉の鮭祭り 香取市山倉に鎮座する山倉大神では、毎年12月第一日曜日に初卯祭・通称「鮭祭り」が行われます。古来より、近隣の栗山川を遡上してきた鮭を「竜宮進献の御鮭」として奉納する祭事です。前日の神事で用意された切り身の護符が参拝者に頒布されます。 香取市

92山倉の鮭祭り

香取市提供

93 良文貝塚 良文貝塚は、明治時代から発掘調査が行われた貝塚です。地域に密着した保存活動により、昭和5年(1930年)に千葉県の貝塚として初めての国指定史跡となりました。貝層が形成された時期は、縄文時代中期から晩期初頭で、主に海に棲む貝で構成されています。 香取市

93良文貝塚

香取市提供

94 並木神宮寺観音堂と十一面観音立像 神崎神社の別当だった並木神宮寺の一角には並木の観音様として親しまれている堂があります。現在の場所に建立されたのは元禄10年(1697年)と伝えられています。棟に千木を誂え、神崎氏の家紋月星もあり、堂内には県指定有形文化財である十一面観音立像などがあります。 神崎町

94並木神宮寺観音堂

神崎町提供

95 西の城貝塚 利根川を臨む独立台地上に建つ「わくわく西の城」の敷地内にある、日本で最も古い貝塚です。ヤマトシジミを主体とし、淡水産のタニシ、カワニナ鹹水産のハマグリ、オキシジミからなる主淡貝塚で、千葉県指定史跡となっています。 神崎町

95西の城貝塚

神崎町提供

96 神崎神社となんじゃもんじゃ 神崎神社は古来香取の海を航行する船舶の目印として崇敬されていました。その神崎神社の拝殿右側には、国指定天然記念物「なんじゃもんじゃ(大樟)」があります。また、県指定有形文化財である鎌倉時代初期から室町時代初期にかけての神崎荘及び神崎神社関係の古文書12通と室町時代の書写と思われる神崎宮絵図1点が1巻にまとめられて残されています。 神崎町

96神崎神社となんじゃもんじゃ

提供(公社)千葉県観光物産協会

97 あじさい遊歩道 昭和55年(1980年)に、多古町が栗山川の土手に1万株のあじさいを植えて完成させた遊歩道です。あじさいは毎年花をふやし続け、初夏に色とりどりのあじさいが美しい花の道を作るほか、春には菜の花、秋にはコスモスが川辺を飾り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。 多古町

97あじさい遊歩道

千葉県

98 柏熊遺跡 柏熊遺跡は栗山川を望む台地上にあります。周辺地域のなかでは、弥生時代以降最も古い中期後半の環濠集落が発見されています。また、2基の前方後円墳と11基の円墳からなる古墳群も広がっています。中でも、しゃくし塚古墳は前期古墳の特徴をよく残し、千葉県指定史跡となっています。 多古町

98柏熊遺跡

多古町提供

99 多古のしいかご舞 八坂神社の祭礼「多古祇園祭」の行われる7月25日・26日の夜に神社の境内で演じられます。豊作、無病息災、子孫繁栄などを願う農民たちの素朴な舞で、氏子若衆が猿、獅子、鹿、雨蛙に扮して踊ります。中でも10mの高さのつぐめ柱で披露される猿の曲芸に、見る人は圧倒されます。 多古町

99多古のしいかご舞

提供(公社)千葉県観光物産協会

100 東大社 やぶさめと式年神幸祭 毎年10月の第三土曜日の秋祭の翌日に行われるやぶさめ神事は、堀川天皇の御代に始まったとされ、この矢を拾うと幸福が訪れるとされています。また、2年に1度神輿が銚子市桜井町の利根川へお浜降りをする櫻井御神幸が行われます。20年に一度の式年大神幸祭は東総地方最大のお祭りで、次回開催は2040年4月です。 東庄町

100東大社やぶさめと式年神幸祭

東庄町提供

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課企画調整班

電話番号:043-223-2408

ファックス番号:043-224-2851

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