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更新日:令和7(2025)年10月10日

ページ番号:335974

外食のエネルギーは、どれくらいですか。

質問

外食のエネルギーは、どれくらいですか。

回答

同じ名称のメニューでも、飲食店により料理の品数、使用している食材の内容や重量、調理の方法などが異なるためエネルギーは異なります。
最近は、メニューにエネルギー量や栄養素量(栄養価)を表示しているお店も多くなってきています。また、ホームページで公開しているお店もあります。ご自分が良く利用するお店の料理について調べてみましょう。

千葉県では、「ちば型食生活食事実践ガイドブック」を発行していて、資料編には、千葉県の様々な外食料理約500点について、できあがった料理の食材重量からエネルギー量や栄養素量(栄養価)計算を行った『外食料理成分ノート』が掲載されています。同じ名称のメニューでも、料理の品数、使用している食材の内容や重量が違うので、『一般的な料理を想定した目安のエネルギー量』として参考にしてみてください。

和食は、洋食や中華料理に比べて一般に低エネルギーといえます。特に定食は、主食・主菜・副菜・汁物が組み合わさっているので、栄養のバランスを整えやすい食事です。しかし、揚げ物(天ぷらやとんかつ)や脂ののった魚などはエネルギーが高くなるので注意が必要です。
丼もののご飯は、ボリュームを出すために、だいたいご飯茶碗2杯分となっています。エネルギーを抑えたいときには、豚肉や牛肉の脂身を残す、または、ごはんを残す勇気を持ちましょう。また、単品では野菜が不足してしまいます。野菜料理を追加するか、1日のうちの他の食事で補いましょう。
和食の麺類(そばやうどん)は低エネルギーですが、栄養的には炭水化物に偏り、たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)や野菜がほとんど摂れないことが多いです。できるだけ野菜や卵などの具のたくさん入ったものを選ぶ、野菜料理を追加するなどの工夫をするのがポイントです。また、塩分の多いつゆは残すようにしましょう。全部飲んだときは、他の食事でできるだけ塩分を控えましょう。

千葉県では、県民の健康づくりを応援するお店として、メニューに栄養成分の表示や栄養・食生活などの情報を提供する飲食店、ヘルシーオーダーに対応できる飲食店が「健康ちば協力店」として登録されています。「健康ちば協力店」には、「健康ちば協力店」マークが貼ってありますので、利用されると良いでしょう。


【参考文献】
千葉県農林水産部安全農業推進課食の安心推進室:ちば型食生活食事実践ガイドブック資料編、千葉県、2021年、

 

「健康ちば協力店」マーク

健康ちば協力店

 

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部千葉県立保健医療大学

電話番号:043-296-2000

ファックス番号:043-272-1716

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