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更新日:平成29(2017)年7月24日

伝工:その他の工芸品

藤家具

 千葉市

古島一良

古島さんは、昭和五十九年度に県の伝統的工芸品に指定された「藤椅子」の製作者であり、父でもある定男さんのもとで修業を重ね、二代目として家業を継ぎ現在に至っている。藤製品は年々外国製品に押され気味で、藤職人の数は全国でも数えるほどしかいなくなってしまった。藤製品を製作するうえでの難しさは、藤を自在に曲げることによる形づくりと、丈夫で頑丈なものにするための巻き加工をしっかり行うことという。

古島一良さんの写真

古島一良さんの作品の写真

 

籐製品

 銚子市

堀江深一

本県の東端、銚子で、堀江さんは、素材から製品まで一貫した手作りで特に手巻、手編込という技術を用いて、籐椅子をはじめ、籐の良さを生かした各種の家具、小物類をも製造している。

技のポイントは、巻き加工と張りを確実にすることで、製品の良し悪しがきまるとのこと。

堀江深一さんの写真

堀江深一さんの作品の写真

 

籐製品

 銚子市

加瀬文夫

加瀬さんは、本県の東端、銚子市で素材から製品まで一貫した手作りの籐製品を製作している。

特に手巻、手編込という技術を用いた椅子やテーブルの製作を得意としているが、伝統的な製作技術のうえに現代風の新しいデザインの研究にも意欲的であり、全国的な展示会などにも出品し、好評を得ている。

加瀬文夫さんの写真

加瀬文夫さんの作品の写真

 

小糸の煙火

 君津市

福山次郎

上総地方の花火の歴史は定かでないが、明治中期から、この地方では各村で遊び道楽として手製花火の打上げが盛んであった。

福山さんは、明治十一年に先代(藤次郎)が秘伝として記した「形もの」の花火作りを受継ぐ五代目。特徴は普通の花火と違って、夜空に図形や文字を美しく描くもの。これを作れるのは福山さん唯一人である。

材料採取から製作に至るまで、全ての行程を一人の職人が手作業で行う楊枝作り。削りや細工の熟練した技能が、黒文字の香りを一層引き立たせている。

福山次郎さんの写真

福山次郎さんの作品の写真

 

打上げ花火

 君津市

福山一郎

福山さんは、江戸末期から君津で花火作りを続ける福山家の六代目である。

父である先代の次郎氏のもとで修行し、その伝統技術を現代に受け継いでいる。火薬作りから打ち上げに至るまで、全てに携わる花火職人として忙しい日々を送る中、「形もの」の技術革新にも余念なく、伝統の中にも新しい風を吹き込みつつ君津の地で花火作りを続けている。

福山一郎さんの写真

福山一郎さんの作品の写真

 

刷毛

 習志野市

田中重巳

田中さんは、昔ながらの手法で刷毛作り四十六年のベテランである。刷毛の用途は広く、建築業から食品業までその利用の途は広い。

先代は明治四十年から刷毛作りをし、田中さんはその三代目として「小林の刷毛」の名で製作している。

原料は動物の毛であり、穴熊から豚の毛まで多種に亘るが国内調達が困難となってきている。

田中重巳さんの写真

田中重巳さんの作品の写真

 

刷毛

 習志野市

田中宏平

四代にわたって刷毛づくりを続ける田中さん。父であり、昭和59年度に県の伝統的工芸品に指定された「刷毛」の製作者である重巳さんから手ほどきを受け、家伝の伝統技法を修得した。

表装技術に使われる刷毛は、糊の濃度の違いや紙の強度に応じて、むら、たまり、すじ等を生じさせず、手早く均一に塗布できることが要求されるので、刷毛の製作には入念かつ繊細な熟練の技が求められると田中さんは語る。

田中宏平さんの写真

田中宏平さんの作品の写真

 

へら浮子

 千葉市

碇博

碇さんは、江戸時代以来の伝統を有する浮子製造技術を発展させ、数々の工夫を凝らして、へら鮒釣り用の浮子を製作している。

浮子の本体部分には、孔雀の羽根を用い、さらに漆を塗っている点に特色がある。漆を塗るのは、防と使いやすさのためであるとのこと。雅号は、「鳥海凡舟」。

碇博さんの写真

碇博さんの作品の写真

 

へら浮子

 旭市

小澤弘

旭市で、今日も浮子づくりに余念がない小澤さん。

へら鮒釣り用の浮子は、江戸時代以来の伝統を有するものであるが、小澤さんはへら浮子づくり三十七年、釣人に喜ばれる浮子をめざして、数々の工夫を重ねてきたとのこと。浮子の本体部分に孔雀の羽根を使用したのも、工夫の一つである。雅号は、「小澤水峯」。

小澤弘さんの写真

小澤弘さんの作品の写真

 

べっ甲細工

 松戸市

矢吹覚

矢吹さんは、べっ甲細工一筋に五十三年。

べっ甲細工は、江戸時代のはじめポルトガルやオランダから伝来したものであるが、その後、わが国の細工師によって、技術、技法が受け継がれてきた。

従来はべっ甲の櫛や帯留を製作していたが、最近はペンダント等も製作している。

矢吹覚さんの写真

矢吹覚さんの作品の写真

 

象牙彫

 松戸市

天野康郎

江戸時代、象牙彫は根付として珍重された。根付は印籠などの紐を帯に挟むとき、落ちないように紐の端に付けるもの。

天野さんは、名人といわれた父のもとで修業し、古来の技法を今日に伝えている。象牙は適度な堅さと粘り強さがあり、細密な彫りに適している。この特色を生かし、優れた美術工芸品の根付を製作している。

天野康郎さんの写真

天野康郎さんの作品の写真

 

象牙彫

 松戸市

荒川啓

象牙彫は、江戸時代、江戸文化爛熟期に隆盛を誇った日本独特の装飾品でした。

荒川さんは、祖父の代から三代にわたる象牙彫職人で旧来からの根付などの他に象牙の素材を生かした茶器や装身具などのオリジナル性に富むものも製作し、象牙彫の新たな作品にも取り組まれています。

荒川啓さんの写真

荒川啓さんの作品の写真

 

ビーズ細工

 柏市

仙田秀一

柏市あけぼのでビーズ細工の製作に励む仙田さん。

昭和二十七年から父鎮男さんの下で技術を学び、以来この道五十五年。

ビーズ細工の歴史は、明治時代からといわれ、ビーズ細工は、ビーズを金属、象牙、宝石などと組み合わせて、絹レース等に、華麗な刺繍をするもので、服飾用としては、ドレス、セーター、ハンドバッグ等がある。

仙田秀一さんの写真

仙田秀一さんの作品の写真

 

江戸蒔絵

 千葉市

深山琳

深山さんは、昭和六十一年度に県の伝統的工芸品に指定された蒔絵の製作者である義父松三さんから伝統技術・技法を受け継ぎ、その伝承と発展に意欲を注いでいる。蒔絵の中でも、錆上げ高蒔絵の技法を用い、より立体感のある作品を製作している。

櫛・かんざし・帯止等の古典的な作品の他、伝統的技術・技法を用い指輪・イヤリング・ペンダント等の製作も意欲的に行っている。

深山琳さんの写真

深山琳さんの作品の写真

 

江戸つまみかんざし

 市川市

穂積実

小さく刻まれた色鮮やかな羽二重を、つまんで作ることに由来するつまみかんざしは、江戸時代初期、上方に起こり江戸に伝わったといわれる。町人文化が開花した文化・文政年間に最盛期を迎えたが、明治以降も盛衰を経ながら今日まで受け継がれ、女性の髪飾りとして晴れ着姿を一層ひきたたせる。かんざしを通して女性を演出し続けてきた穂積さん、「世の中が振り向いてくれるよう」流行にも絶えず気を配っている。

穂積実さんの写真

穂積実さんの作品の写真

 

下総袖垣

 多古町

越川勝之

先代まで農業用竹籠を作っていたが、需要がなくなり袖垣づくりを始めた」と、下総袖垣製作者の越川勝之さん。大阪で修業を積みこの道四十一年。安土・桃山時代の形を基本にした伝統的な袖垣づくりを守り続けている。

素材の黒竹は、和歌山・高知産を使っているが「材料の選定から製品づくりまで、自分なりに納得のいく仕事をしていきたい。」と語る。

越川勝之さんの写真

越川勝之さんの作品の写真

 

とんぼ玉

 千葉市

森谷糸

とんぼ玉とは穴のあいた色ガラスの玉に、いろいろな模様をつけたものをよぶ。古代文明の昔から現代に至るまで作り続けられており、ペンダントや根付けなどの装飾品に使われる。

森谷さんはバーナーワークの中のひとつとしてとんぼ玉を作り始めて、種々の模様ができるたびに嬉しくて、楽しくて今日まで続けてきた。日本の時代色豊かな着物の模様や日本の色を基調にした玉を作っていきたいという。

森谷糸さんの写真

森谷糸さんの作品の写真

 

とんぼ玉

 千葉市

駒野幸子

とんぼ玉は、古代より装飾品として作られ続けてきた。駒野さんは、平成13年度に県の伝統的工芸品に指定された「とんぼ玉」の製作者である森谷糸さんに師事し、繊細な技巧を身に付けた。

受け継いだ技法をもとに、戦国玉や法隆寺玉といった伝統的なとんぼ玉の製作に力を注ぐ一方で、新たな技法やデザインにも積極的に取り組み、より魅力的な作風を目指している。

駒野幸子さんの写真

とんぼ玉の写真

 

乗馬鞍

 富里市

池上豊

西洋乗馬鞍は、明治以降に日本で製造が始まった。

池上さんは、東京で馬具製作の技術を学んだ先代(父)から技術・技法を受け継ぎ、現在も富里市で乗馬鞍などの製作を続けている。

池上さんの乗馬鞍は、現在でも、明治時代から変わらない原材料である牛革をイギリスから輸入し、製造開始当初からの伝統技法である二本針縫いなどにより製作される。

馬と縁の深い富里市の工芸品に相応しい、地域の歴史とともに歩む工芸品である。

作業の様子

乗馬鞍の写真

 

屏風

 市川市

田島義弘

市川市で屏風を製作する田島さんは、この道一筋の職人である。

下張り蓑張りや蝶番などの伝統技法を後世に伝えるため、家業の傍ら、県の職業訓練校などで後進の育成に尽力してきた。平成9年には、極めて優れた技能を有する者に与えられる「千葉県の卓越した技能者」として表彰を受けている。

「屏風は、部屋の雰囲気に合わせ絵柄を楽しむもので、和室だけでなく洋室にも飾ってほしい」と田島さんは語る。

田島義弘さんの写真

屏風の写真

 

佐原ラフィア

 香取市

石井登貴子

石井さんは、昭和六十年度に県の伝統的工芸品に指定された「佐原ラフィア」の製作者であり、ラフィア工芸家の第一人者であった石井かね氏の元で、夫の石井莊道氏(平成七年度県伝統的工芸品指定)とともに昭和五十年頃からラフィア工芸に従事し、その伝統技術を継承してきた。

ハンドバッグを中心に製作をしており、実用性という点からも、使いこむほどに柔らかさとつやを増すということで、数々の愛好家からも好評を得ている。

石井登貴子さんの写真

佐原ラフィアの写真

 

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