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更新日:平成29(2017)年8月4日

伝工:染色品

萬祝半天

 鴨川市

角田光弘

江戸時代から続く萬祝着の染色技法を継承し、萬祝半天を製作する角田さん。十五歳からはじめてこの道五十二年。鋸南から九十九里にかけて、関東大震災の頃まで盛んに作られ、染屋もたくさんあったが、今では数少ない染物師。

柄は、「三人囃子」、「大黒様」、「恵比寿様」等約三十種類。染色工程をすべて終えてから、目や顔を一つ一つ書き入れて仕上げる。

 

角田さんの写真

角田さんの作品の写真

 

 

鴨川萬祝長染

 鴨川市

鈴木幸祐

萬祝は、もともと豊漁に際して船主が褒賞として漁師に贈る晴れ着であり、豊漁祈願やお礼参りの際に帯を締めずに着物の上からはおるもので、縁起のいい図柄が極彩色で染め抜かれている。

鈴木さんは、「萬祝長着」で昭和六十二年度に県の伝統的工芸品に指定された父栄二さんの技術を受け継ぎながら、古くからの長着や半天の他にノレンやテーブルクロスなど、その染色技術を現代風に生かしている。

 

鈴木幸祐さんの写真

鈴木幸祐さんの作品の写真

 

 

萬祝式大漁旗

 銚子市

宮澤紀年

わが国を代表する漁港の町、銚子において、漁船の進水式、結婚などの祝用の旗として大漁旗を製作する宮澤さん。

江戸時代から続いた豊漁を祝う晴着「萬祝着」の染色技術を継承し、綿布にもち米の糊で文字や絵を描き染色する。

製作者の宮澤さんは、八代目で、創業は江戸時代の文化文政年間であるとのこと。

 

宮澤紀年さんの写真

宮澤紀年さんの作品の写真

 

 

萬祝式大漁旗

 銚子市

小澤克己

元治元年(一八六四年)の春、銚子の外川はイワシの空前の豊漁に沸き返り、有名な「大漁節」はそれを祝って作られたという。

その外川港を見下ろす小澤さんの作業場では、今日も極彩色に染め抜かれた大漁旗が次々に仕上がっていく。十五歳でこの道に進み、平成元年に他界した父親忠一さんの下で、「萬祝着」の染色技術と図柄を生かした大漁旗作りの腕を磨いた小澤さん、今、その技に全国から注文が舞い込む。

 

小澤克己さんの写真

小澤克己さんの作品の写真

 

 

友禅染

 松戸市

中澤英高

千葉県の西部、江戸川に近い松戸で今日も友禅を染める中澤さん。

友禅染の歴史は江戸時代の中期に始まり、京友禅や加賀友禅が有名であるが、中澤さんは昔ながらの友禅染の技法を受け継ぎながら、新しい図案の創作にも意欲的であり、その作品は注目されている。

 

中澤英高さんの写真

中澤英高さんの作品の写真

 

 

手描友禅

 松戸市

篠原清治

松戸市の上本郷で手描友禅の染色に励む篠原さん。

昭和三十八年より模様師中林弘幸氏のもとで修業を重ね、江戸時代から続く手描友禅の技術を修得、以後昭和五十年に同市において「友禅工房篠原」を開設し、現在に至っている。

「女性の優しさ、神秘性、誇り等、本来の美しさを引き出せるような着物を創作していきたい。」と語る。

 

篠原清治さんの写真

篠原清治さんの作品の写真

 

 

下総染小紋

 船橋市

鈴木保雄

染小紋は江戸時代中期に男女の別を問わず広く愛用されたが、その後徐々に模様は多種多様化し、女性専門の着物として定着し現在に至る。

鈴木さんは、染小紋一筋だった父冨雄さんが独立開業した昭和四十四年以来、父の手ほどきで染小紋の技術技法を修得した。

染小紋の全工程を昔ながらの技術技法を守って製作している。

 

鈴木保雄さんの写真

鈴木保雄さんの作品の写真

 

 

手描金更紗

 木更津市

中野敏夫

江戸との間を往来する「木更津船」によって、華やかな江戸の文化がもたらされた港町・木更津。

昭和五十四年、都内から居を移し閑静な住宅街の一角に「木更津工房」を開いた中野さんが、金や銀で彩色した手描きの更紗を作り続けている。

友禅染の発達に影響を与えた更紗は、室町時代に渡来し、当時その特有の模様がもてはやされた。とりわけ、金更紗は金華布とも呼ばれ珍重されたが、現在も文字どおり光彩を放っている。

 

中野敏夫さんの写真

中野敏夫さんの作品の写真

 

 

下総染

 佐倉市

栗原康司

栗原さんは、四代目の染色師である。創業は明治二十年であり、その後は藍染の老舗として近年まで続けた。

しかし、化学染料の発達とともに、藍染が減るなかで、栗原さんは、藍染の良さを守り続けている。現在、県内で藍染を専門としている唯一の人である。

藍がめ八十本を管理しており、そのいずれもが生きており、温度管理がまた大変であると語る。

 

栗原康司さんの写真

栗原康司さんの作品の写真

 


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