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更新日:平成29(2017)年8月4日

伝工:金工品

下総鋏

 松戸市

野﨑吉之助

江戸川をはさんで東京都に隣接する松戸市小山、ここに工場を構える野﨑さん。

祖父が明治二十三年に新潟県三条市で創業、父親の代に上京し、その後、昭和五十九年度に「下総鋏」が県の伝統的工芸品として指定された兄の故喜一郎さんが三代目を継ぎ、野﨑さんは四代目。

平成二年度には、「千葉県の卓越した技能者」として表彰されるなど鋏作りに人一倍の情熱を注ぐ。銘も兄と同じ「光吉之」、その切れ味には定評がある。

 

野﨑吉之助さんの写真

野﨑吉之助さんの作品の写真

 

 

下総鋏

 松戸市

野﨑吉之

野﨑さんは昭和五九年度に県の伝統的工芸品に指定された伯父喜一郎さん、平成三年度に指定された父吉之助さんのもとで修行を重ね、五代目としてその技術を受継ぐ。

鋏を使い続けることで、刃と刃が噛み合って摩滅しあい、自然と刃が研がれ、永く切れ味が持続する鋏づくりを行っている。

手づくりの鋏の良さを追求し続けるとともに、若い世代への技術指導にも積極的に取り組んでいる。

 

野﨑吉之さんの写真

野﨑吉之さんの作品の写真

 

 

下総鋏

 松戸市

北島和男

北島さんは、二代目「平三郎」として松戸市で鋏づくり一筋に打ち込んでいる。

父の平三郎さんは、日本のラシャ切鋏の創製者吉田弥十郎氏の流れをくみ、北島さんは父平三郎さんが取得、継承した技術を受け継ぐ。

以来五十三年間鋏作りの伝統と技術を守りとおしてきたベテランである。

製法は全て手作りの「総火造り」にこだわり、一生使える上物の鋏の製作を頑なに守っている。

 

北島和男さんの写真

北島和男さんの作品の写真

 

 

下総鋏

 松戸市

宇梶國雄

宇梶さんは、親子二代にわたり布地の裁断に用いられる羅紗切鋏を専門に製作している鋏鍛冶。

その技術は、同じ「下総鋏」の北島さんや「房州打刃物」の石塚さんと同様に羅紗切鋏創製者の吉田弥十郎氏の流れをくみ、日本刀の鍛練技術と同じ「総火造り」の製法で世界でも類のない日本独特の製法として現在に伝えられたものである。

銘は、二代目「常正」。

 

宇梶國雄さんの写真

宇梶國雄さんの作品の写真

 

 

房総打刃物

 成田市

石塚洋一郎

「房総風土記の丘」や「房総のむら」に近い成田市松崎で、総火造り“の伝統を守る石塚さん。

祖父の故長太郎さんが我が国におけるラシャ切鋏の始祖吉田弥十郎氏に師事して修得した技術を、亡き父正次郎さんが継承し、さらにこれを受け継ぐ。「総火造りが鋏作りの原点であり、私の生きる道」と情熱を燃やす石塚さんにとって、昭和五十六年度に「現代の名工」に選ばれた偉大な父を超えることも、後継者としての使命である。

 

石塚洋一郎さんの写真

石塚洋一郎さんの作品の写真

 

 

佐倉鍛造刃物

 酒々井町

稲坂徳太郎

稲坂さんは、日本古来の「総火造り」の手法を江戸時代から受け継いでいる鍛冶職人であり、十三歳から父の手ほどきを受け、以後五十四年にわたり刃物づくりに取り組んでいる。

現在では、農具だけでなく、包丁や小刀等の日常生活用品の製作にも取り組んでおり、研ぎ込み使い込む程、手に馴染み愛着をもって長く使える鍛造刃物の良さを多くの人に知ってほしいと普及とより一層の技術の向上に努めている。

 

稲坂徳太郎さんの写真

稲坂徳太郎さんの作品の写真

 

 

房州船鋸

 鴨川市

粕谷實

粕谷さんは、昭和五十九年度に伝統的工芸品の県指定を受けた亡き先代、粕谷雄吉さんの伝統技術を引き継いで、木造船が少なくなった現在でも、かたくなに伝統を守って房州船鋸を製作している。

立挽、穴引等二十八種類ほどの船鋸のほか、家大工用の鋸を純度の高い安来鋼を使い、地取りから目立て、焼入れ、仕上げまで手作業で作っている。

 

粕谷實さんの写真

粕谷實さんの作品の写真

 

 

房州鋸

 鴨川市

粕谷雄治

粕谷さんの鋸は、江戸時代から船鋸として受け継がれた伝統の品で、祖父雄吉さん、父實さんとも「房州船鋸」で県の伝統的工芸品の指定を受けている。船鋸は、船大工が造船の際に用いる鋸で、木材の材質が堅いため切れ味の良さが要求された。

現在では、木造船の需要も減り、船鋸だけでなく、それぞれの用途に応じ、刃や形を工夫した多種類の鋸を船鋸の製造工程と違うことなく製作し、その伝統を守っている。銘は、「中屋雄造正直」。

 

粕谷雄治さんの写真

粕谷雄治さんの作品の写真

 

 

関東牛刀

 柏市

八間川義人

八間川さんは、代々刃物鍛冶の関守永氏が継承している伝統技術を受け継ぎ、かつて東京周辺で生産されていた「関東牛刀」と呼ばれる牛刀(洋包丁)の製作に取り組んでいる。原材料の鋼材から整形、焼入焼戻、研ぎ、柄付けなどすべての工程を伝統的な総手造りで作り上げた牛刀は、肉を扱う職人だけではなく一般家庭でも使用されている。銘は「光月」。

 

八間川義人さんの写真

八間川義人さんの作品の写真

 

 

日本刀

 南房総市

江澤利春

南房総市下滝田で日本刀を製作する江澤さん。

昭和四十九年に人間国宝である隅谷正峯氏に師事し修業を重ね、昭和五十四年に文化庁より刀剣製作の承認を受け、昭和五十五年に独立し、鍛練所を開設した。

その後、新作名刀展において特別賞(日本美術刀剣協会長賞)を受けるなど数々の受賞がある。

刀銘は「利宗」。

 

江澤利春さんの写真

江澤利春さんの作品の写真

 

 

日本刀(美術刀剣)

 千葉市

松田周二

千葉市に鍛刀場をもつ松田さんは、昭和四十九年に刀匠故高橋次平氏に師事し修行を重ね、昭和五十五年に文化庁より作刀承認許可を受け、昭和五十六年に船橋市に鍛刀場を開設した。鎌倉時代の刀の再現にこだわり、二十年以上製作を続け、平成十七年に千葉市に鍛刀場を移設した。

古刀の味わいがあり、物静かで繊細な刃文が特徴で、新作刀展覧会(日本美術刀剣保存協会主催)において文化庁長官賞受賞など数々の受賞がある。刀匠名「次泰」

 

松田周二さんの写真

松田周二さんの作品の写真

 

 

成田打刃物

 成田市

石塚祥二朗

成田打刃物は、石塚さんの祖先である刀匠の流れを汲み、さらに曽祖父が修得した裁ち鋏の形状の利点を取り入れた、独特の風合いのある刃物類である。

伝統の総火造りで製作される刃物は、強靭な粘りがあり、その切れ味の良さとともに、長期間使用し続けることができるのが特長。

石塚さんは、伝統技法を変えることなく、現代の生活や趣向にも受け入れやすい工芸品づくりを目指している。

 

石塚祥二朗さんの写真

石塚祥二朗さんの作品の写真

 

 

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