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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年7月19日

ページ番号:353797

くろまぐろ型TACに関する千葉県計画(試行)の策定について(平成29年6月30日)

発表日:平成29年6月30日
農林水産部水産局漁業資源課

太平洋クロマグロについては、平成27年から、国際公約に基づき国が漁獲量の上限を定め、県は国の示す枠内で1年間の管理計画を策定し管理を行っています。
今般、県では、本年7月から翌年6月までの第3管理期間におけるクロマグロの管理を適切に行うため、国の指導に基づき「くろまぐろ型TACに関する千葉県計画(試行)」を策定しましたのでお知らせいたします。
なお、新計画では、先獲りの不公平感が生じないよう、地域別の枠を設けるなどの見直しを行っています。

計画の概要

1計画期間

平成29年7月1日~平成30年6月30日(第3管理期間)

2国が定めた千葉県の太平洋くろまぐろの漁獲可能量

  • 30kg未満の小型魚:
    50.3トン
  • 30kg以上の大型魚:
    我が国全体の漁獲量が4,882トンを超えないよう管理する。(県に対する割当なし)

3小型魚の採捕種類別に定める数量

  • 定置網漁業の数量:
    11.5トン
    本県は他の道府県とで構成される共同管理に参加するため、関係県全体で管理する。
  • 漁船漁業等の数量:
    38.8トン
    漁船漁業等(曳き縄漁業、はえ縄漁業等)については、地域別の割当数量で管理する。

漁船漁業等の数量について

地域名

漁獲上限量

(1)銚子地区(銚子市~大網白里市)

10.4トン

(2)夷隅地区(白子町~勝浦市)

18.9トン

(3)安房地区(鴨川市~富津市)

9.5トン

合計

38.8トン

※平成23~27年の漁獲実績に基づき、地区ごとの割当数量を定めた。

4漁業者が実施すべき取組

関係漁業協同組合及び所属漁業者は、「3小型魚の採捕種類別に定める数量」を超過しないよう漁獲状況に応じて、操業の抑制に努める。なお、地域別に定めた数量の9割に到達した場合は、くろまぐろを目的とした操業の自粛を実施する。

5県が実施する取組

漁協から報告のあった漁獲量を取りまとめ国へ報告するとともに、地域別の数量の消化状況に応じて、7割で注意報、8割で警報を発出し、9割に達した際は操業自粛を要請する。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部漁業資源課資源管理班

電話番号:043-223-3037

ファックス番号:043-201-2616

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