食中毒の発生について（令和5年6月16日）

発表日：令和5年6月16日
健康福祉部衛生指導課

概要

令和5年6月9日（金曜日）午後2時半頃、東金市内の医療機関から「当院の入院患者及び職員が下痢等の症状を呈している」旨の通報が山武保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、6月8日（木曜日）に当該医療機関内の給食施設において給食委託事業者が調理、提供した食事を喫食した当該医療機関の利用者及び職員539名のうち、27名が下痢、腹痛等の症状を呈していることが判明した。

患者に共通する食事は、当該医療機関内の給食施設において調理、提供された食事に限られており、患者から食中毒の病因物質であるウエルシュ菌が検出されたこと、患者の発症状況がウエルシュ菌によるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、山武保健所長は、当該医療機関内の給食施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

なお、患者は全員回復している。

1 喫食者数

539名

2 患者数

27名（調査中）（入院患者20名、デイケア5名、職員2名）

（内訳）男性 22名（29～86歳）　女性 5名（17～78歳）

3 受診状況

20名（本食中毒により入院した者はなし）

4 主な症状

下痢、腹痛

5 発症日時

令和5年6月8日（木曜日）午後7時頃から

6 原因施設

所在地：東金市
業種：飲食店営業

7 原因食品

6月8日（木曜日）昼に当該医療機関内の給食施設で調理、提供された食事

（主な献立）肉じゃが、たぬきうどん等

8 病因物質

ウエルシュ菌

9 行政措置

営業停止3日間（令和5年6月16日から6月18日まで）

参考

令和5年度食中毒事件発生状況（令和5年6月16日現在速報値）
区分	千葉県	船橋市	合計	昨年度同期
件数	6	4	10	7
患者数	97	4	101	17
死亡者数	0	0	0	0

注：本日発表分含む