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更新日:令和6(2024)年3月21日

ページ番号:1365

購入後すぐに不具合が見つかった中古車、修理してもらえるか?

相談者から

中古車を購入後すぐに不具合が見つかり、有償修理が必要と言われたが、無償修理してもらいたい。

消費者センターから

中古車の購入を巡っては、「買ってすぐに、エンジンがかからなくなった。」「走行中、しばしばエンジンがストップする。」「事故車であることが分かった。」「代金を支払ったのに、納車されない。」など、様々なトラブルについて、相談が寄せられています。

中古車については、(社)自動車公正取引協議会外部サイトへのリンクの自主的なルールとして、販売の態様を「保証付き販売」と「保証なし(現状渡し、整備渡し)販売」に分けています。また、走行距離や事故歴の有無など、一定の事項を表示するよう義務付けています。

引き渡しを受けた後に見つかった不具合については、「保証付き販売」であれば、無償で修理を求めることができます。しかし、「保証なし」の場合は、原則として、無償での修理を求めることはできませんが、故障が「隠れた瑕疵」(中古車に当然予想される通常の自然消耗とはいえない不具合)であれば、無償修理を求めることができます。

中古車を購入する際には、

  • (社)自動車公正取引協議会や日本中古自動車販売協同連合会の加盟店であるかどうか確認すること。
  • 販売業者は、自動車公正競争規約により、自動車に関して、「価格」「走行距離数」「修復歴の有無」等所要事項の表示を義務付けられているので、確認すること。
  • 多少の価格差はあっても、「保証付き販売」の中古車を選択すること。

などを心掛けることで、トラブルを防ぎ、又はトラブルになっても速やかな解決が可能となるものと期待できます。

おかしいな、あるいは不審に思ったら、千葉県消費者センター又はお住まいの地域の消費生活センターに相談してください。

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