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報道発表案件

更新日:令和2(2020)年4月17日

ページ番号:340371

ジャンボタニシの防除対策について

発表日:令和2年4月16日
農林水産部安全農業推進課

九十九里地域を中心に、県内の31市町村で発生が確認されているジャンボタニシは、田植後、間もないイネの苗を食害し、収量を減少させることから問題となっています。
被害軽減や発生地域の拡大防止を図るためには、水田での防除対策に加え、発生源である水路での貝の増殖を防止する対策に取り組むことが重要です。
そこで、地域が一体となり、被害軽減を目指す取組を支援する補助事業を今年度から実施することとしました。

1.ジャンボタニシ(和名スクミリンゴガイ)とは

南米原産の淡水巻貝の一種で、昭和50年代に養殖用に海外から導入されたものが、野生化し、イネを食害するようになった。県内では、昭和61年度に初めて野生化が確認された。
水田や水路で越冬し、春季に気温が上昇すると活動を始める。田植直後の苗を食害し、イネの茎や水路の壁などに濃桃色の卵を産む。一卵塊には約10~200個の卵がある。成貝は5cm程度に成長する。

ジャンボタニシ

ジャンボタニシの卵塊

食害された水田

2.主な防除対策

  • 田の取水口にネットを設置し、貝の侵入を防ぐ。

  • 田植後、水位を浅く※(4cm以下)した栽培管理を行う。
    ※水の中を移動にしにくくさせ、食害を防止する。

  • 農薬を適期に散布する。
  • 貝や卵は見つけ次第、捕殺する。
  • 冬期に田を耕うんして貝を破砕するとともに、寒気にさらして死滅させる。
  • 水路の泥上げを行い、越冬している貝を駆除する。

3.ジャンボタニシ防除対策モデル事業(平成30年度、令和元年度)

地域が共同して発生源である水路での貝の駆除や泥上げを行い、被害軽減効果を検証した。

(1)実施主体:土地改良区、農村環境保全を行う地域協議会

(2)実施地区数:2地区(山武市、匝瑳市)

(3)取組内容:夏期の水路における卵塊払い落し、冬期の重機等による泥上げ及び貝の駆除等

(4)効果検証

  • 水路における泥上げ後の貝の生息密度※が49%(山武市)~68%(匝瑳市)減少した。
    ※貝の生息密度:1平方メートル当たりの貝の生息数)
  • イネの被害が軽減する傾向が確認された。
  • 農業者の防除に対する意識向上が見られた。

重機による水路の泥上げ

3.ジャンボタニシ緊急防除対策事業(地域ぐるみで取り組む総合防除対策推進事業)

ジャンボタニシの防除対策は地域の状況により異なるため、市町村単位で「地域防除対策協議会」を設置し、地域自らが「総合的な防除対策※」を検討、実践、効果を確認する取組に対し助成する。
※総合的な防除対策:「侵入防止対策」「食害防止対策」「越冬防止対策」「水路での貝密度低減対策」の取組を全て組み合わせて行う防除対策

(1)実施主体:地域防除対策協議会

(2)実施地区数:12市町村、17地区、490ヘクタール(予定)

ジャンボタニシの防除対策について(PDF:1,595KB)

お問い合わせ

所属課室:農林水産部安全農業推進課肥料・農薬班

電話番号:043-223-2888

ファックス番号:043-201-2623

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