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更新日:令和3(2021)年10月26日

ページ番号:17466

第466回千葉県開発審査会議事要旨

1.開催日時場所

平成30年9月11日(火曜日)午後2時00分開会

会場:ホテルプラザ菜の花4階「槙」

2.出席委員

山口用一委員(会長)、陶山嘉代委員、市川直樹委員、宗藤睦夫委員、澤田いつ子委員

3.傍聴者等

傍聴者3名

4.議事(公開審議)

第1号議案

調剤薬局(木更津市長)
〈提案基準34番 病院又は診療所に通院する患者の利便性を目的とした薬局〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

薬剤師の配置人員は1名とのことですが、内房整形外科クリニックの1日あたりの処方箋数を、薬剤師1名で処理できるのかという点について説明をお願いいたします。

2点目は、内房整形外科クリニックの土地を賃借し、薬局を建築する計画とのことですが、薬局従業員や来客者の駐車区画について、文書での契約が取り交わされているのか、口頭での了承のみなのかを確認させてください。

事務局

1点目の薬剤師の人数については、「薬局並びに店舗販売業及び配置販売業の業務を行う体制を定める省令」において、「1日平均取扱処方箋数を40で除して得た数以上」という基準が設けられています。本案件については、1日あたりの処方箋数を30枚と想定しており、省令の基準を満たしております。

2点目の土地の契約関係ですが、まず、内房整形外科クリニックと土地所有者間において、30年間の事業用定期借地契約を締結しています。続いて内房整形外科クリニックと本薬局間においては、転貸借として普通借地契約を締結しています。なお駐車場については、従業員及び来客者とも内房整形外科クリニックの駐車場を利用することになりますが、明確な利用範囲は定めていないため、空いている区画を利用することとなります。

第2号議案

共同生活援助事業所(グループホーム)(君津土木事務所長)
〈提案基準37番 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

グループホームの定員は、2名以上10名以下とのことですが、10名というのは絶対的な基準なのか、あるいは弾力的な運用が可能なものなのか教えてください。

それに関連して、2号議案と3号議案で男女の入居者が分かれているとのことですが、仮に10名定員で1つの建物の場合、男女はどのように分かれるのでしょうか。例えば階数で分かれるのか、それとも厳密には分けないのか確認させてください。

事務局

1点目の定員については、県の条例で基準が定められており、この条例において1住居あたり定員2名以上10名以下となっております。なお、これは建物を新築する場合であり、既存建築物を利用する場合は、定員20名以下と定められております。国の通知を準用しているものであり、千葉県はこの通知を遵守して運用を行っていると聞いております。

2点目の男女の分け方についてですが、これは基準の中で明確なものはなく、階数や同じフロア内の一定範囲内で区切るなど、運営者の方針において決めていくものと思われます。

委員

今回の案件については、7名以下で男性棟と女性棟に分かれているということですね。

事務局

そのとおりです。

第3号議案

共同生活援助事業所(グループホーム)(君津土木事務所長)
〈提案基準37番 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

宿直室にはどのような役割の方が入るのでしょうか。

事務局

宿直室には2名の生活指導員が入り、入居者の生活の補助などの業務を行います。

委員

事務局

2名の方は輪番制ですか。それとも複数配置なのでしょうか。

輪番制にて対応すると伺っております。

第4号議案

特別養護老人ホーム(市川市長)
〈提案基準37番 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

1点目は、開発区域について、どのような捉え方が妥当なのか。土地利用計画図では8,698平方メートルで、既存建築物の敷地も含まれていますが、予定建築物については新規の部分のみとなっていると思います。どのように整理したらよいのかもう一度説明をお願いします。

2点目は提携病院について、既存施設は一条会病院と提携していますが、今回の定員増に伴い、新東京病院も新たに提携病院とするとのことですが、その使い分けはどのような運用基準で行うのでしょうか。

事務局

1点目の開発区域の考え方についてですが、今回、予定建築物を建築するにあたり、既存建築物の敷地も含めて一体的な利用がなされると許可権者で判断しており、既存の建築物と予定建築物を含めた開発区域となっております。

2点目の提携病院の件ですが、既存施設は「一条会病院」及び「大野中央病院」と提携契約を結んでおります。今回新設する施設は、「一条会病院」の他に新たに「新東京病院」とも提携契約を交わしております。緊急時の搬送等については、2つの病院とも利用しますが、「新東京病院」については、週2回医師が訪問するという嘱託医の契約を別途結ぶこととなっております。

委員

確認ですが、既存建築物の敷地が従前と今回とで少し変わったので、既存部分も含めた開発区域となっていると説明がありましたが、仮に、この敷地境界線が従前の開発区域のままであれば、既存部分を含める必要はなかったという理解でよろしいでしょうか。

事務局

ご指摘のとおり、既存建築物の敷地形状が従前と変わらない場合は、建物および排水等はそれぞれの敷地で完結することとなり、それぞれ単独の開発区域と判断されると許可権者に確認しております。

第5号議案

特別養護老人ホーム(流山市長)
〈提案基準37番 社会福祉施設等〉

事務局から案件の概要説明が行われ、以下の質疑応答の後、諮問のとおり承認された。

(質疑応答)

委員

メインの出入り口はどこになるのか教えてください。

事務局

入居者の送迎車両は、東側の市道118号線から入り、南側の市道204号線に出るということを想定しております。

委員

職員用の駐車場が32台分あるとのことですが、同様に出入りするのでしょうか。

事務局

職員の通勤に関しては、駐車場が多く配置されている南側の市道204号線からの出入りを想定しております。

委員

切土量が多く、多量の土砂を搬出すると思いますが、トラック何台分くらいになるのでしょうか。

事務局

区域外へ約3,274立方メートルの土砂を搬出する計画であり、10tダンプで1日当たり6台、およそ30日間かけて搬出することを想定しています。

委員

工事用車両はどちらの道路を利用するのですか。

事務局

南側の市道204号線は大型車両通行規制箇所となっておりますので、原則として東側の市道118号線から出入りします。ただし、南側の市道204号線から出入りする場合には、流山警察署に通行許可申請書の手続きを経たうえで通行することになります。

委員

看護職員の控室というのは、どこになるのでしょうか。

事務局

建物平面図に看護職員室という記載はございませんが、1階の介護職員室を看護職員も利用します。申請図面において、介護職員室兼看護職員室となっていることを確認しております。

 

 

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部都市計画課開発審査班

電話番号:043-223-3245

内線:3245

ファックス番号:043-222-7844

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