東京外かく環状道路連絡協議会第48回環境保全専門部会の結果

1.開催日

令和2年9月9日（水曜日）14時～15時

2.開催場所

千葉県教育会館

3.議事内容

（1）令和元年度東京外かく環状道路連絡協議会環境保全専門部会開催結果について
（2）東京外かく環状道路の整備状況について
（3）環境保全対策の進捗状況の確認について
（4）供用後監視計画に基づく環境監視結果について
（5）部会の進め方について

4.開催結果

議事(1)について

令和元年度環境保全専門部会（第47回）の開催結果について確認した。

議事(2)について

事業者から、（資料2）により事業経過の報告を受けた。
工事箇所一覧表（別紙1）及び工事箇所位置図（別紙2）により、契約中工事の報告を受けた。

議事(3)について

事業者から、（資料3）により、環境保全対策の進捗状況の報告を受けた。

議事(4)について

事業者から、（資料4及び5）により、供用後監視計画に基づく環境監視結果の報告を受けた。

議事(5)について

事務局から、（資料6）により、令和3年度は年1回部会を開催する予定であることを説明した。

主な質疑

（質疑1）
京葉JCTの工事の状況と今後の見込みについて教えてほしい。
（回答1）
京葉JCTのランプ工事はまだ実施していない。工事のための契約が今年度内に完了する。
ランプ工事の完了時期は、令和7年度を目指している。

（質疑2）
クロマツの移植について、どのように移植しているのか。また、活着状況について教えてほしい。
（回答2）
移植する前に委員会を設けて、移植方法を検討し、2年度に渡り根巻き工事をして、現在の地に移植している状況である。今のところ、枯れ等は生じていない。

（質疑3）
資料5の、大気質・騒音・振動についてだが、事業の影響を評価するために、供用前の状況、バックグラウンドと比較して、事業による影響、非悪化の状況について評価をするかどうか、といったところを教えて頂きたい。
（回答3）
環境監視計画では、環境保全目標（環境基準）で評価している。

（質疑4）
各市が騒音規制法に基づく常時監視や苦情に基づいて外環に関係する騒音や振動を測定した結果はあるか。
（回答4）
市川市は、騒音については常時監視で3地点、苦情で1地点調査しており、全て環境基準を満たしていた。振動については、常時監視で3地点、苦情で1地点調査して、要請限度を超えていなかった。
松戸市は、市独自に、外かん沿道の3地点、周辺道路の4地点で調査しており、全て環境基準を満たしていた。振動についての調査は実施していない。

（質疑5）
地下水位についての調査は実施しているのか。
（回答5）
地下水位の調査については、供用後環境監視計画に基づき供用後1年目のみの調査となるため、供用後2年目は実施していない。

（質疑6）
京葉JCTの工事の際の地下水位の調査の位置づけはどのようになっているのか。
（回答6）
京葉JCT工事に伴う地下水位の監視については、今回の供用後監視計画とは別物であるが、工事中の地下水位の監視として実施する。

5.会議資料

第48回の会議資料は下記からダウンロードできます。