雑用水利用の必要性
雑用水利用を促進し、節水型社会を目指すことには、次のような意義があります。
1.水需要の抑制
- 上水道給水量の節減(水道水の節約)。
- 水需給の安定化を図る。
2.非常時の水源・水害リスクの低減
(渇水時)
- 上水道の使用量を減らすことにより、渇水時の影響を緩和する。
- 汚水は定常的に発生することから、その処理水の活用は有効。
(災害時)
- 自前の水処理施設を持ち、トイレ洗浄水等の雑用水を確保しておくことは、家庭・地域・施設の重要な備えとなる。
- 住まいや建物、敷地での雨水貯留は流出抑制となり、都市型水害(内水氾濫・都市河川の氾濫)の被害を低減。
3.環境への配慮
- 水の循環利用や雨水の再利用により環境への負荷を低減。
- 上下水量の低減により、浄水や水処理に関わるエネルギーを節減。
- 雨水の貯留や土中への浸透による流出抑制、地下水涵養、湧水の維持・回復。

幕張メッセモールの雑用水利用
(下水処理場の水を利用しています)
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