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報道発表案件

更新日:令和7(2025)年7月11日

ページ番号:29196

令和元年度県内海水浴場の水質調査結果(遊泳期間前)

発表日:令和元年6月27日

環境生活部水質保全課
商工労働部観光企画課

千葉県内の海水浴場(18市町村61箇所)について、遊泳期間前の水質調査を実施し、その結果を取りまとめましたのでお知らせします。
調査の結果、全ての海水浴場が、海水浴場として適した水質でした。
また、放射性物質・病原性大腸菌O-157については、全ての海水浴場で不検出でした。
なお、水質調査を実施した61箇所のうち、57箇所の海水浴場で開設が予定されており、開設予定期間及び主な安全対策についても併せてお知らせします。

1.県内海水浴場の水質調査結果

(1)調査海水浴場:18市町村61箇所

(2)調査実施機関:千葉県

(3)調査期間:平成31年4月16日から5月14日まで

(4)調査項目

  • ア判定基準項目:ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度
  • イ放射性物質:セシウム134、セシウム137
  • ウその他の項目:病原性大腸菌O-157、水素イオン濃度(pH)、気温、水温

(5)調査結果概要

ア海水浴場の水質判定は、全ての海水浴場で「適」または「可」でした。

  • 「適」判定の海水浴場・・45箇所(73.8%)
    「水質AA」・・・・・19箇所(31.1%)
    「水質A」・・・・・・26箇所(42.6%)
  • 「可」判定の海水浴場・・16箇所(26.2%)
    「水質B」・・・・・・16箇所(26.2%)
    「水質C]・・・・・・0箇所(0%)

イ放射性物質は、全ての海水浴場で不検出でした。

ウ病原性大腸菌O-157は、全ての海水浴場で不検出でした。

判定 令和元年度
調査結果

平成30

年度
調査結果

ふん便性大腸菌群数
(海水浴場の水質判定基準)
油膜の有無
(海水浴場の水質判定基準)
COD
(海水浴場の水質判定基準)
透明度
(海水浴場の水質判定基準)
「適」
水質AA
19
(31.1%)
13
(20.6%)
不検出(検出下限:
2個/100ミリリットル)
認められない 2ミリグラムパーリットル以下 全透(水深1
メートル以上)
「適」
水質A
26
(31.1%)
43
(31.1%)
100個/100ミリリットル以下 認められない 2ミリグラムパーリットル以下 全透(水深1
メートル以上)
「可」
水質B
16
(26.2%)
6
(9.5%)
400個/100ミリリットル以下 常時は
認められない
5ミリグラムパーリットル以下 1メートル未満~50センチメートル以上
「可」
水質C
0
(0%)
1
(1.6%)
1,000個/100ミリリットル以下 常時は
認められない
8ミリグラムパーリットル以下 1メートル未満~50センチメートル
以上
不適 0
(0%)
0
(0%)
1,000個/100ミリリットルを
超えるもの
認められない 8ミリグラムパーリットルを超えるもの 50センチメートル未満
合計 61
(100%)
63
(100%)
 -  -  -  -

判定に用いる測定値は、2日間の平均値による

四捨五入の関係で、合計が一致しない箇所があります。

水浴場の放射性物質に係る水質の目安(水浴場の放射性物質に関する指針(環境省))

  • 放射性セシウム134及び放射性セシウム137の合計:10ベクレル/リットル以下

2.県内海水浴場の開設予定期間及び主な安全対策

(1)開設予定数:17市町村57箇所

(2)開設予定期間:7月1日から8月31日まで(海水浴場ごとに異なる)

(3)主な安全対策

  • ア水難事故防止対策
    • 無謀遊泳の撲滅に向けた周知の徹底
    • 監視・救護体制の強化
    • サメ等危険生物に対する監視及び発見時の広報周知の徹底等
  • イ地震・津波発生時における危機管理及び安全確保対策
    • 市町村による津波ハザードマップ、津波避難計画の再確認または作成の促進及び関係施設等への周知の徹底
    • 市町村による確実な情報伝達体制の確保
    • 海水浴場等における、地震・津波対応マニュアル等の再確認または作成の促進等

3.参考資料

お問い合わせ

所属課室:環境生活部水質保全課水質監視班

電話番号:043-223-3816

ファックス番号:043-222-5991

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