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更新日:令和3(2021)年5月19日
ページ番号:9191
平成28年6月1日に南房総市岩井、富浦、高崎、館山市波左間、鴨川市天津においてヒラメの稚魚8.1万尾が放流されました。このヒラメは、富津市小久保にある県水産総合研究センター種苗生産研究所富津生産開発室で3月に採卵・ふ化、3cmになるまで育てられた後、南房総市白浜にある千葉県水産振興公社白浜事業所で8cmまで育てられました。今年度は7月にかけて富津から銚子の県全域で計94万尾が放流される予定です。ヒラメの成長は早く、放流から1年ぐらいで漁獲サイズの全長30cm前後になります。
県ではヒラメ資源の維持増大のため、昭和57年から種苗放流を行い、漁業者は小型魚保護などの資源管理を行っています。その効果もあって、資源量は高位水準で増加傾向にあり、漁獲量も近年は増加傾向にあります。
遊漁者の皆さんも資源保護のため、小さなヒラメは海に返すようご協力をお願いします。大きくなって、戻ってきてくれるかもしれませんよ。
ヒラメの稚魚
ヒラメの放流
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