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更新日:令和5(2023)年4月20日

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第6回議事録:冒頭(障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり推進会議)

議事録

(司会)
まずは資料の確認をさせていただきたいと思います。お手元に資料一覧を配付させていただいておりますので、配付漏れがないかどうか、御確認をお願いいたします。
それでは、ただいまから「第6回障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり推進会議」を開会いたします。
初めに川島健康福祉部長から、御挨拶を申し上げます。

(川島健康福祉部長)
健康福祉部の川島でございます。森田知事が所用のため出席できませんので、知事に代わりまして、御挨拶申し上げます。
本日はお忙しい中、御出席いただき、誠にありがとうございます。また、皆様方には日頃から県行政に対し、様々な分野で御協力をいただき、心からお礼申し上げます。
これまで約5年半の間に、視覚障害者の銀行利用の利便性の向上や、身体障害者による補助犬の利用拡大の推進、車椅子マークの駐車場での利用マナーの啓発等、様々な取組を行ってまいりました。
またこの間、国においても障害者基本法の改正、障害者虐待防止法の制定、障害者総合支援法の成立、さらには障害者差別禁止法の検討など、法制度の整備が進められているところです。
しかしながら現在県内では、約27万人の方が何らかの障害を抱えて暮らしています。その数は、今後高齢化の進展や社会情勢の変化等によって、ますます増えていくことが予想されるということです。
そういう意味で、今後この会議を通じて、障害をお持ちの当事者をはじめ様々な立場の方々が、共に暮らしやすい地域社会の実現に向けて議論し、制度や慣行の見直しを図っていくことは、大変意義のあることだと考えています。
昨年はオリンピックの年でした。ロンドンで開催されたパラリンピックでは、千葉県出身の国枝慎吾選手が車いすテニスで、大会初のシングルス2連覇を達成しました。
また田中康大選手は、水泳男子100メートル平泳ぎで、世界新記録で金メダルを獲得しました。さらに岐阜県で開催された全国障害者スポーツ大会においては、千葉県選手団が金メダルを48個獲得して、大活躍されたことが記憶に新しいところです。
スポーツの分野はもとより、社会のあらゆる分野において、障害のある人が自分らしい輝きを持ちながら生活していけるよう、皆様方から忌憚のない御意見やお力添えをいただければ幸いです。
結びに、本日御列席の皆様方の御健勝とますますの御活躍を祈念しまして、私から挨拶とさせていただきます。本日は、よろしくどうぞお願いいたします。

(事務局)
なお、本会議を運営するためには恒常の委員の半数以上の出席が必要とされていますが、本日は委員33名中、25名の方に出席をいただいていますので、会議は成立していることを報告申し上げます。
それでは議事に入ります。座長は知事が務めることになっておりますが、本日は所用のため、進行は、副座長の坂巻委員にお願いいたします。

(坂巻副座長)
おはようございます。副座長の坂巻と申します。私は毎日新聞の論説委員を長いこと勤めており、厚生労働省を担当していました。定年退職したあとに千葉の淑徳大学に移りまして、そこで障害者福祉等を教えたことで、千葉県とのつながりができているわけです。
私は、埼玉県の所沢に住んでいるのですが、千葉県の進んだ障害者の種々の施策を、埼玉県でも倣って欲しいなと思いながら、勉強させていただいております。
ご存じのとおり、この条例は千葉県が全国に先駆けて制定し、全国の自治体から注目され、かなりの自治体が同じような条例を作っております。その意味では、この条例を作ったあと、千葉県は障害者の差別をどのようになくす努力をされているのか、その中でこの推進会議の役割は何かというものが大変注目されているところですので、皆様方から忌憚のない御意見を伺えればと思っています。
自民党から民主党に政権が代わって、障害者自立支援法をやめて障害者総合福祉法をつくるということで政権が動いていたところが、またまた自民党に戻りました。そして障害者総合福祉法が、ご存じのように障害者総合支援法へと名前が変わりました。中味はそれほど大きな変化はないのですが、難病の方たちもこの対象になるということで、130の難病が指定されて、この法律の対象となります。そういう意味では、少しずつではありますが、進歩をしているわけです。
国の障害者予算も一般の予算が厳しい中で、10年間で2倍近くに増えています。その意味では、国を挙げての障害者福祉と充実に、これからも取り組んでいくことになると思います。残るのは差別禁止法でありまして、25年度の通常国会に出したいというように、自民党は考えているようです。そのあとは、国連の権利条約の批准ということで、二つの大きな問題が残っています。
これも国の問題だからということではなく、千葉県が率先して、地方の力で国を動かす形にできたらと思っています。今日の会議も皆さん方から自由な御意見を伺い、それをまた政治に移していただきたいと思っております。
それでは、これから私が進行係をさせていただきます。知事さんは、ちょっと選挙でお忙しいのだろうと思いますが、皆さん方の忌憚のない御意見を伺えればと思います。座らせていただきます。
時間が2時間と限られていますので、お手元にある資料を基に議論をしたいと思います。最初に、一番大事な推進会議がいままでどのように取り組んできたかということで、これは資料1ということになりますか。これについて1時間ほど議論をいたします。
そしてそのあとに、地域で障害のある人への優しい取組をされている色々な市民団体や、その他の方たちの取組の募集について、説明を簡単にしていただきます。そして障害者虐待防止法とか、災害時における障害者支援について考えるフォーラムの報告を含めまして、12時を目途に会議をしたいと思っています。
それでは最初に、これまで13項目の課題に取り組んでおりましたが、現状の取組について、山田障害福祉課長から御説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
視覚障害等の方がいらっしゃいますので、御発言がある場合には、最初にお名前を言っていただくことをお願いします。それでは山田課長、よろしくお願いします。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害者福祉推進課共生社会推進室

電話番号:043-223-2338

ファックス番号:043-221-3977

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