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更新日:令和5(2023)年5月8日

ページ番号:3078

平成29年度第5回千葉県総合支援協議会(第六次千葉県障害者計画策定推進本部会)議事録

1.日時

平成30年3月19日(月曜日)10時00分から11時55分まで

2.場所

千葉県庁中庁舎10階大会議室

3.出席者

(1)委員

高梨会長、寺田副会長、阿部委員、荒井委員、植野委員、飯田委員、海上委員、蒲田委員、川上委員、小林委員、斉藤委員、佐藤(彰)委員、澤田委員、白井委員、新福委員、杉田委員、鈴木委員、田上委員、貫井委員、藤尾委員、松田委員、三好委員、吉田委員、渡邉委員、倉田委員

(欠席委員:朝比奈委員、海上委員、亀山委員、佐藤(愼)委員、角田委員)

(2)県(事務局)

吉田障害者福祉推進課長、高品副課長、小菅共生社会推進室長、今成障害保健福祉推進班長、野口精神保健福祉推進班長、中島精神通報対応班長、共生社会推進室加藤主査、勝山副主査、牲川主事、岡田障害福祉事業課長、吉武副課長、桐原虐待防止対策班長、板橋法人指導班長、鈴木県立施設改革班長、井上事業支援班長、在原地域生活支援班長、池田療育支援班長

4.議題

(1)審議事項

〇1第六次千葉県障害者計画(案)について

  • 千葉県総合支援協議会(第4回)委員からの意見について
  • 第六次千葉県障害者計画パブリックコメントの実施結果について

〇2第六次千葉県障害者計画の推進体制について

〇平成30年度重点事業について

(2)報告事項

〇1第10回世界自閉症啓発デーinちばについて

(3)その他

5.議事概要

(障害者福祉推進課長)

障害者福祉推進課長の吉田でございます。今年度最後の本部会の開催にあたりまして、事務局を代表して御挨拶申し上げます。委員の皆様におかれましては、年度末の大変お忙しい中、御出席をいただきまして誠にありがとうございます。本日の本部会は第六次千葉県障害者計画の最終案を御審議いただくものでございます。計画案の策定にあたりましでは、この本部会を5回、6つの専門部会を計21回開催し、検討を重ねてきたところでございます。委員の皆様におかれましては、各専門分野に貴重な御意見を賜りますとともに、12月に開催しました県民向けフォーラムにおきましては、高梨会長をはじめとする何人かの委員の皆様におかれましては、パネリストを快くお引き受け頂き、大変な御尽力を賜りました。この場をお借りして厚く御礼申し上げる次第でございます。本日は計画の最終案に加えまして、計画策定後の推進体制等についても御審議いただきます。委員の皆様におかれましては忌憚の無い御意見をお願いしたいと存じます。最後に本県の障害者福祉の向上のため、今後も一層の御支援、御協力をお願いしまして、簡単ではございますが御挨拶とさせていただきます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局)

それでは、議事に入りたいと思います。進行を高梨会長にお願いします。よろしくお願いいたします。

(高梨会長)

改めまして、おはようございます。年度末のお忙しい中、御出席いただきましてありがとうございます。課長の御挨拶にもございましたが、本日は第六次計画の最終の審議になります。計画案から案をとる作業でございます。どうかよろしくお願いいたします。それでは議題に入りたいと思います。議題、審議事項(1)○1第六次千葉県障害者計画(案)について、事務局より説明をお願いします。

《事務局説明》

(高梨会長)

ありがとうございました。只今の説明について、質問やご意見等ございましたらお願いいたします。パブリックコメントの意見に対して、丁寧に対応して頂いているなと思いますが、計画に関するコメントは複数ございますので、皆様のお気付きの点ございましたらお願いいたします。

(高梨会長)

それでは、お考え頂いている間に私から事務局に質問です。パブリックコメントで出された意見について、このような修正をしたという公表は、意見をお寄せ頂いた方たちにはどのように行われるのでしょうか。

(事務局)

パブリックコメントの結果については、取りまとめまして4月ないし5月に県のホームページに、県の対応結果を県のホームページで公表させていただくこととなっています。

(高梨会長)

ありがとうございました。御意見、御質問等ございませんでしょうか。本日は最終確認になりますので、御意見がございませんでしたら取りまとめということとしたいと思います。よろしいでしょうか。

(異議なし)

(高梨会長)

それでは、各専門部会で策定いただいたものを第六次千葉県障害者計画案として取りまとめることといたします。なお、本部会の取りまとめた案につきましては、3月22日に開催されます千葉県障害者施策推進協議会で審議されることとなりますので御了承くださるようお願いします。それでは、続きまして審議事項の○2、第六次千葉県障害者計画の推進体制について、事務局から御説明をお願いいたします。

《事務局説明》

(高梨会長)

ありがとうございました。只今の説明について、御意見、御質問等ございましたらお願いいたします。

(高梨会長)

本部会の主な任務というのは、計画に関する進捗管理と次年度の重点事業ということになります。本部会員の任期は3年となっていますので、平成32年度の改選で第7次計画を策定することとまります。専門部会は任期が2年で、本部会の任期とずれていますので、31年度の改選で委員にになられた方達に第七次計画を担当して頂く形になると思います。御意見、御質問はございませんでしょうか。無いようですので最後に時間がございましたら全体を通して御意見等を頂きたいと思います。続きまして、審議事項〇3、平成30年度重点事業について、事務局より説明をお願いします。なお、主要施策1から4までの説明を行い、一度、質疑の時間としたいと考えております。それでは事務局からの説明をお願いします。

《事務局説明》

(高梨会長)

ありがとうございました。只今、主要施策の1から4までについて、来年度特に重点的に取組むべき事項について、説明を頂きました。まさに先程審議を頂きました第六次計画の中で取り組むべき重点課題の説明でございます。説明につきまして御意見、御質問等ございますでしょうか。

(小林委員)

政策的経費について、人件費・社会保障費いわゆる義務的経費を除いた分が30年度は19億ありますということですが、19億円の中に千葉県袖ケ浦福祉センターの指定管理費は含んでいますか。

(事務局)

社会福祉事業団への委託費について、社会保障費に位置付けられますので政策的経費には入っっておりません。

(小林委員)

先程、第六次計画の推進体制に関する説明の中で、予算の関係についても検討をしていくという方向性が示されましたが、社会福祉事業団がどんどん縮小していく中で、当然指定管理費が縮小していくと思います。現在も115名をきっているような利用者さんの状況で、7億円の指定管理料が支払われている。そういった部分についての議論を、会議の場で出来るということなのでしょうか。例えば7億円必要であったのが、5億円になりました。袖ケ浦福祉センターの強度行動障害の方が地域に分散し、暮らしていくためにそういった人達を支えていくような新たな仕組みを作るための予算について、第六次計画本部会、専門部会の中で議論できると考えてよいのでしょうか。

(事務局)

会議の場における議論は可能と考えております。

(小林委員)

分かりました。ありがとうございます。

(植野委員)

4ページの精神障害のある人の地域生活の推進に係る事業の「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」と「精神科救急医療の充実強化」に関連する質問として、聴覚障害をもった精神障害者の入院患者が地域移行する場合、十分な準備期間が必要になります。いきなり地域移行するとなると意思疎通、コミュニケーションの制約が出て慣れる時間が必要です。期間を定めての移行をした場合は逆効果になることがあり、相談が来ることがあります。ケースバイケースでの対応を要望します。また、措置入院の患者が速やかに入院できるようにとの記載がありますが、速やかにとのことについて、夜間等緊急で警察を呼ぶようなケースで措置入院に及ぶ場合があると思います。精神障害をもつ聾者の場合、聴覚障害者の場合コミュニケーションが上手くいかない。措置入院するとかえって上手くいかない場合があります。誤解をされる例が幾つか起こっています。手話通訳を付けないままという例もあるわけです。手話通訳を付けるかどうか上手くいかないことがあります。さらに、緊急通訳の依頼という部分に関しまして十分に県と市町村が連携できないことがありますので精神障害をもった聴覚障害のある方に関する対応については、すぐに通訳の手配ができる制度も併せてお考えいただきたいと思います。

(高梨会長)

ありがとうございます。他にございますか。

(荒井委員)

2ページの社会福祉施設等施設整備費補助金の関係です。これは県単の整備費でしょうか。国庫補助は除くということでしょうか。

(事務局)

こちらの事業は国庫補助事業でございます。

(荒井委員)

県単の整備費があり、それも含んでいるということでしょうか。それとも、県単分は除かれているんでしょうか。

(事務局)

国庫補助だけでございます。

(荒井委員)

県単の整備はここにはないということですか。

(事務局)

県単の整備といいますと具体的には何でしょう。

(荒井委員)

県単独施設整備補助は全て無くなっているんでしょうか。

(事務局)

アパートの買い取り等の事業はございますが、県単独の整備費補助は今現在はございません。

(荒井委員)

分かりました。では、この金額の算定根拠があれば教えていただきたいのですが、例えばグループホームのスプリンクラ―の設置に関する補助もここに含まれていると思いますが、国庫補助を受けるにあたって件数が限られることがあり、建物の新設や改修など施設整備を優先させて、スプリンクラーの設置に関しては県単の補助でここ何年間は全て賄うという形であったと思います。この3月までの設置が義務でしたのでそのような形で整備を急いだというのは分かりますが、4月からは、新規のところはすぐに設置しなければならないなど、色々な状況が出てくる中で、どのような対応を考えているのか、例えば国庫補助で対応していくのか、県単独事業で対応していくのかを含めての方向性を伺いたいと思います。

(事務局)

この378,000千円に関しましては、今年度の6月頃に支援施設に要望調査を実施し、その中で国に協議する額ということで計上しているものです。委員御指摘の通り、スプリンクラーの設置義務に関しては今年度が期限であり速やかに進めるため県単独補助事業を時限的に設けたものです。来年度以降については検討させていただきますが、基本的には国庫補助事業を活用した整備をしていくものと考えています。

(荒井委員)

そうすると、果たして間に合うのかという点が気になっていて、新規でつくる場合にはその時点から付けなければならないと義務化されているわけですが。国庫補助で対応するということで間に合うのかということです。今後、検討して頂ければと思います。以上です。

(高梨会長)

ほかにございますか。

(渡邉委員)

荒井委員の御発言に続いて、私のほうからも精神科病院からの地域移行に関しての現状をお伝えしますが、かなり頑張って病院のほうから長期入院患者を地域に退院する取組みをしておりますけれど、グループホームがもう飽和になりつつあります。新しいグループホームや改装したもの等を早期に地域支援としてつくっていかないと詰まっていて、ネックになっている現状があります。数年前ですと色々な事業で移すことが出来たのですが、だんだんと飽和に近付きつつありますので、先程の荒井委員からのスプリンクラ―のお話し等々早急に進めなければ間に合わないという点、私も同感です。検討をお願いしたいと思います。

(高梨会長)

御意見として、御配慮願いたいと思います。ほかにございますか。無いようでしたら主要施策の5から8について事務局から御説明をお願いします。

《事務局説明》

(高梨会長)

ありがとうございました。只今御説明を頂きました主要施策5から8について御意見、御質問がありましたらお願します。

(田上委員)

7ページの相談支援専門員養成研修についてです。厚生労働省は支援専門員の1人当たりの受け持ち人数を35名程度にするという方針を出しているようです。現時点では100、またそれ以上になっている状況を踏まえると3人必要になるわけです。82ページの表に30年度には900人に増やすとありますが、知的障害者だけでも3万9千人の対象者がいるということになりますと1,200人くらいの相談員を準備しないと計画がたてられない状況になると思うんです。また、今後障害のある人が増えていく状況で、このペースではセルフプランをやらなければいけない人が出てきてしまうと思うんです。もっとペースを上げて増やして頂けるようにして頂けるとよいと思います。

(高梨会長)

ありがとうございます。この件については相談支援専門部会でも以前から課題になっていたことだと思います。事務局のほうでお考えがありましたらお願いします。

(事務局)

平成30年度の報酬改定等で相談支援専門員1人あたりの担当する人数等が示されるわけですが、相談支援専門部会の中でも本来専門員1人あたりが担当する人数がどれくらいが適当なのかという議論がされてきておりますので、今の計画人数では足りないのではないかということも想定されます。国において相談支援専門員養成研修のカリキュラムの見直しが図られているところでございます。そういった動きも踏まえまして相談支援専門部会の中でも御意見を伺いながら進めていきたいと思います。

(高梨会長)

寺田副会長から補足があるようです。お願いします。

(寺田副会長)

田上委員からお話しがありました相談支援専門員の充実は極めて重要な課題であると思っております。ただ、国が示している相談支援専門員1人あたり月35件ということについて、受け持つ対象者数ということではなく、プラン作成とモニタリングの件数をあわせて月35件という考え方だということが、先日の国の会議で示されたところです。実際に県内の状況を考えますそこまでできている相談支援専門員はそう多くないという状況でございますが、実は相談支援専門員の負担をもっと軽減する、1人への支援をもっと充実させる体制を目指していきたいと思っています。

(高梨会長)

ありがとうございました。他にございますでしょうか。

(植野委員)

2点ございます。1点目はひきこもりに関することです。9ページにございますが、これまでの電話対応から訪問に力を入れていくという理解でよろしいでしょうか。また、ひきこもりについては1、2回の訪問では難しいわけです。数回、複数回、長期間等必要な場合もございます。市民サポーターも必要で、これからは各市において引きこもり支援に関する予算措置がされていくか等の見通しはいかがでしょうか。千葉市はすでにひきこもりサポーター制度を初めております。中核市も初めているのかお伺いします。

2点目です。オリパラに関連することです。これはバリアフリーという視点もあわせて、予算を確保しているのか。障害者スポーツにはバリアフリーの制約が伴います。それを改善することも含んでいるのかお伺いします。

 

(事務局)

ひきこもりにつきまして、今現在も電話だけではなくて訪問してくださいという依頼があれば、アウトリーチに出かけています。今精神保健福祉センターのほうでも積極的に訪問支援を行っているところですので、そちらの事業とあわせて少しずつひきこもりに対するアウトリーチの数を増やして行きたいと考えています。また、ひきこもりの支援に関する市町村のサポーター事業について、現在、ひきこもりの事業を行っているのは習志野市、佐倉市が実施しているところです。ひきこもりの支援については委員御指摘のとおり回数を重ねて行かないとなかなか会っていただけないという状況があります。先程の精神保健福祉センターのアウトリーチと併せて、市町村と連携をして、市町村も支援に入っていただく、やはり地元の市町村も巻き込まないと県がセンター方式で1箇所でやるというのは難しいと考えています。今後、市町村との連携を図っていきたいと考えています。

(事務局)

2点目の障害者スポーツに係る施設のバリアフリーに関するご質問についてです。基本的には各施設を所管している市町村等が行うものですが、県においてはスポーツ施設、県有施設についてバリアフリーの状況調査を行っております。また、来年度の新規事業で障害者のスポーツ施設の利用促進講座を開催します。スポーツ施設の障害者スポーツへの理解促進を図るために、障害者が施設利用する際に配慮すべき点ですとか注意点について施設管理者、市町村職員等に対する講座を実施することとしております。

(高梨会長)

ありがとうございました。他にございますでしょうか。もしなければ以上で議題1の審議事項について終了することになります。全体を通じて何かございましたらお願いいたします。

(飯田委員)

荒井委員も渡邉委員も御発言されていましたけれども、社会福祉施設等施設整備費補助金について、私どもも申請したことがございますが、工事の規模にもよりますが、国のスケジュ-ルどおりですと明らかに間に合わないという点があります。もう少し、利用しやすくしていただくためスケジュールを見直していただくよう県から国へ働きかけてほしいと思います。せっかくある制度ですが実際は使えないという現状もあるようですので、働きかけをお願いします。もう一つ、障害児等療育支援事業についてです。現在、予算の関係もあって利用回数に制限がかかっているという話があります。そこで、現状を教えて頂きたいということが1つです。せっかくある事業に回数制限があるのはどうか、利用者が増えているのであれば予算を増やして行くとか、そういう方向性が望ましいと思いますが、現状を教えていただきたいと思います。

(事務局)

障害児等療育支援事業の現状についてでございますが、いくつかの内容に分かれております。訪問療育相談支援事業につきましては1人当たり4回までの制限とさせていただいております。訪問療育支援事業につきましては1人当たり5回、外来療育相談支援事業につきましては1人当たり2回、外来療育支援事業の個別につきましては1人当たり5回、集団につきましては1人当たり5回、施設支援指導事業として、保育所等に対し支援するものにつきましては4回、学校につきましては2回という形で制限を設けております。なお、この事業に関しましては利用者負担がないため、1人でも多くの方がこの事業を利用できるように回数制限を設けさせていただいているところです。県の財政状況も厳しいところであり、前年度以上に予算要求することは非常に難しい状況でございますので、御理解をいただければと思います。

(高梨会長)

ありがとうございました。飯田委員よろしいでしょか。他にございますでしょうか。

(荒井委員)

予算の全体的なことに関してです。総額が6%増えているという説明で、政策経費は減っていますよね。内容も新規事業が1つだけとなっています。千葉リハビリテーションセンター再整備事業、これも既存施設の整備ということで、これから先、新規事業を行っていくのは難しいということなのか、ただ、小林委員がおっしゃったようにこういう会議の中で何か提案をしていけるのか、お伺いできればと思います。

(高梨会長)

以前、委員の中からお話しがございました。事業費に限界があるとすれば、取捨選択が必要ではないか。そういう議論の場があったらということで、県のほうで整理していただいたとおもいますが、イメージが分かるように御説明をいただけますでしょうか。

(事務局)

政策経費ということで、2億6千万円程減額となっております。ただ、事業費全体では増となっておりますので、その年の様々な要因があると思います。必ずしも新しい予算が付きにくいということではないかと考えております。内容的に減の要因としましては、社会福祉施設等整備費補助金が7千7百万円、袖ケ浦福祉センターの利用者受け入れ事業が1億1千5百万円、障害者グループホーム整備費補助事業が4千万円、千葉リハビリテーションセンター施設等整備事業が5千6百万円と主なものですけれども減額になった事業です。今後、31年度に向けた予算の議論につきましては、7月頃から進捗状況等を踏まえて、主要事業に基づきまして御議論をいただきまして、御意見をいただきまして、本部会においても御意見をいただいて、9月の予算要求に反映していきたいと考えてございます。

(荒井委員)

主要な事業が減ったということは分かるんですが、なぜ減ったのかというといらなくて減ったのではないと思うのと、いらなくて減ったのであればそれを新規事業に振り替えてもよかったのではないかと思うのですが、そうならなくて政策経費は減っているという実態を見ると難しいのかなと感じます。今後は、建設的な話ができると有難いなと思います。

(高梨会長)

荒井委員がおっしゃるとおり、これから私たち自身が、学習していかなければならないんだろうと思うんです。単に増えた減ったということではなくその背景や事情、現状、課題などを踏まえたうえで議論ができるようなところまで私たち自身が勉強していかなくてはいけないのかなと。来年度の進捗管理の中での課題かなと思います。吉田委員、最後にお願いします。

(吉田委員)

今の予算に関することなんですが、委員からの意見、資料2で決算関係資料の話があって、今後、議論できるようになる、これは大変有難く、感謝いたします。予算を確保するだけではなく、どのように使用するか、余っているのか、療育等支援事業のように足りないのかということを含め、決算は予算を考えるための第一歩だと私は思っています。予算に関しては議論することが出来るようになる。今度は決算について触れて実際に予算はつくったけれども、適切に使われたのかという点に踏み込んでいく、私たちの役割が重要になってくると思います。

(高梨会長)

吉田委員の要望に対して、県のほうで対応していただいたということは大変な前進であろうと思います。来年度はこの方向で生かしていけたらと思います。以上を持ちまして議題1の審議事項につきましては終了させていただきます。続いて議題2の報告事項〇1第10回世界自閉症啓発inちばについて、事務局から説明をお願いいたします。

《事務局説明》

(高梨会長)

ありがとうございました。只今の説明について、御質問等ございますでしょうか。特にないようでしたら、議題3のその他でございます。全体を通しまして意見がございましたらお願いします。よろしいでしょうか。もし、無いようでしたら以上で予定していた議題は全て終了いたします。この1年間、皆様の御協力により何とか第六次計画がまとまったかなと思います。あとは、施策推進協議会の審議を待つばかりだということになりました。今年度最後の会議になりますので、両課長から一言ずつ御挨拶を頂きたいと思います。

(吉田障害者福祉推進課長)

障害者福祉推進課長の吉田でございます。本日はどうもありがとうございました。計画最終案を御了承頂いたこと、また、これまで貴重な御意見を頂きましたこと、本当にありがとうございました。前回も大変厳しい御意見を頂き、力及ばなかった点を重々考えているところでございます。計画の実現のためには1年1年が勝負となります。各事業を実現していくためには、客観的な裏付けがどうしても必要となります。そのためにはこの本部会ですとか、専門部会でその裏付けをしっかり議論していただいて事業に繋げていけたらと考えています。そういった意味で委員の皆様におかれましては、引き続き御尽力をお願いできればと考えております。この1年間計画の策定に御尽力いただきましてありがとうございました。

(岡田障害福祉事業課長)

障害福祉事業課の岡田でございます。1年間計画の御論本当にありがとうございました。計画に掲げた施策が実行できるように取り組んでいきたいと思います。本日、お集まりの皆様にはこういった本部会の場以外でも御意見を頂いているところでございます。今後とも色々な場面で御意見、御指導を賜りますよう御礼を申し上げます。1年間本当にありがとうございますと感謝を申し上げまして御挨拶とさせて頂きます。

(高梨会長)

ありがとうございました。事務局からその他伝達事項等ございましたらお願いします。

《事務局伝達事項》

(高梨会長)

ありがとうございました。以上で本日の議事を全て終了いたします。計画策定にあたりまして本当にこの1年間お世話になりました。ありがとうございました。来年度、再来年度私どもの任期は2年ございます。立てた計画が本当に実行性のある計画として機能するように、学習も含めまして進捗管理もよろしくお願いいたします。それでは進行を事務局にお返しいたします。

(事務局)

本日は長時間にわたり御議論をいただきありがとうございました。国においても障害者基本計画を年度末までに閣議決定される予定と伺っております。以上をもちまして、千葉県総合支援協議会(第六次千葉県障害者計画策定推進本部会)第5回会議を終了いたします。本日はありがとうございました。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害者福祉推進課共生社会推進室

電話番号:043-223-2338

ファックス番号:043-221-3977

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