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更新日:令和6(2024)年4月11日

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令和5年度第2回千葉県障害者施策推進協議会議事録

1.日時

令和6年3月19日(火曜日)
10時から11時まで

2.場所

オンライン開催(公開)

3.出席者

委員:石田会長、本宮副会長、朝倉委員、荒井委員、荒木委員、伊藤委員、伊豫委員、岩野委員、植野委員、笠井委員、
久保田委員、今野委員、佐藤委員、里見委員、橋本委員、畑中委員、平野委員、藤尾委員、細井委員、山﨑委員、横川委員

 

欠席委員:馬淵委員

 

事務局:高梨部長

障害者福祉推進課:中里課長、吉原副課長、小佐野共生社会推進室長、西障害者手帳審査班長、障害保健福祉推進班 宮﨑主事、松下精神保健福祉推進班長、共生社会推進室 飯沼副主査、川﨑副主査

障害福祉事業課:鈴木課長、今成副課長、星野副課長、赤塚副課長、神戸法人指導班長、青木県立施設改革班長、和田事業支援班長、小泉地域生活支援班長、佐藤療育支援班長

4.議題

(1)第八次千葉県障害者計画(案)について

(2)千葉県障害者計画の推進体制等について

(3)令和6年度重点事業について

(4)その他

5.議事概要

(事務局)

それでは時間になりましたので、令和5年度第2回千葉県障害者施策推進協議会を開催いたします。皆様には事前に資料をお配りしておりますので、確認をお願いいたします。なお、障害者施策推進協議会は、障害者基本法に基づき設置された協議会でございます。議事録作成のため、録音しておりますので、御了承ください。また、本日は傍聴人が2名入っておりますので、併せて御了承ください。会議に先立ちまして、本日の出席状況を御報告します。22名のうち、現在19名の方に出席いただいており、定足数の過半数を満たしておりますので、会議が有効に成立していることを御報告いたします。なお、本日の欠席委員でございますが、馬渕委員から欠席の連絡をいただいております。荒井委員、岩野委員におかれましては若干遅れている状況でございます。本日、出席の事務局職員については、別添名簿のとおりでございますので、御確認ください。それでは次第に沿って順次進めて参ります。初めに、高梨健康福祉部長よりご挨拶申し上げます。

 

(高梨部長)

健康福祉部長の高梨でございます。委員の皆様におかれましては、年度末のお忙しい中、本日の会議に御出席いただき、誠にありがとうございます。また、日頃から本県の障害者施策の推進に格別の御理解と御支援を賜りまして、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。12月に開催いたしました第1回会議では、第7次千葉県障害者計画の進捗状況等について御報告申し上げるとともに、第8次千葉県障害者計画の素案について御審議いただきました。その後、委員の皆様からいただいた御意見を踏まえた計画試案により、2月から3月にかけて、パブリックコメントを実施しまして、第8次千葉県障害者計画案を取りまとめました。今回の計画では、障害のある方が、ニーズに即した多様な暮らしを実現するため、多様な障害特性に応じたグループホームの充実など、各種施策を推進することとしております。本日の会議では、計画の最終案についてご確認いただく他、令和6年度重点事業についても御報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。最後に、本日御出席の皆様の御健勝と御活躍をお祈りいたしますとともに、障害のある方が地域でその人らしく暮らせる共生社会の実現のため、今後とも一層の御支援と御協力をお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

大変恐縮でございますが、高梨部長につきましては、所用のため、ここで退席させていただきます。ここから議事に入りますが、議事に入る前に、事務局からお願いがございます。御発言の際には、リアクションボタンで挙手をしていただき、会長から指名の後、名乗った上で御発言をお願いいたします。なお、御発言なさらない間は、ミュート設定としていただきますようお願いいたします。では、ここからは、協議会運営要綱第5条の規定により、石田会長にお願いしたいと存じます。

 

(石田会長)

皆様おはようございます。本日は、皆様と一緒に、中身のある話し合いが出来る場にしたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。まず、議題に入る前に、協議会運営要綱第6条第2項の規定によりまして、議事録の署名人指名を行います。今回は、山﨑委員と久保田委員にお願いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、議題の1、第8次千葉県障害者計画案に入ります。この内容につきまして事務局からご説明をお願いいたします。

 

≪事務局説明≫

 

(石田会長)

ありがとうございました。ただいま事務局の方から、今回のこの計画について、修正の箇所を中心に説明がありましたが、委員の皆様の方から何か御意見ありましたら、お手を挙げていただければと思いますがいかがでしょうか。今回はパブリックコメントの方でもかなり詳細な御意見等が寄せられ、内容について事務局から説明があったように修正等も図られているということで、最終的にこのような形で仕上がっているという報告でございましたけれども、よろしいでしょうか。今、拝見させていただいてお手も上がりませんので、今事務局から報告をいただきましたけれども、この第8次千葉県障害者計画については、このとおり委員の皆様お認めいただけるということでよろしいでしょうか。異議がないということで、それでは、この計画については了承されました。ありがとうございました。

それでは議題2に進ませていただきます。内容につきまして事務局からご説明をお願いいたします。

 

≪事務局説明≫

 

(石田会長)

ありがとうございました。今後のスケジュールについて、このような形で進めていくという御報告でございます。委員の皆様の方から何か御質問、御意見ございましたらお手を挙げていただきたいんですが、いかがでしょうか。次年度以降ということで、この計画の次の段階ということなので、また皆様方からも様々な御意見等もあるかと思いますが、その時にはよろしくお願いいたします。では、次の議題に移ります。議題3の内容につきまして、事務局からご説明をお願いいたします。

 

≪事務局説明≫

 

(石田会長)

ありがとうございました。事務局から重点事業の主なものをピックアップして御説明いただきましたが、大変多くの内容の事業が網羅されております。委員の皆様から何か御意見御質問等ございましたら、お手を挙げていただければと思いますがいかがでしょうか。

 

(荒井委員)

資料6ページの一番下に「福祉の仕事魅力発信事業」の記載があり、新規事業ということで500万の計上かと思いますが、具体的にはどんなことをやるかということを御説明いただければと思いますので、よろしくお願いします。

 

(事務局)

「福祉の仕事魅力発信事業」ですが、厚生労働省の補助事業として国庫補助が付くことになったことから、千葉県としても今回人材確保に努めるということで、新規事業で要望しておりました。具体的な内容ですが、500万という予算のため、プロポーザル方式でその企画を募集しまして、魅力を発信する事業を募集しまして、1つの事業所に委託したいと思っています。具体的な内容としては、例えば、大学生等を対象とした就業体験とかセミナーイベントの開催、SNSを活用した障害福祉の仕事の魅力発信、後は、中高生や保護者を対象とした進路、現場説明会などを想定して、企画提案していただきたいと思っています。

 

(橋本委員)

今後の要望ですが、グループホームの充実は推し進めていただいたこともあり、数は充足してきたのかと思いますが、その後グループホームから地域で一人暮らしをしていく方を応援するためにも、自立生活援助を増やしていく必要があるのではないかと思っております。資料1の163ページを見ますと、現在県内29ヶ所ということで、まだまだ少ない現状かと思います。圏域に0ヶ所というところもありますので、今後県として自立生活援助を増やしていくことを検討していただきたいと思います。また、資料4の7ページの下から2番目にDPATの体制整備は記載されていますが、DWATの方も、研修ですとか養成の方も検討していただければと思います。

 

(藤尾委員)

御説明があった重点事項7ページの「ヘルプマーク普及啓発事業」について、今年度当初予算410万円から来年度390万円ということで20万円減っていますが、これはどのような理由なのかなということを教えていただければと思います。民間事業者への合理的配慮の提供が義務化されてこの4月から更に、社会に対して色々発信をしていかなければならない中で、下がる理由は何か、発行するのが少なかったからなのかとか、思ったほどお金がかからなかったからなのかっていうことを考えると、普及啓発事業が入っているのであれば、何か下がるということのイメージが湧かないと思ったのでこの辺の見解を聞かせていただけるとありがたいです。

 

(事務局)

確認させていただき、皆様にお伝えしたいと思います。

 

(藤尾委員)

これは意見というか、考え方ですが、下げられるものや必要ないものを下げるというのは、考え方としてあるかと思いますが、普及啓発が必要ないと判断されるということは、行き渡ったという何らかの指標があるのかなと思います。額が大きなもので、調整ということであれば理解出来る可能性はありますが、それでも、広く周知していくということは見てきた中で、足りていないということが大前提だと思います。であれば、費用が掛からなかっただけでなく、計画どおり行って余裕がある場合に、次にどのような手が打てるだろうかというような、打って出て行くような予算になっていく必要あるのではいけないかと思うので、その辺ご検討いただけるとありがたいかなと思います。

 

(植野委員)

1点はピアサポーターについて、精神障害に関しての方針ということで書かれていますが、他に知的障害や聴覚障害など様々な障害のピアサポーターが必要で、ニーズがあると思っております。その辺りについてどのようにお考えかということと、もう1点は障害者差別解消法の合理的配慮について義務となりますが、その中で、広域専門指導員の研修に当事者の代表を呼んで、色々と研修とか話し合いを積み重ねてはどうだろうかという意見ですが、その点についてお伺いしたいと思っております。

 

(事務局)

ピアサポート研修について、国が定めたカリキュラムによりまして、研修を行っておりますが、令和4年度より精神だけではなく、身体や知的も対象に研修を実施しております。令和3年度までは精神の方に限定でしたが、令和4年度以降は広く障害者の方に受講していただいております。

条例に基づく広域専門指導員についてですが、寄せられる御相談が非常に複雑多様化しているという状況です。内容も高度化しており、資質向上が今課題になっております。毎月、指導員が集まって事例検討等を行っていますが、その中で当事者団体の方を呼んだり、新たな専門知識をお持ちの方を呼んだりして、資質向上に努めていきたいと思っております。来年度についても同様に研修を行っていきたいと思いますので、御協力お願いできたらと思っております。

 

(植野委員)

1点目について、資料をみると幅が狭く見受けられたので今後検討していただければと思います。2点目については、広域専門指導員を同じ方が非常に長く務められていることもあり、地域の中での懸念が生じる恐れがあることお伝えしておきます。

 

(石田会長)

最後に、その他ということで、委員の皆様から何か御発言或いは告知等ございましたら発言いただければと思いますがいかがでしょうか。

 

(荒井委員)

要望みたいなことですが、広域専門指導員に関して、とある圏域の事例で広域専門指導員に関わってほしい旨の話をしたところ、集まりが例えば夕方以降や土日に集まりがある場合に、関われないという話がありました。そのような縛りがあるか確認したいということが1つです。時間外や土日に従事する事例を想定していないのであれば、これは早急に改善をしなくてはいけないと思います。縛りがないのであれば、それが正しく伝わっていないと思います。運用が正しくされないと意味がないので、実態に関してお伺いしたいと思います。

 

(事務局)

広域専門指導員の活動ですが、非常勤の公務員ということで、基本的な勤務時間はございますが、時間外や土日の活動についても、行っている実態はあるかと思います。担当にも話をしつつ、周知が足りないということであれば柔軟に対応できるようしていきたいと思っております。

 

(石田会長)

その他意見等ないようでしたら、議事はここで終了して、進行を事務局にお返ししたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

本日は長時間にわたり会議に御参加いただきありがとうございました。ここで、障害者福祉推進課長より一言申し上げます。

 

(中里障害者福祉推進課長)

障害者福祉推進課長の中里でございます。委員の皆様におかれましては、2年間、本協議会の運営に御協力いただきまして、ありがとうございました。新任期については、現在、各団体に対して、推薦の依頼をさせていただいているところです。今後、新たな委員を選任させていただくことになりますのでどうぞよろしくお願いします。今回、計画の改定等の様々な議案を御審議いただきまして、誠にありがとうございました。また、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

以上をもちまして、令和5年度第2回千葉県障害者施策推進協議会を終了いたします。本日はどうもありがとうございました。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害者福祉推進課共生社会推進室

電話番号:043-223-2338

ファックス番号:043-221-3977

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