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更新日:令和7(2025)年10月4日
ページ番号:803891
県民の皆様への注意喚起のため、特定外来生物に指定されているオオキンケイギクに関連する情報を掲載しています。
北アメリカ原産のキク科の多年生草本です。4月下旬から夏にかけて、道路や鉄道沿いなどの日当たりの良い場所で大群落をつくり、よく目立つ黄色い花を咲かせます。
国内では1880年頃まで、千葉県では1984年以前に侵入したとされ、これまでに全ての市町村で生育が確認されています。過去には観賞用、園芸用、緑化用などとして流通していた経緯がありますが、外来生物法により平成18年2月1日に特定外来生物に指定されて以降、栽培や流通が規制されています。
強靭な性質により在来の他の植物を駆逐し、生態系に大きな影響があり問題となっています。今のところ、健康被害の報告はありません。
道路沿いのオオキンケイギク
オオキンケイギクの花
原則として、除去は土地の所有者もしくは管理者が行います。ご自身の所有・管理する土地で発見した場合は、駆除の御協力をお願いいたします。
除去方法を誤るとかえって広げてしまうことがあるので、以下の資料等を参考にしてください。なお、ファイルサイズが大きいので閲覧にはご注意ください。
特定外来生物オオキンケイギクにご注意ください(PDF:1,518.4KB)
正しく取り除く
・最も推奨される方法は、根元から引き抜くことです。根が残ると翌年も生えてきます。除草剤の適切な使用も有効です。
・刈り取る場合は、タネをまき散らすとかえって拡大させるので注意が必要です。そのため、タネがつく前に駆除を行うと良いで
しょう。
・作業後には、道具などにタネが付着していないか確認することが重要です。
最適な時期
・結実前に駆除するのが望ましいです。千葉県の場合、開花期直後の5月上旬がベストです。
処分方法
・袋に入れるなどしてタネの飛散を防止し、乾燥させる、腐らせるなどして枯死させます。
・枯死したあとは、自治体のごみ処理方法にしたがって処分してください。
完全に枯死したオオキンケイギクを廃棄物として処理するために保管運搬する場合、手続きは必要ありません。
地域住民やボランティア等による駆除、地方公共団体等による計画的・定期的な駆除を実施する場合は、外来生物法に基づく「防除の確認・認定」の手続きをとる必要がある場合があります。詳しくは、環境省のホームページをご確認下さい。
環境省「日本の外来種対策 外来種の防除」(外部リンク)
みんなで駆除しよう オオキンケイギク(PDF:960.3KB)(九州地方環境事務所 2019年3月)
オオキンケイギクは、「特定外来生物」です!(PDF:601.7KB)(PDF:601.7KB)(九州地方環境事務所 2013年3月)
特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除にご協力ください!(中部地方環境事務所 2016年5月)
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