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更新日:令和4(2022)年11月11日

ページ番号:14949

ウミネコ|三番瀬自然環境データベース

Larus crassirostris
[チドリ目カモメ科]

一般的な特性

分布:留鳥もしくは夏鳥.北海道,本州,九州の沿岸各地で繁殖し,冬はほぼ日本全土の海域に拡がる.

生息環境:岩礁,漁港,河口部の中州,砂浜など.沿岸の無人島,岩礁などで繁殖.

食性:小型魚,甲殻類,動物の死体など.

ウミネコ
2003年11月行徳(石川一樹撮影)

三番瀬と周辺地域における生息分布状況

主に8月~9月に多く観察されている3.

平成8-9年の補足調査時には,三番瀬では約1300羽~5800羽(1996年・1997年夏季),最大約7800羽(1997年夏季)が確認されている3.

三番瀬のほかでは,舞浜,豊砂等で確認されている3.

経年的(1987年~2002年)にみると,1990年代後半にかけて個体数が増加している傾向がうかがえる3.

三番瀬の環境利用状況

船橋海浜公園地先汀線,塩浜前面域東干出部と中央干出部を採餌場・休息場の両方として利用していた.また,日の出前面域と船橋海浜公園防泥柵上を休息場として利用していた1.

利用状況

青色の枠休息場として利用

オレンジ色の枠採餌場として利用

緑色の枠休息場・採餌場のどちらとしても利用

調査地域の名称・範囲は補足説明2を参照.

 

 

 

参考文献

  • 市川二期・京葉港二期地区海浜・干潟創出基礎調査業務委託報告書(1999).
  • 市川二期・京葉港二期地区計画に係る補足調査結果報告書現況編IV(鳥類),千葉県企業庁・千葉県土木部(1999).
  • 平成15年度三番瀬自然環境総合解析「三番瀬の現状」報告書,千葉県・国土環境株式会社(2004).
  • 原色日本野鳥生態図鑑〈水鳥編〉,保育社.

お問い合わせ

所属課室:環境生活部自然保護課自然環境企画班

電話番号:043-223-2971

ファックス番号:043-225-1630

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